sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

2024 J1リーグ最終節が熱過ぎでしょ!

出典:【公式】Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

 

 

ゆるいマリサポの私はここ数年はJ1リーグ終盤はワクワクドキドキ、次男がベルマーレサポなんでそっちのほうはいつもドキドキが平常運転だったんですけど、今年は終盤までどっちもドキドキしてたわりには最終節を待つことなく、すんなり残留を決めたばかりかマリノスに至ってはいつのまにか順位だけは7位まで上がってます(笑)

 

いずれにせよマリノスベルマーレも蚊帳の外ですけど、毎度最終節は熱い戦いになりがちなJ1リーグですが、今年はさらに熱過ぎでしょ!

マリサポの私には関係ないですけど(笑)

 

ここから熱過ぎる最終節についてです。

 

順位表

全38節のうち37節を終わった時点でのJ1順位表は以下の通り。

順位 クラブ名 試合数 勝点 得点 失点 最終節
1 神戸 37 69 20 9 8 58 36 22 湘南(H)
2 広島 37 68 19 11 7 71 40 31 G大阪(A)
3 町田 37 66 19 9 9 53 31 22 鹿島(A)
4 G大阪 37 63 17 12 8 46 34 12 広島(H)
5 鹿島 37 62 17 11 9 57 40 17 町田(H)
6 東京V 37 55 14 13 10 51 51 0 京都(A)
7 横浜 37 52 15 7 15 61 60 1 名古屋(H)
8 C大阪 37 52 13 13 11 43 45 -2 F東京(A)
9 F東京 37 51 14 9 14 50 51 -1 C大阪(H)
10 福岡 37 50 12 14 11 32 35 -3 川崎(A)
11 川崎 37 49 12 13 12 63 56 7 福岡(H)
12 浦和 37 47 12 11 14 49 45 4 新潟(H)
13 名古屋 37 47 14 5 18 42 47 -5 横浜(A)
14 京都 37 46 12 10 15 43 55 -12 東京V(H)
15 湘南 37 45 12 9 16 53 55 -2 神戸(A)
16 37 41 9 14 14 39 50 -11 札幌(A)
17 新潟 37 41 10 11 16 44 59 -15 浦和(A)
18 磐田 37 38 10 8 19 47 65 -18 鳥栖(A)
19 札幌 37 34 8 10 19 42 66 -24 柏(H)
20 鳥栖 37 32 9 5 23 45 68 -23 磐田(H)

 

優勝争い

優勝争いはもちろんですが、3位までに来季のACLE出場権がかかっており、G大阪にはわずかながら可能性が残っていますね。

3位との勝点差は3なのですが得失点差が10あるので、実際のところわずかどころじゃないですけど(笑)

 

さぁ優勝争いです。

優勝に最も近いのは自力優勝の可能性が唯一残されている神戸なのは間違いないのですが、ここ数試合勝ち切れなかったために優勝決定が最終節まで持ち越されたきたのも事実です。

 

以下がG大阪を含む4クラブのここ5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
神戸 △(A)柏
1-1
△(A)東京V
1-1
〇(H)磐田
2-0
●(H)F東京
0-2
〇(A)京都
3-2
広島 〇(H)札幌
6-1
●(A)浦和
0-3
●(H)京都
0-1
●(A)湘南
1-2
〇(A)磐田
2-1
町田 〇(H)京都
1-0
〇(H)F東京
3-0
●(A)鳥栖
1-2
△(A)柏
1-1
●(H)川崎
1-4
G大阪 〇(A)新潟
1-0
〇(A)磐田
4-3
〇(H)名古屋
3-2
△(A)川崎
1-1
〇(H)札幌
2-1

33節時点では広島が頭一つ抜け出し対戦相手関係からこのまま優勝すると誰もが思ったと思うのですが、まさかの3連敗。

それを追う神戸も町田も最近5節で順調に勝点を伸ばしたとはいいきれず最終節で3クラブに優勝の可能性がある状態に至っています。

それでは町田から順に最終戦の展望などを・・・

 

鹿島vs町田

町田の対戦相手となる鹿島の最近5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
鹿島 〇(A)C大阪
2-0
△(H)名古屋
0-0
〇(A)川崎
3-1
△(H)福岡
0-0
〇(A)新潟
4-0


町田はAWAYでの鹿島戦、リーグ戦の前回対戦HOMEで町田が1-0で勝利、少ない対戦成績ですが今まで公式戦は2試合対戦していずれも町田が勝利しています。

両クラブともに出場停止選手はいません。

ひと昔前なら鹿島がHOMEで負けることなんて考えないんですけど、優勝するためには勝つしかない町田、得失点差の関係から1点差でも勝って神戸、広島が負ければ逆転優勝なので慎重にゲーム運びが出来れば・・・

HOMEで優勝を見たくない鹿島の意地が空回りするような気もするんですけど、町田が序盤から勝ちを意識するようだと鹿島の術中に陥るような気もします。

 

G大阪vs広島

広島の対戦相手となるG大阪の最近5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
G大阪 〇(A)新潟
1-0
〇(A)磐田
4-3
〇(H)名古屋
3-2
△(A)川崎
1-1
〇(H)札幌
2-1

 

前述しましたが、33節時点で頭ひとつ抜け出すも残留争いする湘南、京都にまさかの連敗、そして浦和にも完敗してこのまま優勝争いから脱落かと思いきや37節で札幌に完勝して個人的には比較する3クラブのなかでは一番調子が上向いている気がしますが、対戦相手のG大阪はここ5試合4勝1分けと優勝争いをする3クラブでは最も手強い相手との対戦になっているうえにACL2から中二日での対戦となる広島のコンディションもきになるところです。

但し、広島は引き分けでも神戸が負ければ得失点差から優勝、G大阪の中心でもある宇佐美選手は怪我のため欠場が予想されるし、慎重にゲーム運びができれば負けることはないと思いますが、勝ち急ぎをするようであればG大阪の術中に陥るかも。

ちなみにリーグ戦の前回対戦は広島のHOMEで1-1の引き分け、オリジナル10同士の公式戦全対戦成績は広島からみると32勝13分34敗。

神戸vs湘南

神戸の対戦相手となる湘南の最近5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
湘南 ●(H)横浜
2-3
△(H)札幌
1-1
〇(A)F東京
2-0
〇(H)広島
2-1
〇(A)東京V
2-0

 

優勝争いをする3クラブで唯一HOMEで試合を行えるうえに自力で優勝する可能性を残すのが神戸。

神戸もACLEから中三日(しかも移動あり・・韓国ですけど)ですが主力を温存して敗戦、主力を温存して勝利ともなれば士気も上がったんでしょうけどね。

それでも36節で終了間際に引き分けに持ち込まれた次節37節では終了間際に引き分けに持ち込めたことで悪い流れにはなっていないと思いますが、HOMEゆえに逆にプレッシャーを感じてしまうような気がしてなりません・・・日本人ですから(笑)

対戦相手の湘南はというと残留も決まり、AWAYでもあるし失うものは何もなく、若手主体の選手はここで爪痕残そうとモチベーションは高いと思うだけに順位と違う結果になる可能性は十分にある気がしています。

ちなみにリーグ戦の前回対戦はAWAYで神戸が1-0の勝利、公式戦全対戦成績は神戸からみると12勝10分12敗。

総評

マリサポなんでどこが優勝してもいいんですけど、3クラブに対しての好き嫌いも多少もあり個人的に優勝して欲しい優劣をつけると広島>神戸>町田のならびです。

普通に考えると自力優勝できる神戸が優位なのは間違いないし、戦力的にも抜けているとは思うんですが、あきらめかけた優勝、そのチャンスが再び巡ってきた広島の流れなのかなと思っています。

 

残留争い

個人的に降格は鳥栖、札幌に続いて磐田で決まりかと思っていたのですが、柏は狙っているんじゃないかというくらい勝点を取りこぼす試合が続き37節で残留確定とはならず、得失点差を考慮すると可能性は低いものの降格する可能性を残しています。

新潟はというJリーグ杯というクラブ初タイトルを掴みかけるもリーグ戦では良いサッカーをするも、それが結果には結びつくことなく残留は最終戦に委ねられました。

磐田はというと降格確定となってもおかしくないところでギリギリの戦いをくぐり抜けて、最終節に残留に向けての戦いに臨むまでに至りました。

 

以下は残留を争う3クラブの最近5試合の戦績です。

  37 36 35 34 33
△(H)神戸
1-1
△(H)新潟
1-1
●(A)福岡
1-2
△(H)町田
1-1
〇(H)横浜
1-0
新潟 ●(H)G大阪
0-1
△(A)柏
1-1
●(H)東京V
0-2
△(A)横浜
0-0
●(H)鹿島
0-4
磐田 〇(H)F東京
2-1
●(H)G大阪
3-4
●(A)神戸
0-2
〇(A)C大阪
2-1
●(H)広島
1-2

前述した通りで柏は最近5試合で1勝1敗3分で勝点5、新潟は2分3敗で勝点2、磐田は2勝3敗で勝点6といったぐあいです。

新潟は勝点も積み上げていませんけど、それ以上に最近5試合で1得点しかあげていないのは気になります。

 

札幌vs柏

柏の対戦相手となる札幌の最近5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
札幌 ●(A)広島
1-6
△(A)湘南
1-1
△(H)C大阪
1-1
〇(A)名古屋
2-0
●(A)G大阪
1-2

柏はDFジエゴ、札幌はGK菅野が出場停止とそれぞれ主軸がいない状況での対戦。

札幌は降格が決まっているとはいえHOMEでもあるし、2018年から監督を務めたペトロビッチ監督の最終戦でもあって不甲斐ない戦いは避けたいところ、前節で広島に大敗したものの直近5試合は失点も減少傾向なので、札幌らしい大味な試合にはならないような気がしますね。

柏はというと、前述しましたが、とにかく試合終了間際に勝点の取りこぼしが多い。

試合内容(今期はなぜか柏戦をそこそこ観てます)も現在16位にいることがおかしいくらいのものですし、磐田、新潟との得失点差もあることから負けても5失点差で負けるとかない限り残留は問題なさそうです。

こちらも3年間監督を務めた井原監督の最終戦でもあります。

ちなみにリーグ戦の前回対戦はAWAYで柏が1-2の勝利、公式戦全対戦成績は柏からみると20勝3分13敗。

 

浦和vs新潟

新潟の対戦相手となる浦和の最近5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
浦和 ●(A)福岡
0-1
〇(H)広島
3-0
△(A)横浜
0-0
●(A)東京V
1-2
●(H)C大阪
0-1

シーズン開幕当初は優勝争いに加わってもおかしくないような選手層だった浦和も度重なる主力の移籍、その都度補強をするもフィットすることなく12位という順位で最終戦を迎えてます。

直近の5試合をみても1勝1分3敗とだらだらとフェードアウトしている感じですね。

新潟はというと・・・とにかくヤバいです。

観てて楽しいサッカーをしてるんですけど、、とにかくつまらない失点が多すぎ、それも今年に限った話ではなくここ数年ずっと同じです。

いつかはつまらない失点癖が解消されると思って観てきましたけど・・・

まぁ毎年主力を放出しているような感じなので、それも致し方ないのかもしれません。

試合展開どうのより本当に新潟には残留して欲しい。

松橋監督はマリノスOBで親近感もあるし、なにより観てて楽しいサッカーをしていることもあるし、たくさんの新潟サポーターを悲しませないで欲しい。

最後に残念なデータを紹介します。

前回リーグ戦はAWAYで新潟が2-4の敗戦、公式戦全対戦成績は新潟からみると5勝6分30敗

ちなみに書いている時点で埼玉スタジアムのチケットは完売、新幹線で1本ですから新潟のホームさながらの様相になるやもしれません(浦和サポが大挙行くような気がしませんし・・・)。

試合終了後には通算対戦成績が新潟の6勝6分30敗または5勝7分30敗になることを祈っております。

 

 

鳥栖vs磐田

磐田の対戦相手となる鳥栖の最近5試合の成績です。

  37 36 35 34 33
鳥栖 〇(A)名古屋
3-0
●(H)横浜
1-3
〇(H)町田
2-1
●(A)京都
0-2
△(H)F東京
1-1

戦力的にみて毎年降格候補と言われ続けながら評論家筋の予想を裏切ってきた鳥栖でしたが、最初に降格が確定しました。

しかし、降格が決まってからは・・・なんで降格したんだろってJリーグにありがちな戦いぶりです。

磐田はというと前述しましたが、ここまで残留という目標をギリギリのところで手繰り寄せて最終節まで辿りつきました。

調子が良いといっても対戦する鳥栖とはモチベーションも違しますし、新潟(柏)と比較すると流れ的には磐田に傾いている気がするんですけど、磐田は勝つしかない戦いのなかで、しかも新潟が負けたとしても最少失点差で負けた場合、磐田には2点差以上の勝利が必要という状態で勝ち急いで鳥栖に足元をすくわれるかもしれません。

 

総評

正直なところ個人的には残留争いをしている3クラブに変わって他のクラブに降格してほしいくらいです。

新潟については前述した通りですし、柏も然りです。

磐田もめちゃくちゃ強かった頃を知っているだけに、あの頃の強さとは言わないまでもJ1リーグにいて欲しい存在です。

 

でも、やっぱ個人的には新潟の残留争いなのに完売している埼玉スタジアム、多くの新潟サポーターの歓喜と嬉し涙映像を期待してます。

 

決戦は12/8 14:00~です。

 

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