8月8~9日にかけて私のここまでの時間のなかに存在した3人の方の訃報を知りました。
小林清志
1人は『ルパン三世』、『次元大介』役の声優『小林清志』さん、享年89歳でした。
小学生の頃から『次元大介』といえば『小林清志』さんでしたから、89歳というのも頷けますし、長い間現役であったことも驚きますね。
ご冥福をお祈りいたしますとともに今まで本当にありがとうございました。
三宅一生
もう1人が『三宅一生』さん、ご存知の通り世界的なファッションデザイナー、享年84歳でした。
世界各国の主要メディアでも配信されていますね、以下はBBC。
若いときからファッション好きで、そっちにお金を費やしまくった時期、その頃に国内ブランド展開していた『イッセイ ミヤケ』のショップにも何度も足を運びました(購入した品数は数点でしたけど・・・)。
ファッションにお金の出し惜しみをしなかった頃でも『三宅一生』商品は高嶺の花で、他ブランドのデザイナーと比べてもワンランク上のファッションデザイナーという印象でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
オリビアニュートンジョン
そしてもう1人が今回タイトルにもした『オリビアニュートンジョン』享年73歳、自分も歳をとるわけですよ。
CNNももちろん配信、ニュース動画は見応えありますよ。
CNNしか確認してませんが、他国も気になりますね。
『オリビアニュートンジョン』といえば・・・世代的に分かれると思います。音楽に関しては周りに比べて(聴く方だけですけど)早熟だった私でもリアルタイムで聴いたのは映画『Xanadu』のサントラからシングルリリースされた『Magic』、『Xanadu』、そして『Xanadu』とは関係なく1981年リリースの『Physical』といった具合で、『ジョントラボルタ』と共演した大ヒット映画『グリース』(1978年の世界ナンバー1ヒット)も公開からかなり経ってから観ました。
リアルタイムでは上記の通りですけど、社会人になり自由に使えるお金が増えてからベスト盤は購入して、その中で『オリビアニュートンジョン』の『カントリーロード』なども初めて耳にしたわけですけど、1980年代と違ってこちらの彼女も好きでした。
彼女について知らない方はまずは日本語版ウィキペデイアで・・・
もっと知りたい方は英語版がおすすめ。
『オリビアニュートンジョン』を知らなくても、その作品を耳にした人は多いと思いますので、主だった作品のチャート実績は以下の通り(USのみ)。
年 | タイトル | 順位 | 邦題 |
---|---|---|---|
1973 | Let Me Be There | 6 | レット・ミー・ビー・ゼア |
1974 | If You Love Me (Let Me Know) | 5 | 愛しい貴方 |
・ | I Honestly Love You | 1 | 愛の告白 |
1975 | Have You Never Been Mellow | 1 | そよ風の誘惑 |
・ | Please Mr. Please | 3 | プリーズ・ミスター・プリーズ |
1978 | You're the One That I Want (with John Travolta) |
1 | 愛のデュエット |
・ | Hopelessly Devoted to You | 3 | 愛すれど悲し |
・ | Summer Nights (with John Travolta) |
5 | 想い出のサマー・ナイツ |
・ | A Little More Love | 3 | 愛は魔術師(マジジャン) |
1980 | Magic | 1 | マジック |
・ | Xanadu (with Electric Light Orchestra) |
8 | ザナドゥ |
1981 | Physical | 1 | フィジカル |
1982 | Make a Move on Me | 5 | ムーヴ・オン・ミー |
・ | Heart Attack | 3 | ハート・アタック |
1983 | Twist of Fate | 5 | 運命のいたずら |
邦題が昭和歌謡曲ぽくて、個人的にはちょっと嫌です(笑)
お馴染みの以下の曲については以下の通り
1973年『Take Me Home, Country Roads:カントリーロード』は日本ではオリコン洋楽チャートで15周連続1位でしたが、全米では最高位119位。
1976年『Jolene:ジョリーン』は全米未発売
上記表は全米チャートTop10にランキングされたものだけなので、もちろん他にもいい曲はたくさんあります。詳しくは以下を見てください。
オリジナルアルバム
シングル
『オリビアニュートンジョン』のアルバムも持っていたんですけど、ご多分に漏れず、結婚を機に手放しましたが、今から5年ほど前に『ブックオフオンライン』で以下を購入しました。
出典:The Definitive Collection (Olivia Newton-John album) - Wikipedia
オリビアニュートンジョンのベストアルバムは他にもありますが、初期の作品からまんべんなくセレクトされたこちらがベストオブベストだと思います。
収録曲は全22曲、以下になります。
- You're the One That I Want
- Xanadu
- Magic
- Sam
- I Honestly Love You
- Hopelessly Devoted to You
- Suddenly
- I Need Love
- A Little More Love
- Summer Nights
- Physical
- What Is Life
- Heart Attack
- Landslide
- Make a Move on Me
- Have You Never Been Mellow
- Deeper Than the Night
- Banks of the Ohio
- Take Me Home, Country Roads
- Long Live Love
- If Not For You
- Grease Megamix
良い曲はたくさんありますけど、セールス的には1981年の『Physical』、世代的に『Take Me Home, Country Roads:カントリーロード』や『Have You Never Been Mellow:そよ風の誘惑』が好きという人も多くいると思いますが、私としては『オリビアニュートンジョン』といえば『Xanadu』、みなさんにとって『オリビアニュートンジョン』といえばどの曲を思い出されますでしょうか。
いい歳をした私でさえリアルタイムで聴いた曲は数えるほどなので、アンダー50世代には馴染みのないものばかりだと思いますが、改めて若い人達にも聴いてもらいたいし、『オリビアニュートンジョン』というアーティストを知っていただければと思います。
ご冥福をお祈りするとともに、素敵な作品をありがとう。