sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

マルチエアコンと隠蔽配管で右往左往中(1)

f:id:sugarless_ice:20200629220825j:plain

 

プロローグ

 

我が家はこの春で築17年になりました。

新築当時幼稚園年長だった長男はこの春から社会人となりましたというのは本編と関係ない話ですけど・・・

我が家は横浜でも鎌倉でもない神奈川にあります。

立地条件はというと高台にあり南側に遮るものもなく南からの心地よい風が自然と入ってきます、神奈川で南風というと潮の香りがすると思われる?人もいるかと思いますが、潮の香りはいっさいいたしません(笑)

そんな我が家のエアコン利用状況はちょっと前の記事に書きましたが、

www.sugarless-time.com

2年くらい前からリビングのエアコンの効きが悪いこともあり、この春に買い替えを計画していました。といっても事前に情報収集するわけでもなく、エアコンについて詳しい知識があるわけでもない(この時点では無知といっても過言ではありません)ので春からエアコン買い替えという計画をスタートするつもりでいたんですけど、そのタイミングで「新型コロナウイルス」という未経験の事態によって発動された外出自粛要請に従順な妻、その妻に従順なわたしということでエアコン買い替えも自粛しておりましたが、6月にはいって妻からエアコン買い替え計画が発動されました。

このご時世以前から小物家電はネットで買っていましたが、白物大型家電はいまだにネットでという気持ちには夫婦ともどもなれないので、エアコン買い替え計画が発動されるとすぐに最寄りの量販家電店Aに行ってきました。

 

我が家とは

その前に我が家は注文住宅、いちよデザイナーズハウス?

注文時のマスト要件はというと以下の通り

  • リビング階段
  • 間仕切り少なくして
  • リビング吹き抜け

それらを考慮してそこそこデザイナーズハウスっぽい外観と内観になっておりますが、注文住宅ということもあり決めることが多すぎたのとお願いした建築士さん施工主さんともにスケジュールがけっこう密だったことも重なり、夫婦としてはけっこう細かいことも依頼したつもりでしたが、こと電気工事に関わる部分は建築士さんや施工主さんに任せてしまったり、まあいいかって感じになってしまったものもたくさんあります。

そのなかで今回はタイトルのとおり「マルチエアコン」と「隠蔽配管」についてです。

 

隠蔽配管

これは建築士さんからも外観をより美しく見せるために色々提案された過程でこちらとしては身に覚えがないんですけどGoサインだしてたんでしょうね、同じ分譲地にも複数同時期に建てられた家があるんですけど、ここにきてあらためて見てみると、隠蔽配管って我が家だけなんですけど・・・そもそも隠蔽配管のメリットって何?

読んでの通りエアコン配管を建物内部にはわせまくり室外機に直結させる配管。

 

メリット

通常露出配管だとエアコン本体と室外機の距離は極力短くしますけど、隠蔽配管ではその必要がありません、そして建物の外観も内観もスッキリして美しく見えますし、室外機を置く場所も選びません(実際は建物内部で配管を引きずり回してまくっています)。

 

デメリット

デメリットは今更調べなおして解ってきたことですけど、前述のとおり建物内部に配管を引きずり回していますから配管距離も長く、部材代はもちろん工賃も高くなります。さらに距離が長くなるということは必然的に故障個所も増えますし、何かあった場合のメンテナンスにもお金がかかります。

 

画像は露出配管、隠蔽配管は外からは見えません(笑)

f:id:sugarless_ice:20200713170801p:plain

出典:https://www.biccamera.co.jp/tss/index.html

 

 

マルチエアコン

ざっくり言えば一つの室外機にたいして複数の室内機を繋ぐタイプのエアコンですね。

 

メリット

室外機が少なく済みますので、室外機の設置場所を確保できない場合などには有効ですが、我が家は設置場所についてはまったく問題なかったんですけど・・・

もちろん少ないほうが見た目は良いと思いますけどね。

電源については室外機に直接電源供給することにより室内機用の電源を確保する必要がなくなりエアコン用にコンセントを取り付けることは不要になりますから室内での見た目もスッキリします。

そしてエアコンといえば壁掛けタイプを想像すると思いますが、これらは『ハウジングエアコン』と言われ壁掛けタイプはもちろん、天井埋め込みタイプ、床置きタイプ、壁埋め込みタイプ、ビルトインタイプなど部屋に応じたデザインを選べることが出来ます(我が家は壁掛けタイプですけど)。

 

デメリット

ひとつの室外機で複数の室内機を動かすわけですから室内機を同時に動かした場合の運転能力は落ちるらしいです、また室外機が故障した場合、それに繋がる室内機も動かなくなりますし、生産しているメーカーも限られます。メーカーが限られるということは価格競争も発生しませんから割高です。

 

 

概算見積もり 

リビングと夫婦の寝室が同じ室外機に繋がっていることから、この時点でエアコンに関しての知識はありませんけど室内機二つ(室外機一つ)は買い替えることになるのかなていど、そして標準工事で済むわけないというのは、なんとなく解っていたので、とにかく気になるのが工事費、そこで工事費はいくらになるのかを冒頭の量販家電店Aで概算ですが見積もりをしてもらいます。

本当なら現調して見積もりしてもらいたいところですが、とりあえず概算でお願いしたところ、担当された方も私もスタンディングのまま、担当された方は胸ポケットから取り出したメモ帳、しかもすでに1/3ほど何かしら走り書きされた文字がある紙面にザックリ計算して口頭で金額を伝えてくれたました、私の質問に対しても質問への回答だけで付加情報とかもないし、マルチエアコンの商品説明でもしてくれると思っていたら、マニュアル通りの挨拶をして私のもとから離れていきました。

 

時期も時期でエアコン売り場は凄い混んでいて忙しいのは一目瞭然なんだけど、挨拶はマニュアル通りだけど、接客はマニュアルとはかけ離れ過ぎててドン引きです(怒)

信じていいか解らないですけど工事費だけで概算9万円、戻って妻に伝えると工事費にドン引きです(笑)

 

信用できないので翌日早々に普段最も利用する量販家電店Bに訪問、こちらも混んでいましたが整理券を配っており、順番がきたらテーブルで最低限の距離を保ちながら対応してもらいましたけど、概算の見積もり工事費は15万円!?

前日にA店で9万円だったことを伝えると、設置工事費だけなら9万円くらい、築17年ということを考慮すると既存配管のクリーニングは必須なのでクリーニング料金を追加していますとのこと、じゃあ築17年ということならクリーニング以前に配管そのものが劣化していたりという問題もあるかもしれませんよね?と確認すると・・・

「ご指摘のとおりです」との返答にこちらとしては溜息を我慢するしかありません。

残酷でリアルな数字を私に突き付けてきますけど、担当された方は誠実で知識はもちろん信用するに十分な人柄、実際に現調したうえで見積もりしたほうが間違いないからと現調見積もりを勧められたので、こちらもそうしてもらいたかったこともあり素直にお願いするも3週間先しか空いていないとのこと、愕然としつつもお願いした次第です。

 

家に戻り妻に報告すると、すべて報告し終わる前に機嫌が悪くなりました。

 

続く

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村