sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

早乙女貢『明智光秀』を読んでみた!?

お題「#おうち時間

 

www.nhk.or.jp

2020年度の大河ドラマが『麒麟がくる』に決定してから

そういえば『明智光秀』ものってあんまり読んでいないなと思い、

そのなかから『早乙女貢』『明智光秀』を読みましたので

それのレビューほどじゃない話です。

 

f:id:sugarless_ice:20200506212236j:plain

 

その前に『明智光秀』を主人公とした歴史小説をおさらい。

歴史小説はかなり好きなので相当読んでいますが、

明智光秀』がメインの小説ってあまり読んだ記憶がありません。

ウィキペディアでは以下のように記載があります。

明智光秀』:1910年、奥村恒次郎著
『幽鬼』:1968年、井上靖著 (短編集『楼蘭』所収、新潮文庫
国盗り物語』:1971年、司馬遼太郎著(新潮文庫
『逆軍の旗』:1976年、藤沢周平著(青樹社、文春文庫)
『桔梗の旗風』:1983年 南条範夫著(文藝春秋
明智光秀』:1988年、徳永真一郎著(PHP研究所、ISBN 4-569-56405-4)
『鬼と人と 信長と光秀』:1989年、堺屋太一著(PHP研究所
明智光秀』:1991年、早乙女貢著(文藝春秋、ISBN 4-16-723024-0)
明智光秀 本能寺の変』:1991年、浜野卓也

  (講談社火の鳥伝記文庫、ISBN 4-06-147578-9)
『反・太閤記 — 光秀覇王伝』:1991年、桐野作人著 (学習研究社
『光秀の十二日』:1993年、羽山信樹著(新人物往来社、ISBN 9784404020420)
明智光秀の生涯―歴史随想』:1996年、二階堂省著

  (近代文芸社、ISBN 978-4773349146)
『湖影』:1998年、中島道子著(KTC中央出版、ISBN 978-4877580797)
『本能寺』:2004年、池宮彰一郎著(角川書店、ISBN 978-4043687015)
『是非に及ばず』:2006年、山口敏太郎 著 (青林堂、ISBN 4-7926-0386-2)
明智光秀物語 浅き夢見し』:2006年、高橋和島 著

  (廣済堂出版、ISBN 978-4331612293)
『天眼 ─ 光秀風水綺譚』:2007年、戸矢学著

  (河出書房新社、ISBN 978-4309018348)
『覇王の番人』:2008年、真保裕一著 (講談社、ISBN 4-7926-0393-5)
明智軍戦記』:2010年、神宮寺元著 (学研プラス)
『大逆本能寺』:2010年、円堂 晃著(角川書店、ISBN 978-4890632640)
明智光秀転生―逆賊から江戸幕府黒幕へ』:2011年、伊牟田比呂多著

  (海鳥社、ISBN 978-4874158210)
『光秀の定理』:2013年、垣根涼介著 (角川書店、ISBN 978-4041105221)
本能寺の変 つくられた謀反人 光秀』:2014年、岡野正昭著

  (幻冬舎、 ISBN 978-4-344-97127-1)
明智大戦記』:2015年、竹中亮著(徳間書店、ISBN 978-4198939816)

出典:明智光秀 - Wikipedia

 

上記の中では『池宮彰一郎』さんの『本能寺』は読んでいますけど、

これって『織田信長』が主人公じゃなかったけかな~

上記にはないけど『遠藤周作』さんの『反逆』も20年以上前に

読んでいるのですが、これって『明智光秀』が主人公のような

気がしていたんですけど・・・

bookclub.kodansha.co.jp

bookclub.kodansha.co.jp

bookmeter.com

bookmeter.com

確認してみると上巻が『荒木村重』、下巻が『明智光秀』って感じですね。

 

ところで『遠藤周作』さんって歴史ものを書くってイメージが

ないのですが、あらためて調べてみると、けっこう書いてますね。

織田信長』、『大友宗麟』、『前野長康』、『小西行長』などなど、

前野長康』とかは凄く気になります。

ja.wikipedia.org

 

 

話を戻して、せっかく『麒麟がくる』放送するのだから・・・

あらためて『明智光秀』ものを読もうと思い昨年末から、

自分の生活圏にあるブックオフ店頭で探していました。

沢山の作品を読むつもりはなかったので、

読むにあたっての条件は以下のとおり。

  1. 読んでいない作品
  2. 信長に仕える前についても書いてある作品
  3. それなりのボリューム
  4. 最安値(ブックオフで税込¥110)

かなり前から『明智光秀』が主人公の大河ドラマという

ことは発表されていたこともあり、最安値のコーナーで

見つかりませんでした(泣)

上記条件の2.もけっこうハードル高いです。

 

そんななか今までも著者作品はけっこう読んでいるし、

自分の中では安定感がある『早乙女貢』さんの

明智光秀』に決めました。

 

レビュー

冒頭画像の表紙を見ればあるていど予想はしてましたし、

その覚悟も出来ていたんだけど『本能寺の変』は文庫中の

半分くらいで書かれています、以降は『光秀生存説』です。

 

本能寺の変』ついて書かれているところまでを読み終え、

『光秀生存説』にはいっていくあたりで読む速度が激遅くなりました。

しかも、途中で他の人の作品を何冊も読んでます。

本能寺の変』あたりまではそれなりに楽しめていたので、

ちょっと残念な感じになっています。

 

私的に『光秀生存説』も然りなんですが、『○○生存説』って

好きになれないんで、これは私的な感覚なので・・・

『光秀生存説』を知らない人にとっては面白いかもです。

 

『○○生存説』ってロマンもあって否定するつもりはありません、

生存説がある歴史上の人物は後世の人々に評価されていたり、

愛されていたりするわけですからね。

 

なわけで、あらためて『遠藤周作』さんの『反逆(下巻)』を

読み直すことを決意した次第ですが、手元にもなく外出も

ままならないので・・・いつになるやら(笑)

 

また、以下条件に該当する『明智光秀』作品があったら教えてください。

  • 信長に仕える前についても書いてある作品
  • それなりのボリューム

 

最後までお付き合いありがとうございます。

 

(了)