sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

エッセイぽく書いてみる 第7回 神経質な人への先入観

出典:神経質と性格学|白揚社 -Hakuyosha-

 

物心ついてはじめて夏休みらしい休みもなく、夏らしいこともせずに仕事に翻弄され続け9月になってしまいました。

 

それで久しぶりの投稿はこれやります。

 

僕の職場にほぼ二回りほど年齢が違う同僚がいます。

僕よりも息子のほうに年齢は限りなく近いですね。

 

はじめて会った時の印象はというと、若いのに太ってんな~という外見だけの印象、太っていることと年齢に因果関係があるわけないのだが、女子にモテルことに優先順位を高く設定してた若かりし頃の僕と僕の周りには、太っているものなどいなかったのだから仕方ない。

 

僕が若かりし頃にも太っている人もいたが、それは遠い対岸の世界のことだ。

 

でも、今ほど僕の若い頃は同世代でそれほど太っている人はいなかったように感じたので、調べてみると50年前から比べると肥満傾向にある男性比率は2倍になっているらしい、一方で女性は横ばい、もしくは微減傾向にあるようです。

 

まぁ全体的に太っている人は少なかったことは事実だけど、若かりし学生時代に太っている友人はいなかったというか、はっきりいえば友人をルックスで選り好みするような奴だったわけです。

 

しかし、社会人になれば人の選り好みなどできない。

それは彼からも言えることなんだけど知ったこっちゃない。

 

ここからが本題です。

今までも太った人とも仕事は何度もしてきているが、今まで出会った太った人達はというと、おおらかでテキトーだ。
おおらかでテキトーだから太るし、おおらかでテキトーだからテキトーに付き合い易いという面は大いにあったし、そんな人ばっかだった。

 

ところが彼は神経質だ。

 

正しくは社会で職場で費やせる時間は有限です。

まして残りの人生が彼より短い僕にとっては切実です(笑)

 

僕からすると仕事する過程でそんなことに時間を費やすんじゃねーというようなことに時間を費やす。

僕からしたらどうでもいいようなことや、そんなこと己で考えろよ!というようなことを納得できるまで聞いてくる。

聞き方も面倒くさい、ひとつの事にたいして様々なケーススタディに付き合わされる。

これはなんというハラスメントですか?

 

僕は適当(テキトーではない)なので、出会って1週間も経たぬうちに彼が神経質で面倒くさいことを認知した。

 

そして彼は心配症だ。

始業開始の30分以上前には必ず出社する。

まぁこのくらいは別段おかしいことではない。

ところが、初めて彼と展示会に行くことになり、現地集合になったのだが・・・

集合場所に1時間も前に来ていた。

「心配性なので、電車遅延とか考えると・・・」

電車遅延とか不可抗力だし、誰も君を責めたりしないって思わないの?

と言いたかったが、言っても無駄ということを解っているのでスルーする。

 

彼は心配性だというが、それは小心者でもあります。

 

神経質で心配性なのに、職場に栄養士さん監修の食堂はあるけど、ランチは出勤前に購入してきたコンビニ食をたらふく食べる。

 

彼は神経質で心配性なのに自分の体調管理は無神経だ。

だから太っている。

 

そして彼は”法的に20歳以上が許される嗜好品”を吸う(固有名詞書くとAdSenseさんに怒られるので・・・)。

30年前と違って机の上で吸えるわけもなく、”法的に20歳以上が許される嗜好品”は我が職場では限られた時間、限られた場所でのみ可能なのだが、その限られた時間に少なくとも紙巻きの”法的に20歳以上が許される嗜好品”を3本は吸う。
僕も”法的に20歳以上が許される嗜好品”を吸うのだが、限られた時間で吸うのはせいぜい1本だ。

そして彼はデスクに戻ると四六時中ゴホゴホやっている。
そりゃ、太っているせいで気管が狭くなっているんだからそうなるわ(医学的な根拠はないと思います)。
と僕は客観的に思うが彼には自覚というものがないし、そんな指摘をしても面倒くさいことになりそうなので、四六時中ゴホゴホを聞いている。

 

彼は神経質で心配性なのに自分の体調管理は無神経だ。

 

職場へ出勤するさいの服装はカジュアルなもので構わない。
彼はほぼ毎日ヨレレの白の長袖シャツ、シワシワで糸のほつれが目視できるチノパンで出社してくる(寒くなると毛玉まみれのウールのハーフジャケットを羽織る)。


毎日同じである。面倒くさいので聞きもしなかいが、同じものを数着持っているのかと思ったら、ある日スーツで来たので、その理由を聞いたら、「いつも着ているものを間違って洗濯してしまったので・・・」
ヨレレの白の長袖シャツ、シワシワで糸のほつれが目視できるチノパンは替えの利かない通勤着だったのだ。

 

なのに彼は神経質で心配性なのだ。

 

彼は四六時中ゴホゴホするのと同時に、シワシワで糸のほつれが目視できるチノパンの裾をまくりあげて脛をボリボリと音を立てて掻いている。

 

席が隣なので否応なしに目に入ってくるのだ。
僕も冬場は乾燥するほうなので、その気持ちや衝動は解らなくもないが、季節を問わず四六時中は勘弁願いたい。

まだまだ暑い日が続くがあと3ヵ月もすれば脛のボリボリ音がヒートアップする季節が近づいてくる。

 

なのに彼は神経質で心配性なのだ。

 

僕のなかの太っている人は”おおらかでテキトー”という先入観は彼によって打ち砕かれた。

 

これは僕の先入観は僕を中心とする狭い狭い狭い世界の話だったことに気づくのに半世紀以上もかかってしまった話である。

 

冒頭のリンク書籍は勉強になるので興味のある方は読んでみてください。

 

sugarless time - にほんブログ村