『東京リベンジャーズ2　血のハロウィン編　運命』レビュー

前説

久しぶりの映画レビュー、前回は4カ月以上前に投稿した以下の作品でした（汗）

レビューは4カ月以上前ですけど、映画じたいはGW明けの最初の週末に観てきたのですが、投稿するペースも遅いうえに他のことを書いていたら観てから1カ月以上経過して、2部作である本作品の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編決戦』の公開を6月30日に控えたこんなタイミングになってしまいました。

レビュー投稿も随分前ですけど、『ラーゲリより愛を込めて』以降は劇場で観たいと思う映画がなかったことも要因のひとつ、そんななかでの公開でしたから劇場で観たい欲求もありましたし、前回がけっこう良かったからもあります。

www.sugarless-time.com

レビューの前に上記リンクで触れている『とんかつDJアゲ太郎』と同じ様に主要出演者である『永山絢斗』容疑者が逮捕というニュースが飛び込んできました。

www.asahi.com

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編決戦』の公開を延期するようなことはないようですが、言いたいことはレビューの中で・・・

レビュー

いつもの通り主要サイトのレビューからです。

当ブログでは映画の内容について詳細は書かないので、より詳しい情報は以下のサイトでネタバレレビューを選んで見てください。

なお、数字は6月22日時点です。

Ｆｉｌｍａｒｋｓ

filmarks.com

評価：３．７

レビュー数：８，６７３件

Ｙａｈｏｏ！映画

movies.yahoo.co.jp

評価：３．５

レビュー数：６６１件

映画．ｃｏｍ

eiga.com

評価：３．７

レビュー数：１６４件

各サイトともに概ね映画内容に対するコメントじたいは高評価なんですけど、点数はそれほど高くないです。

その理由は以下の私のレビューを参照してください。

sugarless time

評価：２．９

映画じたいは良いんですけど、第2部『血のハロウィン編決戦』に引っ張り過ぎで、よほど1部『血のハロウィン編運命』がつまらないと思わない限り2部も観るしかないという製作サイドの露骨な魂胆が内容を超越するという映画、しかも1部の上映時間が90分、2部『血のハロウィン編決戦』の上映時間は96分、2部の冒頭で1部の回顧を入れるから1部、2部で実質180分程度、180分の映画はなかなかないですけど、編集次第で150分くらいにもできる気がするし、150分くらいの映画だったらありがちな尺になるんですけどね。

2部作にするなら最低でも1本あたり100分はオーバーして欲しいし、実際に90分はアッという間でもう終わり？嘘だろ？という具合でエンドロールの後にメイキングとかで10分くらいあるんじゃないかと普通に思ってしまうほどです。

実際に時間も短いんですけど、映画に引き込まれ分もあるから余計に短く感じてしまい良かったわりに消化不良という感じでした。

制作側も上映側も180（150）分の映画は嬉しくないだろうけど、観る側は180分程度の作品を2本に分けられてはたまったもんじゃない。

結果的に2本に分けた所為で冒頭の『永山絢斗』騒動ですから言わんこっちゃないという具合、繰り返しますけど映画じたいは悪くはないどころか良いんですけど、制作側の露骨な魂胆が超絶過ぎてそっちのほうが気に障る作品になってしまいました。

それでも『血のハロウィン編決戦』は観に行くつもりなので制作側、配給側の思う壺というのが尚更腹立たしい（笑）

最後に見どころを書くと、ストーリーもそうですが、生きのいい若手俳優陣が揃い踏みで、それぞれの個性を余すところなく映像化できています。

こういう系の映画は私自身はあまり好きな系統ではないんですけど、そんな私でも満足できるので6月30日の『血のハロウィン編決戦』公開前に『血のハロウィン編運命』を時間がありませんが観に行ってみてはいかがでしょうか。