前回からの続きです、マルチエアコンの見積もり絶句したのは7月9日、価格で決めるわけではないんだけど、少しずつ知識を蓄積してくると今後の保守とかも考えるとマルチエアコン(隠蔽配管)という設備からは決別したほうが良い結論に至りました。
使っても使ってもお金が減らないような家庭でしたら、見た目もスッキリしていますし、エアコン本体のデザインも多様なので良いと思いますけど。
あ~それにしても悔やまれるのは新築時にマルチエアコン、隠蔽配管のデメリットを知っていたらということ。
露出配管+セパレートタイプ(ルームエアコン)なら外観に支障はあるけど空調設備のイニシャルコストは半分くらいで済んでいるはず、施工業者に文句のひとつも言いたくなりますが5年ほど前に倒産しています(汗)
そしてさらに気を重くするのは今回はリビングと寝室ですけど、まだワンセットマルチエアコン(隠蔽配管)が残っています、リビングと寝室に比べたら実稼働時間は短く今のところ問題はないですけど、いずれ買い替えることになると思うと「色々節約ね」と妻が意味深な表情で言ってくるので、さらに気が重くなる(汗)
7月11日(土)妻とともに量販家電店に向かいます。
夫婦のなかでマルチエアコン、隠蔽配管は止めると結論は出ていますから、ここまで全然気にしていなかったエアコン本体の説明をしてもらいながら購入するつもり。
そもそも17年前も施工主さんに任せっきりなんで他社との比較とかもしてないし、17年前のエアコン主要機能も気にしてませんでしたし、今のエアコン主要機能もまったく解っていませんので、いちよ説明してもらいます。
我が家の(私が言っている)家電購入心得です。
- 白物大型家電は『三菱』、『日立』
- 空調機器ならプラス『DAIKIN』
- 機能が増えれば故障率アップ、価格もアップ
ということで機能的には「冷やす」、「暖める」だけで十分なんです、定期的な清掃は必要不可欠だと思っているし、自動清掃、カビ防止とかなくても良いので「DAIKIN」、「三菱」、「日立」のベーシックタイプについてざっくり説明してもらったのですが、担当者さん曰くいずれも定期的な清掃が必要とのこと(最低1ヵ月に1度)、それを聞くと即座に「やってくれる?」と私を見る人がいますけど、血液型はA型だけど適当な私は「それはやれない」と即答、担当者さんも商売ってこともありますけどベーシックなものは手間がかかると力説してくることもあり、もうひとつランクが上のグレードで検討します。
本当は「DAIKIN」にしたかったんですけど、グレードを上げると「DAIKIN」製品は「三菱」、「日立」より1台あたりの単価が1万円ほど高くなります。同グレードでは「富士通」が最安値だったので価格ならこちらと勧められますが、「DAIKIN」、「三菱」、「日立」以外は考えていないことを担当者さんに伝えます。
ちなみに17年間使用してきたエアコンは「三菱:霧ヶ峰」。
前回見積もり時にリビング12畳用で計算してもらいましたが、間仕切りがないので実際は12畳以上あり、さらにリビングは吹き抜けになっているので3次元で考えると20畳以上、現在使用しているタイプが10畳用ということもあるし、部屋全体を冷やすという発想はないこともあり10畳用に変更します。
繰り返しになりますけど本当は割高でも専門メーカーである「DAIKIN」にしたかったのですが、昭和生まれのアナログ夫婦にとって「三菱」の「はずせるボディ」の魅力に勝るものはありません、はずせるということは便利なようで、はずせる設計によるデメリットも解っているのですが、やっぱ「はずせるボディ」が決め手となり「三菱:霧ヶ峰」に決めました(細かいパーツは解りませんけど日本国内製造というのも安心)。
購入したのは「三菱:霧ヶ峰」MSZ-R2220、MSZーR2820、以下は工事費込みの合計額。マルチエアコンを止めて露出配管に変更し、(セパレートタイプ)ルームエアコンにすることでエアコン単価も安くすることができ、当初の予算をオーバーはしましたが許容範囲に抑えることができました。
これを書きながらアマゾンで同型番の本体価格を確認すると、ほとんど差はありませんでした。
購入したのはいいんですけど、何より気になるのは工事日、買い替えを急いだのはエアコン工事待ちが酷い場合には1ヵ月なんていう情報が気になっていたからなんですけど、最短で7月15日(水)に可能って!?どういうことよ!?「現調見積もりは3週間待ちだったのに何故??」と確認したところ、見積もりはしても多くのお客さんは買い控えしているとのことでした。
7月14日までのエアコン、黄ばんでいるのではなくカラーはアイボリーです、いや黄ばんでもいるだろうけど(笑)しかも夜に撮影したので暗いです。
7月15日からのエアコン、壁紙が白(上の画像は白に見えませんけど)なので以前より壁に同化している感があっていいかもしれません。
工事は3時間ほどで終わりました、ただ想定外だったのはリビングのエアコン配管はそのまま隠蔽配管を利用、業者さんいわくリビングへの配管は距離も短く状態も悪くないのでクリーニングさえすれば問題なく利用できるとの説明に、極力壁に穴を開けたくない妻は乗る気満々なので承諾しました。
穴開け作業が面倒なんじゃねと勘繰りましたけど、だって2F寝室の穴開け作業がそこそこ難渋してたようなので、でも配線は回してもらうので、それでもいいかという結論に至りました(再度買い替えになっても次回は標準工事で済むので)。
工事完了後に確認するとコンセント位置が微妙、そして穴あけ工事との差額はどうなのよと思いましたけど(笑)
3回に分けて書くことになると思いもしなかったのですが、エアコンの知識がなかったこともあり、この経験によって今更感が強過ぎですけど色々知ることが出来ました。
家電製品の寿命は住居より短いです、イニシャルコスト、ランニングコストはもちろんですけど、メンテナンスコストも十分考えましょう。
コストなんて気にしなければどうでもいい話ですけど、イニシャルコスト、メンテナンスコストを考えると『隠蔽配管』、『マルチエアコン』はどうかな??
検討されている方の参考になれば幸いです(汗)
なおエアコン設置工事の7月15日を含め、ご多分にもれず神奈川の天気はずっとぐずついており気温も低く試運転で10分ほど動かした以外は稼働していませんので買い換えて良かったとは実感しておりません(笑)