sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

『醜態をさらす』ということを具現化してみた

本当はこんなん書きたくないんだけど、それだけ怒っています。

 

ユーミンねたで投稿したばっかだったのに(時系列でいえば私の投稿のほうが後なのだが・・・)

www.sugarless-time.com

 

ことの発端はSNSブーメランで醜態をさらしまくっている白井についてです。

白井の安倍政権批判とかはそれが彼の仕事なんでそれを批判するつもりはさらさらないですけど、今回の件はユーミンファンとして本当に許せない!!

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出典:松任谷由実さんに「早く死んだほうがいい」 政治学者・白井聡氏、物議の発言削除し「つい乱暴なことを口走ってしまいました」: J-CAST ニュース【全文表示】

 

www.j-cast.com

 

「早く死んだほうがいい」の発端は8月28日の自身のラジオ番組「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」において安倍首相の辞任会見を見て「テレビでちょうど見ていて泣いちゃった、切なくて」というユーミンの発言に反応したのだ。

 

荒井由実のまま夭折すべきだったね」

まずこの発言に私の怒りは集約されている。

まず白井はジブリの世界くらいでしかユーミンを知らないんじゃないかということ、

そして「夭折すべき」、仮にも「京都精華大学」の講師らしいが大学で教鞭をとる人間が公に発信して良い言葉と悪い言葉の取捨選択も出来ないこと。

この発言の所為で「京都精華大学」には問い合わせの電話はもちろん、twitterにも「白井聡」個人への批判だけではなく「京都精華大学」への批判も溢れている。

大炎上しているので興味がある方は#京都精華大学 でどうぞ。

 

京都精華大学」に限った話ではなく、白井の発言により彼に関わる関係者が本来必要としない時間をこの件で費やしているのに、今これを書いている時点で白井からはそれらへの謝罪も見えてこないし、反省しているようにも伝わってこない。

さすがにユーミンに対しては謝罪らしきことを言っているが、上から目線でとても反省しているとは言い難い。

 

9月1日には「京都精華大学」からもコメントが発信されてます。

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出典:本学教員のフェイスブック上の発言について | 京都精華大学

 

大炎上している中には在校生の「就活」、来年度の「新入生」募集などを普通に危惧するツィートも溢れている。

 

私はごくごく普通のリーマンなんでシンプルに思うんですけど、これって大学が受ける被害って金額にしたらそれ相応になると思うんですけど、それでも「厳重注意」で済ませるってことは被害額が生じても、それでも白井を雇い続ける必要性があるってことなんですかね。

白井の講義を受けさせることに必要があり、白井の講義を受けるというニーズがあり、大学の経営が成り立つと考えるとかなり不愉快です。

 

荒井由実のまま夭折すべき」の中にあるワードとして「荒井由実」があります。

白井は1977年生まれなんでリアルタイムで「荒井由実」を聴いてません。

ja.wikipedia.org

ちなみに「白井聡」も「京都精華大学」のウィキペディアも一時的に酷いことになってたらしいですけど現在は荒れてません。

 

1977年生まれだとすると「荒井由実」作品は「ジブリ作品」によって知ったというのが

普通だと思うんで、こういうのも「ジブリ」は観るのねと意外な気がしました。

魔女の宅急便(1989年):ルージュの伝言やさしさに包まれたなら

 

私もリアルタイムで「荒井由実」時代を経験していません。

リアルタイムでは小学生の時に聴いた1978年リリースの「流線形'80」からです、その後にリリースされた「OLIVE」を経て「悲しいほどお天気」からどっぷりはまり「荒井由実」時代作品を遡って聴くようになっていきます。

世間に醜態をさらすということを具現化できるようものとは感性に大きな差があると思いますが、少なくとも同時代にリアルタイムでユーミンを聴いていた仲間達(小規模なコミュニティですけど)で今となっても共通するのは1980年「時のないホテル」まではユーミンの作品は絵画を観ているような世界観がありビジネスとは距離を置いたものだったことで一致します。

 

1980年冬にリリースされた「SURF&SNOW」から徐々にビジネスへの傾斜が始まり、それは緩やかに進行していき決定的になったのは1987年リリースの「ダイアモンドダストが消えぬ間に」からというのが小規模なコミュニティでの共通意見です。

いわゆるユーミンのアルバムがミリオン祭りに入る頃です。

 

上記4作品どれも秀逸なのですが、1枚選べと言われたら『悲しいほどお天気』、もう1枚と言われたら『時のないホテル』、もう1枚と言われたら『OLIVE』最後に『流線形'80』をお薦めします。

どのアルバムも違った趣があるので聴いたことのない人には4枚とも聴いてほしいし、少なくともこの4枚には『荒井由実』時代を超えた芸術家『松任谷由実』がいると思います。

 

ですから長年ユーミンを聴いてきた私としては「荒井由実のまま夭折」という大雑把な言い方も許しがたいのです。

このブログでさえも嘘の発信はしないように心掛けています。

上で紹介した作品「松任谷」姓になってからのものです。彼がこれらの作品すべて聴いたうえで「荒井由実」を持ち出すのなら、それは感性の違いですから仕方ないのですが、聴いているとも思えません。

ユーミンファンじゃなくても彼の発信は許されるものではないし、ユーミンファンだからこそ彼の発信は許されない要素もあります。

だから私は常識人としてユーミンファンとして怒りx2です!!

 

松任谷性になってからも良い作品はたくさんあります。

それだけは間違いなくて、ビジネスに傾斜し始めてからも良い作品はあります。

 

まぁ良い作品といっても世間に醜態をさらすこともできない、文章能力もお粗末なリーマンの感性ですけどね、こういう言い回しも凄く嫌なんだけど、こうなってしまいました。

 

 

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