前説
毎回ブログにするわけじゃないんですけど、だいたい1か月に最低1回は劇場で映画を観てます。
11月には劇場で観た映画3本をブログで書いているんですけど、それ以降観ていないこともあってとにかく劇場で映画を観たい衝動にかられました。
ちなみに11月に劇場で観てブログネタにしたのは以下の3本、『スズメの戸締り』は公開2か月を過ぎましたが、今でも上位にランキングされてます。
過去ブログの話は置いといて、衝動にはかられたものの私的には是が非でも観たいという映画がない、是が非でもというほどじゃないけど観たい映画は以下の4本。
これはあくまで私的なことなんですけど『スラムダンク』はリアルタイムで読んでた(見てた)世代なんで観たいことは観たいけどスポーツを題材にしたフィクションを劇場でとなると・・・
『Dr.コトー診療所』も観たいけど、公開直後に観てきた友人が絶賛、但しその友人とは感性で通じるものがないし、主要レビューサイトの評価もバラついているし、友人が絶賛していることを考えると、私は観ないほうが賢明そう。
『ラーゲリより愛を込めて』も観たい、テーマ的には是が非でも観たい、主要サイトのレビューも総じて高評価なんだけど主演が『二宮和也』、嫌いなわけではないけど、ジャニーズ事務所の役者が主演映画となると苦い記憶しかない。
というわけで消去法でタイトルの通り『イチケイのカラス』を観てきました。
テレビドラマも毎週必ず見ていたわけではないんですけど、たまに見ると面白かったこともあるし、キャスティングも良い。
そして調べてみるとなんと原作は『モーニング』に連載されていた作品、『モーニング』は10年ほど前に単身赴任をきっかけとして購読を止めましたが、学生時代から20年余読み続けてたこともあって馴染み深いことも後押し。
ランキング
週間ランキング(1月13日~1月19日)
週間ランキングでは11月からの2か月余、不動の1,2となっている2作品の間に入り込む大健闘、フジテレビの推しも凄かったけど、公開週とはいえ『スズメの戸締り』を週間で上回るとは想像もしていませんでした。
今回観てきた劇場は、もっとも利用することが多い神奈川の自宅近くの『イオンシネマ』、比較的にいつも空いていることもあってよく利用しているしてるんですけど、開場待ちのエントランスもいつもとは違ってかなり混んでましたし、『イチケイのカラス』もけっこう入ってました。
画像は貼りませんでしたが週間ランキング5位は公開5週目に突入した『Dr.コトー診療所』、フジテレビは笑いが止まらないでしょうね。
また、6位には公開6週目の『ラーゲリより愛を込めて』がランクイン、こちらも6週目で6位を維持ですから良作なんでしょうね、やっぱ観たくなってきました(汗)
週末ランキング(1月20日~1月22日)
さすがに第2週となる週末ランキングでは順位を落としましたが、それでも4位ですから上位2つを考えると上々ではないでしょうか。
『ONE PIECE FILM RED』は駆け込み需要ですね。
出典:1月20日~1月22日 今週の映画ランキング - CINEMAランキング通信
レビュー
いつもの通り主要サイトのレビューからです。
当ブログでは映画の内容については詳細は書かないので、より詳しい情報は以下のサイトでネタバレレビューを選んで見てください。
なお、数字は1月27日時点です。
Filmarks
評価:3.6
レビュー数:1,605件
Yahoo!映画
評価:3.8
レビュー数:600件
映画.com
評価:3.5
レビュー数:142件
主要サイトの評価は3.5~3.8と平均点以上という感じです。
各サイトのレビューも確認しましたが、テレビドラマを見てたかどうかで評価が分かれている感じ、どう分かれているかというとテレビドラマを見てた人達はちょっと厳しい評価、テレビドラマを見ていない人達には概ね高評価になってます。
但し、5.0に近い評価がちらほらあるかというとそういうわけではなく、3.0~4.0の間に集中している感じです。
sugarless time
評価:3.5
2時間飽きることなく観ていられるんですけど、無理を承知で言うともう少し尺を伸ばして出演者それぞれのシーンを多くしたほうが良かった感じ。
特に『竹野内豊』はいるだけで存在感は十分にあるんだけど、もっと出演シーンがあってさらに存在感を際立たせても良かったかな?
『竹野内豊』が演じる役柄も存在感があるので残念でした。
W主演でもある『黒木華』のシーンが多いこともあって、より少なく感じました。
『黒木華』も好演で文句があるわけじゃないし、主演の『竹野内豊』を尺的に食ってしまうほど出演シーンが多かった『斎藤工』、それが悪いわけでなくてストーリー的に必然性があるので、やっぱ尺が足りなかった感じです。
まとめ
各サイトのレビューで高評価まであと一歩という感じですが、興行成績としては私が思っていた以上に好調です。
個人的な感想も各サイトレビューに似ていて絶対観たほうが良いと推奨するところまではいきませんが、2時間という上映時間が無駄になるとは思えません。
今回テレビドラマとは違い『黒木華』は裁判官ではなく弁護士としてのキャスティングであったが、この作品における彼女のキャラクターがぶれるわけではなく、法こそ『正義』であるという法曹界らしいキャラクターを見事に演じ切っている。
大人になれば『正義』とは何か?ということに向かい合う機会もあると思う。
法の下の『正義』は法の下の正義でしかないし、法は大義の『正義』ではない。
『正義』とは多種多様で時代によっても変わるべきものだと思うし、もちろん法律も時代とともに変化すべきものだと思うのだが、法曹界の人間はこういう大前提が欠落しているのではないかといつも思っているのだが改めて考えさせられる。
もちろん、現在あるべき法に基づく知識・知見を生業とするのが法律家の大前提ではあるのだけど・・・
難しい話は置いといて多種多様な出演者を見ているだけでも楽しめますし、お時間があったら劇場に足を運んでみてください。
多種多様な出演者とは?
冒頭の公式リンクで確認しましょう(笑)
おまけ
週初めにアップしようと思っていたのに週末になってしまいました(笑)
2日後には1/23~27の週間ランキング、1/28、29の週末ランキングが発表なんで、タイミング悪過ぎ(泣)