sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

映画 劇場用実写版【秒速5センチメートル】レビュー

出典:秒速5センチメートル | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・配信・作品情報 - 映画ナタリー

 

5cm-movie.jp

 

 

前説

新海誠】さんアニメはすべて観てます。

劇場で最初に観た【新海誠】さん作品はご多分にもれず2016年公開の【君の名は。】ですが、劇場で鑑賞後に過去作品を見まくり、以降公開された劇場版もすべて劇場で観てきました。

もちろん、【秒速5センチメートル】のアニメも見ているんですが、あまり内容は覚えていません(笑)

ですが、タイトルと〇〇が素敵過ぎて内容は覚えてないけど、作品としての印象は色濃く残っています。

※〇〇については後述する内容からお察しください。

 

劇場用実写版【秒速5センチメートル】もフジテレビ・ムービー製作ですから、映画のCMは編集秀逸過ぎて映画本編より素晴らしいことが多々あるので注意してください。

 

という戯言は置いといて今回の実写版はキャスティングに不満もなく、監督も【奥山由之】さんなので、けっこう楽しみにしてたので、いつもは劇場公開から2週間くらい経過してから観にいきますが今回は公開から1週間後に観に行って来ました。

ブログ投稿は劇場鑑賞してから、1週間以上経過してしまってますけど・・・

 

ランキング

まずは当ブログのフォーマットに基づいてランキングから、週末ランキングでは前週4位だった【国宝】が21週目にしてとうとう7位になってます。

4位、5位にも注目、もちろん双方ともに観たい人はたくさんいるのは解るし、私もいずれ観たいという衝動にはかられますが、他の作品にも頑張ってほしいところです。

秒速5センチメートル】ですが週末、週間ともに2位をキープ、う~ん【チェンソーマン】強すぎですね。

 

週末ランキング

出典:今週の映画ランキング - CINEMAランキング通信

 

週間ランキング

出典:週間映画ランキング - CINEMAランキング通信

 

 

レビュー

Filmark

filmarks.com

評価:4.0

レビュー数:23,330件

 

映画.com

eiga.com

評価:4.0

レビュー数:600件

 

Sugarless Time

評価:3.7

良かったですよ。

アニメにないキャラクター、ストーリーが追加されていても違和感もないし、良いアクセントになっていましたし、演者達は素晴らしかったです。

吉岡秀隆】さん、【宮崎あおい】さん、【森七菜】さん、そして【白山乃愛】さん素晴らしいうえに本当に将来が楽しみです。

松村北斗】さん、【高畑充希】さんはW主演ですけど、及第点って感じ、まぁそれは原作(アニメ)や脚本の所為でもあるんですけどね。

 

演技と関係ないですけど、【宮崎あおい】さんがブレイクした頃って子育てに忙しくて存在は知ってましたが、出演番組をまともに見たことがなかったんですよね。

アップの顔写真でしか見たことがなかったので、丸みのある小さい顔って印象が強くて、解り易く?例えると【安達祐実】さんイメージだったんですけど、【高畑充希】さんと並ぶと背が高くて驚きました。

170㎝くらいあるんじゃないか?調べたら163cmでしたけど、155㎝以下って勝手に思い込んでいたので、作品中で一番そこが驚いたかもしれないです(笑)

 

さぁここからが本題です。

私が【新海誠】さんのアニメ作品に魅了されるのは、その美しい作画、映像が大きなスクリーンに投影されたときに感じる奥行であったり、その場所に身を投じたようなライブ感なんです。

言い換えると実際に矯正視力1.0で見る空、海、山などなどの自然と遜色ないどころか、それを超えて、さらなる奥行を感じることがあります。

なのですが、実写版はというと・・・

そういう映像をトレースしようとしているのですが、それに広がりを感じない。
スクリーンという平面に収まっているだけで、奥行きを感じることもないし、自分とスクリーンの間に距離を感じてしまう。

オリジナルアニメとシンクロした風景はワンシーンだけ、それ以外はリアルな生の風景であっても、アニメを模倣したリアルなものとしか矯正視力1.0の私の目では捉えることも感じることもできませんし、そこに私が好きな【新海誠】さん作品を感じることはできませんでした。

でも、前述した出演された方々の演技は間違いなく良かったです。

ということで3.7にしています。

 

まとめ

劇場で観終わった後に改めてアニメ版を見返しました。

アニメ版の尺は1時間ほどですので、脚本もアニメ版をトレースしながらアニメ版をリスペクトして丁寧に実写映画化されてます。
脚本も追加されたキャラクターも尺を取るためであって、オリジナルアニメに足りないものを補完するものでもないし、かといってそれが邪魔ってほどでもありません。

それは【吉岡秀隆】さんの演技やキャラクターによるところもあると思うんですけど、それはキャスティングの成功ですね。

まとめなんで話を戻しますと、この劇場用実写版【秒速5センチメートル】というのはオリジナルアニメの素晴らしを再認識するための作品です。

もちろん、主観的なものなので、その点はあしからずですけど、映像については譲りません(笑)

 

 

おまけ

ブログ投稿時点で既に放送されてしまってますけど、フジテレビ(地上波)で【秒速5センチメートル】を含む【新海誠】さんのオリジナルアニメーションが三夜連続で放送されています。

www.fujitv.co.jp

 

地上波見逃してもPrimeVideoなどで観れます。

前述した通りオリジナルアニメは1時間ほどなので、ちょっと時間が空いたときに観て感じてください。

 

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