2021年1月19日観ない年も多々ありますが、『大河ドラマ』ファンとしては衝撃的な発表がありました。
それは2013年『大河ドラマ』についての公式発表。
出典:2023年大河ドラマ(第62作)〈古沢良太 × 松本 潤〉令和版 NEW “徳川家康”! 大河ドラマ どうする家康 |NHK_PR|NHKオンライン
今、最も期待される脚本家のひとり・古沢良太が、新たな視点で、
誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語
国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、
今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし──三河みかわ武士の熱意に動かされ、弱小国の主あるじとして生きる運命を受け入れ、
織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ。待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ! 計算違いの連続! ガマンの限界!
どうする家康!
後ろ盾もなく、豊かな国土もなく、あるのは個性派ぞろいの家臣団だけ
豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者つわものたち
希代のストーリーテラー・古沢良太の手による、
ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント一週間の始まりにふさわしい、夢と希望にあふれた第62作大河ドラマ
出典:2023年大河ドラマ(第62作)〈古沢良太 × 松本 潤〉令和版 NEW “徳川家康”! 大河ドラマ どうする家康 |NHK_PR|NHKオンライン
『歴史ファンから少年少女まで、幅広い世代が楽しめるエンターテイメント大作!』らしいです。
数字的には平凡だったかもしれませんけど、今まで光の当たらなかった『明智光秀』を主人公にした『麒麟がくる』は総じて近年の大河ドラマでは秀逸だったと思っています。
そして話題にもされない2021年大河ドラマ『晴天を衝け』、2022年大河ドラマは私的には待ち望んでいた大河ドラマでの真田ものをいつも通りの三谷作品にしてしまった『三谷幸喜』さん脚本の『鎌倉殿の13人』なので、始まってもいませんけど骨太の大河ドラマになるとは思えません、ゆえに2023年は骨太の大河ドラマになるのではと期待していたのですが外れたようです。
ジャニーズだからとか、『松本潤』さん主演だから外れというわけではありません。
なぜ外れかといえば、いまさら『徳川家康』を主人公にするというのが大きいし、脚本が『古沢良太』さんというのも骨太な大河ドラマを期待している私からすれば外れになります。
『三谷幸喜』さんにしても『古沢良太』さんにしても脚本家としては好きですけど、私が今まで観てきた骨太な大河ドラマの脚本を書く人ではないです。
『古沢良太』さんが今まで手掛けた作品はウィキペデイアで確認してください。
松本潤さんについてもジャニーズだからとかあまり穿った目で見ることはないのですけど、『松本潤さん=徳川家康』にはやはり違和感しかありません。
『麒麟がくる』で『染谷将太』さんの『織田信長』ってどうなのよというのが当初ありましたけどね。
1980年以降の大河ドラマで『徳川家康』を演じた方々を調べてみました。
なお『徳川家康』を主人公とした大河ドラマは1983年の『徳川家康』だけですので、描かれた作品によって『徳川家康』の年齢も違ってきます。
参考までに『織田信長』、『豊臣秀吉』を演じた方も載せています。
また『徳川家康』を演じた方の当時の年齢も記載。
年 | 作品名 | 徳川家康 | 織田信長 | 豊臣秀吉 | |
---|---|---|---|---|---|
1981 | おんな太閤記 | フランキー堺 | 52 | 藤岡弘 | 西田敏行 |
1983 | 徳川家康 | 滝田栄 | 33 | 役所広司 | 武田鉄矢 |
1987 | 独眼竜政宗 | 津川雅彦 | 47 | - | 勝新太郎 |
1988 | 武田信玄 | 中村橋之助 | 23 | 石橋凌 | - |
1989 | 春日局 | 丹波哲郎 | 67 | 藤岡弘 | 藤岡琢也 |
1992 | 信長 KING OF ZIPANGU | 郷ひろみ | 37 | 緒形直人 | 仲村トオル |
1996 | 秀吉 | 西村雅彦 | 36 | 渡哲也 | 竹中直人 |
2000 | 葵 徳川三代 | 津川雅彦 | 60 | - | - |
2002 | 利家とまつ~加賀百万石物語~ | 高嶋政宏 | 37 | 反町隆史 | 香川照之 |
2006 | 功名が辻 | 西田敏行 | 59 | 舘ひろし | 柄本明 |
2009 | 天地人 | 松方弘樹 | 67 | 吉川晃司 | 笹野高史 |
2011 | 江 〜姫たちの戦国〜 | 北大路欣也 | 68 | 豊川悦司 | 岸谷五朗 |
2014 | 軍師官兵衛 | 寺尾聰 | 67 | 江口洋介 | 竹中直人 |
2016 | 真田丸 | 内野聖陽 | 48 | 吉田鋼太郎 | 小日向文世 |
2017 | おんな城主 直虎 | 阿部サダヲ | 47 | 市川海老蔵 | - |
2020 | 麒麟がくる | 風間俊介 | 37 | 染谷将太 | 佐々木蔵之介 |
こうやって歴代の演じた方々を見てみると演じる際の『徳川家康』の年齢によって変わってきますが、概ね重厚感がある人ばかりです。
その中で異彩を放つのが1992年の『信長 KING OF ZIPANGU』の『郷ひろみ』さんですね、主演が『緒形直人』さんということもあり、この時も大河ドラマも・・・と思ったものです。
出典:NHKオンデマンド | 大河ドラマ 信長 KING OF ZIPANGU 第38回 長篠の戦い
骨太な大河ドラマ復活を望む視聴者としては期待よりも不安のほうが大きいのですが、
NHKのリンクにある『松本潤』さんのインタビューを聴いてみると、ご本人の意気込みも伝わってきます、骨太の大河ドラマというものを求めなければエンターテイメントとしては良い作品になる期待を抱かせてくれます。
骨太な大河ドラマの復活を望んでいる人は多いですし、私もそのひとりですが、『時代』という言葉で片付けるのは簡単ですけど、このご時勢に昔の大河ドラマのように大掛かりな合戦シーンを望めるわけもなく、多くの人が楽しめるエンターテイメントとしての大河ドラマになるしかないのかもしれません。
それでもやはり骨太の大河ドラマ、今まで陽の当らなかった人物を描くものも制作して欲しいですね。
主演『松本潤』さん、脚本『古沢良太』さん、骨太な大河ドラマは観れませんかもしれませんがエンターテイメントとしての大河ドラマに期待したいと思っています。
そして、順次発表されていくであろうキャスティングも楽しみです。
とりあえず『築山殿』はベタですけど今なら『菜々緒』さんが適任とふと思いました(笑)
そして『徳川家康』の嫡男『松平信康』はバーターでジャニーズ事務所だと思います。
まだ2年も先ですけど、教科書以上のことを知りたければ、やっぱ本を読みましょう。
私は『徳川家康』に興味がないのと長編すぎて読んでませんけど『徳川家康』といえば『山岡荘八』さんですね。
『徳川家康』のクライマックスといえば『関ケ原の合戦』から『大阪冬の陣・夏の陣』ということで『司馬遼太郎』さんの『関ケ原』、『城塞』もおすすめですけど、『徳川家康』を嫌いになるかもしれないので覚悟して読んでください。
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