sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

マルチエアコンと隠蔽配管で右往左往中(2)

 

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前回からの続きです、待つこと3週間やっと現調見積もりをしていただきました(平日です)。まだまだ在宅勤務で家にいますが、訪問した電気屋さんには妻が対応。

店頭で見積もりを頼んださいに以下でお願いしていました。

  • 既存隠蔽配管をそのまま使用
  • 露出配管にする場合

なぜなら外観重視で隠蔽配管(マルチエアコン)になっているけど、築17年経っているし、少なくとも生活している私にとって隠蔽配管だろうが露出配管だろうが大きな問題ではないんですよね、前回量販家電店で相談したさいに露出配管にすれば工事費は安く抑えられますとも言われていたこともあり、上記2パターンで見積もりをお願いした次第、但し妻は隠蔽配管(マルチエアコン)で安く済むのなら壁に穴開けたくないって言いきっておりますけど(汗)

 

電気屋さんの確認じたいは30分くらいで終わり、自宅でのランチタイムにざっくり妻から報告を受けると、配管工事より電源の引き回しがけっこう大変みたいらしい、想定では露出配管にすれば工事費は隠蔽配管に比べて2、3割安くなると思っていただけに午後の在宅勤務に差し障りが生じます(笑)

正式な見積もりは量販家電店に翌日朝までに連絡入れるので、明日以降にお店から連絡が入るのでお待ちくださいとのことでした。

 

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そして翌日7月7日(火)は友人と午後からバンクシー展を見に行く予定で有給休暇取っていたこともあり午前中は時間があったので、連絡待つまでもなく量販家電店の開店時間早々を狙って行ってきました。

開店早々に行ったにも関わらず担当の方は出張で不在、但し既に現調見積もり結果は届いていたので、それぞれの総額については別の方に計算していただいたのだが・・・

  • 隠蔽配管工事:約15万円
  • 露出配管工事:約13万円

電気屋さんが前日言っていたとおり1F分電盤から2F寝室への電源引き回しが相応にかかるらしく露出配管にしてもそれほど安くはならないことが判明、外部との交渉担当は私だが、支出に関しては我が家の大蔵省に確認しないと一歩も進めないので早々に退散、財務も重要ですが外交も重要と最近はとくに感じております(笑)

 

バンクシー展に行った翌日(7月8日)、そして今後どうするか妻と検討、寝室のエアコンは問題あるわけじゃないから買い替えずにマルチエアコン用の室外機を寝室エアコン専用にして、リビングエアコンだけ買い換えて、壁に穴開けて露出配管にするってどうだろと提案すると妻に異論はなし、それが可能であればその方向で進めることとし、正規見積もりの書面確認をするついでに今回出した我が家の案が出来るかどうかを確認するために翌日(7月9日)に仕事が終わり次第店舗に行くことにする。

 

正式な見積もりを書面確認するも金額的に大きく変わるわけもなく、露出配管が思ったより高くなっていることを説明してもらう、そして我が家で出したリビングだけ買い替え案を提示すると、第一声は「お薦めできません!」(そりゃ商売だからね)、理由はリビングに繋がっている配管を閉じる作業が発生するので別途工賃がかかるとのこと、担当者さんは提携する電気屋さんに即座に電話で確認するも、配管閉じる工事も相応の工賃が発生するので気持ち露出配管工事より安くなる程度、もう一度見ないと正確な工賃は出せないけど相応の額にはなるらしいので、現調してもらう必要もなく我が家案は24時間もしないうちに廃案に追い込まれました(泣)

 

ここまで書いてきて予算について一回も書いてないことに気付きましたので、公表しますと大蔵省である妻が望んだ予算は30万円以内、私もそのくらいで収まるものだと思っていたんですけどね。

なお長男が一人暮らしを始め今は3人居住なので「特別定額給付金」は30万円受領しましたが、これをあてにしてたわけではありません。

また、何でバタバタ急いでいるかというと本当のことは知りませんけど例年夏場のエアコン設置となると工事待ちが酷いときには1ヵ月なんて話も聞くので、本当なら春に買い替えたかったんですよね、でも初動が遅れて実際現調見積もりが3週間待ちだったので、少しでも早く決めてしまいたかったというのもあります。

 

話を戻して担当者さんと話していくなかで30万円なんて知識がないうえでの妄想にも思えてきて、予算を抑えるとか馬鹿々々しくなってきたので、隠蔽配管+マルチエアコンで普通に買い換えた場合の総額をその場で見積もりしてもらうことに・・・

 

普通のルームエアコンって室内機と室外機のセット価格じゃないですか、だからマルチエアコンって室外機はひとつで済むから、メーカーの価格競争はないにしても店頭に展示されているルームエアコン2台分相応くらいかなと夫婦して勝手に思ってたんですけどそれも知識がないうえでの妄想と思い知らされました。カタログをちゃんと見れば解るんですけど(汗)

『DAIKIN』のカタログを見ながら見積もってもらったのですが、説明を受けながらカタログに目を移すと、価格表記があります『オープン価格』ではありません。

室外機は標準的なものを、室内機は中間グレードで見積もりますと説明を受け、カタログに目を移すと表示価格は以下の通り。

2室用室外機:32万円(税抜)

6畳用(寝室)室内機:12万円(税抜)

12畳用(リビング)室内機:16万5千円(税抜)

「これはメーカー価格ですので当店の販売価格にしますと・・・」

メーカー価格だと本体だけで60万円オーバー!?、しかも税抜き、しかもマルチ用の室外機だけでこんなに高いことに絶句!? カタログをちゃんと見れば解ることです(汗)。

本体価格を販売価格にしてもらった結果は工事費込みでほぼ60万円!?

私の表情を察知したのかどうか解りませんが「本社に更なる割引交渉しますので、ここから5万円くらいは引けると思います」とのこと。

「妻に相談しないと即決できる額じゃないので・・・」と見積書を握りしめ撤収・・・

 

車で家に戻る途中、カーラジオから『大沢誉志幸』の『そして僕は途方にくれる』が流れてきたら凄いけど、私の頭の中では流れていました(笑)

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家に戻り妻に報告すると、すべてを報告し終わる前に機嫌が悪くなりました。

 

続く

 

 

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