スタンダードじゃないよね?
四半世紀前、私が高校生だった頃の昼休み、
季節は暑い時期だと思うんだけど、
神奈川県内の共学公立高校なので、暑いからといって女子は
スカートをまくり上げて涼をとったりはしません(笑)
いつもは部室にこもって悪いことしてたんだけど、
たまたま教室にいた時に異様な光景を目にしました。
クラスの女子数人が机を囲み、それぞれの手には眩いばかりに
輝く銀色のスプーン、恐る恐る近づくと、
「見たな~」と普段からよく話す女子に睨まれました。
女子に囲まれた机の中央には『あずき缶』、
話を聞くと朝から保健室の冷凍庫で仕込んでおいたとのこと、
「○○くんも一緒に食べる?」と聞かれたけど、その時「いらね~」と
答えましたけど、ずっと気になっていました。
で始まる『あずき缶』フローズン企画?
今回はやっと5缶目です、前回から半年経過しています(笑)
妻からは「冷凍庫のあずき缶、いつ食べるの?」とせかされてた
という事情もあり、美味しい季節も到来したので、
冷凍庫で半年熟成させた『榮太郎 ゆであずき』開缶です(笑)
ここまで試したフローズン『あずき缶』は以下のとおりです。
今回は創業1818年、今年で202年の歴史を持つ『榮太郎』のゆであずき。
「は~い、榮太郎です♪」 のCMを覚えているかたも多いかと思います。
データから見てみます。
内容量:200g
熱量:394kcal(197kcal/100g)
原材料:グラニュー糖(国内製造)、小豆(北海道 十勝産)、食塩
製造所:大阪の『橋本食糧』という会社です。
ゆであずきなので材料はシンプルですね。
もぉ本当に老舗中の老舗なので期待が高まります。
「カ・イ・カ・ン」
熟成させ過ぎてしまったせいかもしれませんが、
凍りまくっています。
こりゃ今まで以上に難儀するな~と思いながら、
スプーンをねじ込むと、わりと簡単にねじ込めました。
そしてねじ込んだスプーンをゴリゴリさせると、
けっこう簡単にすくえました。
口に入れると・・・
なんとなく前回の『山清』さんや『はごろもフーズの大納言ゆであずき』で
知ってしまった感覚とは違いますね、『山清』さんなどはあずきを
食べているって感じるのですが、『榮太郎』さんのゆであずきは
凍らせたゆであずきを食べているという、そのまんまの感じです。
味はというと、けっこう甘い、でも飽きる甘さじゃありません。
今まで食べてきたゆであずき缶でいうと『井村屋』さんに近いです。
甘いんですけど、脳が欲する甘さなんでしょうかね、
ガツガツ行けます、あっという間に半分ほど食べてしまったので、
在宅勤務で運動不足極まっていることもあり残りは後日に楽しみます。
凍らせてしまっているので、凍らせる前の状態が解りませんが、
きっと『山清』さんとかと比べると、ゆで汁の量が多いのかな。
そもそも凍らせて食べるものじゃないから(笑)
やっぱ、老舗だけあって飽きない甘さですね。
好みにもよりますが、今まで食べたなかではあずきを感じたいのなら、
『山清:つぶつぶゆであずき』、『はごろもフーズ:大納言ゆであずき』、
ゆであずきの甘さを堪能したいなら、
『榮太郎:ゆであずき』、『井村屋:ゆであずき』という感じです。
これから暑くなりますから、騙されたと思って試してみてください。
少なくとも『井村屋のあずきバー』よりは『あずき』を堪能できます。
はごろもフーズの『ゆであずき』、井村屋の『ゆであずき』は
大手スーパーマーケットチェーンでもよく見かけますが、
はごろもフーズ『大納言ゆであずき』、榮太郎の『ゆであずき』は
あまり見かけることはありませんね、山清『つぶつぶゆであずき』は
かなりレアです、といっても成城石井で扱ってたけど(笑)
興味がある方はどうぞ↓↓
山清さんの『つぶつぶゆであずき』は公式オンラインで