2023年11月に『白井貴子』が1985年にリリースした5thオリジナルアルバム『FLOWER POWER』をアナログ盤として再発しました。
出典:FLOWER POWER | 白井 貴子 | ソニーミュージックオフィシャルサイト
『白井貴子』をあまり知らない方はいつも通りでウィキペディアでご確認ください。
そして2024年1月20に『KT Zepp Yokohama』で『FLOWER POWER再現ライブ & SDG'sカーニバル』を開催、ライブに行きたかったけど行けず、さらに1月20日より前に投稿もしたかったけど今さら書いてます(笑)
80年代邦楽・洋楽問わずに色んなものを聴いてましたけど、『白井貴子』はそのなかでもお気にいりのアーティストでした。
1981年~1987年の間に以下のオリジナルアルバムもコンスタントに出し続けましたが、1987年の7thアルバムをリリース後、しばらくして渡英してしまいます。
- Do For Loving -すべて愛のせいよ-
- I LOVE LOVE
- Pascal
- HEART ATACKER
- FLOWER POWER
- Raspberry Kick
- COSMIC CHILD
すべて所持していましたが何枚かは手放してしまい、太字赤フォントはは今でも手放すことなく所持し続けているアルバムになります。
上記したオリジナル以外にも以下のライブアルバムとコンピレーションアルバムも所持し続けてます。
- “NEXT GATE”LIVE
- Golden Number
過去形ではなく今でも聴くことはある『白井貴子』の作品のなかで最も気に入っているのは3rdアルバム『Pascal』に収録されたバラード『遅すぎたとしてもFollow You』。
歌詞が80年代ですけど、とにかく良いのでご視聴してみてください。
良質なバラード作品も多々あるのですが、『白井貴子』の真骨頂はロックナンバー、ここでは紹介しませんけど、当時の動画を検索視聴すれば『学園祭の女王』と称されてたのも理解できると思います(もちろん80年代を想像して理解してください)。
大好きだった『白井貴子』ですが、アルバムセールスは良かったもののシングルセールスではシチズン時計のCMのタイアップがあった『Chance!』がスマッシュヒットしたていどで、今の年齢で50代~60代前半の人以外からの認知度は高くなかったような気がします。
なんだかんだいって当時はテレビの音楽番組も多かったですし、シングルセールスの破壊力は段違いでしたからね。
ウィキペディアは見てくれれば解ると思いますが、そういうところから渡英してしまうことになるのですが・・・
それとウィキペディアのタイトルにも注目して欲しいのですが『白井貴子(歌手)』とあります。
彼女が活躍した1980年代『白井貴子』といえば、当時音楽に興味なかったり、年齢が30歳以上だったりすると、こっちの『白井貴子』を想像してたと思うんですよね。
それもメジャーになりきれなかったことに少なからず影響あったと勝手にずっと思い込んでいますし、例えるなら80年代にはインターネットなんて微塵もありませんけど、当時『白井貴子』で検索できたとしたら絶対に上位候補はバレーボールの『白井貴子』で埋め尽くされたと思います(笑)
それとここからが今回の投稿の核心部分でもあるのですが、第一線で長年活躍し続ける女性アーティストって誰が浮かびますか?
他にもいるとは思いますけど、私はこの二人しか思い浮かびません。
順序は私がユーミンファンだから、アンチ『中島みゆき』ってことではありません。
ちょっと話それますが『中島みゆき』ファンのなかにはアンチ『ユーミン』が確実に存在してます。
その一方で『ユーミン』ファンでアンチ『中島みゆき』というのを聞いたことがないんですけど、なんなんすかね?
まぁどうでもいい話です。
音楽にしろ他のジャンルにせよ人気商売ってやっぱ女性の心をいかに掴むかにかかっていると思っています。
ユーミンファンですから(昔は)ライブにも行ってたし、昔ですから限られた情報でしたけど、ユーミンファンって女性の方が多いんです。
中島みゆきに関しては自分が肌に感じる情報はユーミンに比べたら母数が少なくなるけど、やっぱ女性にも人気があるように感じています。
では、男性である自分がユーミンにたいして女性としての魅力を感じるかといったら・・・年齢も離れてますけど、答えは否です。
『白井貴子』にたいしてはアーティストとしても好きだったのはもちろんですが、女性としても当時はとても魅力を感じてました。
まだまだ男性上位の時代背景『学園祭の女王』と称されたこととからも推察できると思いますが、ライブの客層も男性が多かったんです。
では作品はどうかというと、紹介した動画『遅すぎたとしてもFollw You』のように当時の女性が共感できるものも多かったと思うんですけど、なぜかライブは男性のほうが多かった。
昔風に例えると綺麗でさらに格好良い『隣のお姉さん』、手が届きそうで届くわけもないんだけど、とにかく綺麗で格好いい隣のお姉さんのようにも感じてました。
男性がそういう風に抱く女性像にたいして、女性も1対1の関係であった場合、綺麗で格好良い憧れの隣のお姉さんになると思うんですけど、その感情が異性と同じであった場合に嫉妬に変化するんじゃないかと昔も今も思ったりしてます。
嫉妬によって彼女への入り口は狭くなり、『白井貴子』というアーティストを拒絶して、その狭い入り口の扉さえ開けない。
扉さえ開ければ、きっと彼女の作品を好きになっていたと思うんですけど、こればっかは解りません。
ここでも余談いれますけど、21世紀に入って人気だった以下の女性アーティストも巷の情報だけですけど、男性よりも女性に人気だったように感じてたんですけど、実際はどうだったんですかね?
話を戻して、今さらですけど、女性にも聴いてもらいたいし、もちろんメジャーになりきれなかった『白井貴子』の作品を聴いたことのない男性もいると思います。
オリジナルアルバム7枚はすべてお薦めなんですけど、その中から1枚だけ簡単に説明しますけど、その前にマメ知識を紹介。
今回再発となった『FLOWER POWER』のアルバムクレジットは『白井貴子& The Crazy Boys』となっています。
デビュー時はポップス的な色合いが強かったのですが、『学園祭の女王』と称される頃からロック色を強めるなかで『Crazy Boys』を結成し『白井貴子& Crazy Boys』として活動しはじめます。
しかし、オリジナルアルバムに『Crazy Boys』の名前がクレジットされるのは5thアルバムである『FLOWER POWER』からなんですね。
しかも、そのクレジットは今回再発となった『白井貴子 & The Crazy Boys』ではなく、『白井貴子 & Crazy Boys』という『The』が付くか付かないかの話です(汗)
話を戻しまして、お薦めする1枚はというと、まだポップ色が強かった頃の2ndアルバムの『I Love Love』です。
デビューはしたものの今一つの状況を打破するべく、当時所属事務所の先輩でもあった『佐野元春』の『SOMEDAY』をカバー、そこから知名度も上げていきます。
『SOMEDAY』はアルバムの1曲目に収録されていますが、それ以上にこのアルバムにはライブでの人気曲が多数収録されています。
ポップ色が強いオリジナルナンバーはライブではロック色を強め、オリジナルを超える魅力がありました(もちろんオリジナルも良いんですよ)。
数は少ないですけどアルバム収録曲の当時のライブ動画も探して聴き比べて欲しいですね。
動画で紹介した『遅すぎたとしてもFollow You』が収録されているのは3rdアルバム『Pascal』はこちらです。
最後に『FLOWER POWER』、再発したアナログ盤はプレス数も少ないと思うので、デジタル盤を紹介しておきます(笑)
この投稿をみて、80年代に彼女が作って歌った作品を特に女性に聴いてほしいですね。
今とは考え方が違うから若い人達が共感できるとは思いませんけど、50代以上の人達は80年代当時の自分に戻れると思いますよ(笑)