お題「#おうち時間」
そういえば『明智光秀』ものってあんまり読んでいないなと思い、
それのレビューほどじゃない話です。
歴史小説はかなり好きなので相当読んでいますが、
『明智光秀』がメインの小説ってあまり読んだ記憶がありません。
ウィキペディアでは以下のように記載があります。
『明智光秀』:1910年、奥村恒次郎著
『幽鬼』:1968年、井上靖著 (短編集『楼蘭』所収、新潮文庫)
『国盗り物語』:1971年、司馬遼太郎著(新潮文庫)
『逆軍の旗』:1976年、藤沢周平著(青樹社、文春文庫)
『桔梗の旗風』:1983年 南条範夫著(文藝春秋)
『明智光秀』:1988年、徳永真一郎著(PHP研究所、ISBN 4-569-56405-4)
『鬼と人と 信長と光秀』:1989年、堺屋太一著(PHP研究所)
『明智光秀』:1991年、早乙女貢著(文藝春秋、ISBN 4-16-723024-0)
『明智光秀 本能寺の変』:1991年、浜野卓也著(講談社火の鳥伝記文庫、ISBN 4-06-147578-9)
『反・太閤記 — 光秀覇王伝』:1991年、桐野作人著 (学習研究社)
『光秀の十二日』:1993年、羽山信樹著(新人物往来社、ISBN 9784404020420)
『明智光秀の生涯―歴史随想』:1996年、二階堂省著(近代文芸社、ISBN 978-4773349146)
『湖影』:1998年、中島道子著(KTC中央出版、ISBN 978-4877580797)
『本能寺』:2004年、池宮彰一郎著(角川書店、ISBN 978-4043687015)
『是非に及ばず』:2006年、山口敏太郎 著 (青林堂、ISBN 4-7926-0386-2)
『明智光秀物語 浅き夢見し』:2006年、高橋和島 著(廣済堂出版、ISBN 978-4331612293)
『天眼 ─ 光秀風水綺譚』:2007年、戸矢学著(河出書房新社、ISBN 978-4309018348)
『覇王の番人』:2008年、真保裕一著 (講談社、ISBN 4-7926-0393-5)
『明智軍戦記』:2010年、神宮寺元著 (学研プラス)
『大逆本能寺』:2010年、円堂 晃著(角川書店、ISBN 978-4890632640)
『明智光秀転生―逆賊から江戸幕府黒幕へ』:2011年、伊牟田比呂多著(海鳥社、ISBN 978-4874158210)
『光秀の定理』:2013年、垣根涼介著 (角川書店、ISBN 978-4041105221)
『本能寺の変 つくられた謀反人 光秀』:2014年、岡野正昭著(幻冬舎、 ISBN 978-4-344-97127-1)
『明智大戦記』:2015年、竹中亮著(徳間書店、ISBN 978-4198939816)
上記の中では『池宮彰一郎』さんの『本能寺』は読んでいますけど、
これって『織田信長』が主人公じゃなかったけかな~
上記にはないけど『遠藤周作』さんの『反逆』も20年以上前に
読んでいるのですが、これって『明智光秀』が主人公のような
気がしていたんですけど・・・
確認してみると上巻が『荒木村重』、下巻が『明智光秀』って感じですね。
ところで『遠藤周作』さんって歴史ものを書くってイメージが
ないのですが、あらためて調べてみると、けっこう書いてますね。
『織田信長』、『大友宗麟』、『前野長康』、『小西行長』などなど、
『前野長康』とかは凄く気になります。
話を戻して、せっかく『麒麟がくる』放送するのだから・・・
あらためて『明智光秀』ものを読もうと思い昨年末から、
自分の生活圏にあるブックオフ店頭で探していました。
沢山の作品を読むつもりはなかったので、
読むにあたっての条件は以下のとおり。
- 読んでいない作品
- 信長に仕える前についても書いてある作品
- それなりのボリューム
- 最安値(ブックオフで税込¥110)
ことは発表されていたこともあり、最安値のコーナーで
見つかりませんでした(泣)
上記条件の2.もけっこうハードル高いです。
そんななか今までも著者作品はけっこう読んでいるし、
自分の中では安定感がある『早乙女貢』さんの
『明智光秀』に決めました。
レビュー
冒頭画像の表紙を見ればあるていど予想はしてましたし、
その覚悟も出来ていたんだけど『本能寺の変』は文庫中の
半分くらいで書かれています、以降は『光秀生存説』です。
『本能寺の変』ついて書かれているところまでを読み終え、
『光秀生存説』にはいっていくあたりで読む速度が激遅くなりました。
しかも、途中で他の人の作品を何冊も読んでます。
『本能寺の変』あたりまではそれなりに楽しめていたので、
ちょっと残念な感じになっています。
私的に『光秀生存説』も然りなんですが、『○○生存説』って
好きになれないんで、これは私的な感覚なので・・・
『光秀生存説』を知らない人にとっては面白いかもです。
『○○生存説』ってロマンもあって否定するつもりはありません、
生存説がある歴史上の人物は後世の人々に評価されていたり、
愛されていたりするわけですからね。
なわけで、あらためて『遠藤周作』さんの『反逆(下巻)』を
読み直すことを決意した次第ですが、手元にもなく外出も
ままならないので・・・いつになるやら(笑)
また、以下条件に該当する『明智光秀』作品があったら教えてください。
- 信長に仕える前についても書いてある作品
- それなりのボリューム
最後までお付き合いありがとうございます。
(了)