スタンダードじゃないよね?
四半世紀前、私が高校生だった頃の昼休み、季節は暑い時期だと思うんだけど、神奈川県内の共学公立高校なので、暑いからといって女子はスカートをまくり上げて涼をとったりしません(笑)
いつもは部室にこもって悪いことしてたんだけど、たまたま教室にいた時に異様な光景を目にしました。
クラスの女子数人が机を囲み、それぞれの手には眩いばかりに輝く銀色のスプーン、恐る恐る近づくと「見たな~」と普段からよく話す女子に睨まれました。
女子の囲まれた机の中央には『あずき缶』、話を聞くと朝から保健室の冷凍庫で仕込んでおいたとのこと「○○くんも一緒に食べる?」と聞かれたけど、その時は「いらなね~」とは言ったけど、ずっと気になっていました。
で始まる『あずき缶』フローズン企画???
今回でやっと6缶目です、前回が6月末ですから3ヵ月、『榮太郎』さんを試した際に仕込んでおいたので3ヵ月も経つと、いつもように妻から「冷凍室のあずき缶、いつ食べるの?」と急かされ始めたということもあり、寒くなる前に3ヵ月熟成させた『カンピー 粒の極み』開缶です(笑)
これまで試してきたフローズン『あずき缶』は以下の通り。
今回は創業1947年(昭和22年)創業の『加藤産業』さんが扱うブランド『カンピー』の『粒の極み』です。
本当は暑い時期に食べればいいんですけど『カンピー』の扱う商品イメージがどうしても安いだけという先入観もあり、それほど食べたいという欲求もなかったのでカンピーのあずき商品としては上位商品なんですけど3ヵ月熟成させてしまいました(汗)
データから見てみます。
見難いのはいつものことなのでご愛敬です(笑)
内容量:210g
熱量:406kcal(203kcal/100g)
原材料:砂糖、小豆、食塩
製造所:岡山県の『谷尾食糧』という会社です。
原材料については公式HPでは北海道産小豆、ビート糖、あら塩になっています。
「カ・イ・カ・ン」
3ヵ月も冷凍庫で熟成させるとこんな感じになります(笑)
見た感じではあずきよりもゆで汁のほうが多くかんじますね。
実食です。
いい感じで凍っているのでけっこう難儀するな~と思いながら、スプーンをねじ込もうとしたのですが、なかなかねじ込めず、3分ほど常温放置した後になんとかねじ込みました。
※試してみる人はいないと思いますが、やわなスプーンだと負けますよ(笑)
下は食べた後の画像ですが開缶直後画像ではゆで汁が多めに感じたのですが、実際はぎっしりあずきがありかなりの『密』状態、スプーンをねじ込め難かったわけです。
口に入れると・・・
期待を裏切る食感です以前食べた『山清』さんのあずきに近いです、あずきが口の中で存在感を主張してきますね、粒も大きめなのでなおさらです。
飲み込むと公式HPでは甘さひかえめとうたっていますが、けっこう甘いし、甘さが舌にまとわりついて、その余韻がけっこう続きます。
う~ん、口に入れた瞬間は至福を感じるんだけどな~、それでも口に入れた瞬間の至福な時間を楽しんでしたら、あっという間に半分ほど食べてしまいました。
はい、200Kcal入りました!!残りは後日の楽しみます。
今まで食べた中ではあずきを感じるというところでは、『山清:つぶつぶゆであずき』、『はごろもフーズ:大納言ゆであずき』と遜色ないです。
ここは本当に好みによるんですけど、甘さ加減が『甘さひかえめ』と言われるほど感じないんですけどカンピーの他製品よりはひかえめなのでしょう、過去に食べたものとの比較にしても同日に食べ比べているわけでもなく物忘れすることが多くなった私の過去の実食したときの味の記憶との比較、その時の体調とかにも左右されているかもしれないので味については参考程度にとどめてください。
ただ、カンピーブランドに先入観があって躊躇していましたが、私の期待を遥かに裏切る良い商品だったことは間違いないです。
カンピーの安い商品はよく見かけると思いますが『粒の極み』を見つけたら凍らせて食べてみる価値あると思います。普通に凍らさない味は試してないので何とも言えません(笑)
ここまで(凍らせて)食べて美味しかったのは以下のふたつ、凍らさない味は解りませんけどお薦めです。
ふと思ったのだが当ブログに何度か登場している『紫花豆』、アイコンも『紫花豆』なんですけど缶詰はないのか?と思って調べたら、やっぱありました。
リンクは340gで3cm~4cmの花豆が15粒はいっているみたいですよ。
味はどうなのでしょうね(笑)