sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

映画『騙し絵の牙』レビュー 誰がもっとも騙されたのか!?

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出典:映画『騙し絵の牙』公式サイト | 3月26日(金)全国公開


先日『イオンシネマ』の『ハッピーマンデー』を利用して以前から気になっていたものの『新世紀エヴァンゲリオン』同様に公開が延び延びになっていた映画『騙し絵の牙』を観てきましたので、ネタバレしないようにレビューのようなものです。

映画『騙し絵の牙』を知ったのは『新型コロナウイルス』が日本国内で騒がれる以前に何を観に行ったかは覚えてませんが、劇場で観た近日公開映画の予告、たぶん2020年になったばかりの頃だと思うんですけど定かではありません。

 

そして『新型コロナウイルス』によって『緊急事態宣言』となり、大手シネコンは営業自粛、公開予定作品は軒並み延期となったのはほぼ一年前のできごと。

www.sugarless-time.com

 

映画『騙し絵の牙』は当初2020年6月公開予定でしたが、2020年4月に公式に公開延期が発表されます。

movies.shochiku.co.jp

 

『緊急事態宣言』解除にともない、大手シネコンも徐々に営業を再開するも時短営業ななど『新型コロナウイルス』対策をしたうえでの営業となります。

 

そして2020年7月に公式にてさらなる公開延期が発表されます。

movies.shochiku.co.jp

 

7月の公式発表から5ヶ月経過した12月に公開日が公式発表されました。

movies.shochiku.co.jp

 

そして2021年3月26日公開、劇場予告で気になってから、その想いが途切れることなく募る想いを胸に秘め、4月5日(月)イオンシネマのハッピーマンデーを利用して観てきました。

 

レビューの前に大手シネコン各社は営業を行っていますが、現在もレイトショーは実施していません。

ゆえに終了時刻が遅くとも21:00になるようにスケジューリングされており、自宅からもっとも近い『イオンシネマ海老名』の4月5日当日の『騙し絵の牙』の最も遅い上映開始時間は18:50、18:00に在宅勤務を終えて上映時間までけっこうタイトでした(笑)

 

私は想い焦がれて?いましたけど、世間様はどうかというと、毎週月曜日に発表される国内映画ランキング『全国週末成績・興行通信社』では3月26日公開直後のランキングでは初登場4位、翌週は6位、『騙し絵の牙』より上位にランキングされている主な作品は以下の通り。

3月8日に公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は実は既に観てきていますので後日書きたいと思っていますけど・・・(汗) 

 

レビュー

冒頭に記した通りでネタバレしないレビューなので、もう少し映画内容を知りたい方は『騙し絵の牙』公式や各サイトのレビューをじっくりとご覧ください。
※各サイトの数値は4/10現在のものになります。

movies.shochiku.co.jp

 

Filmarks

filmarks.com

レビュー数:5,597

評価点:3.8

 

 

YAHOO!映画

movies.yahoo.co.jp

レビュー数:791

評価点:3.66

 

映画.com

eiga.com

レビュー数:234

評価点:3.5

 

 

タイトルにもした『誰がもっとも騙されたのか!?』

これは間違いなく私です(笑)

 

といっても映画のなかで騙されまくったというわけではありません。

 

ありがちですけど、『騙される』という期待値を上げ過ぎたということもあって、映画のなかで『騙された』という感じはしなかったですね、『そうくるか~』ってのはありましたけど、『騙された』とは感じませんでした。

 

私みたいに疑り深い性根性の人はそう感じてしまいましたけど、純真無垢な例えば渦中の皇室の方なら凄く『騙された』と感じるのかもしれません(笑)

いやいや『騙された』とさえ思わないから作品が成り立たないかもしれません(笑笑)

 

映画のなかでの話にすると、誰がもっとも騙されたのかというと、観る人によって変わります。

また、誰がもっとも騙したかというのも、観る人によって変わりますね。

 

私のなかでは騙した人は・・・・、騙された人は・・・でした。

ヒントはありません(笑)

 

私の期待値が高すぎたので、ちょっと拍子抜けした感はありますけど、各社レビューの評価点は概ね悪くはないです。

 

『騙す』、『騙される』というところの着目してしまうと期待値以下ですけど、作品として考えると面白かったですよ。

 

本当のところは解りませんけど、フィクションではあるのだけれど舞台となる出版社内でのパワーゲームは『半沢直樹』なんかと比べると実際にあるように思えて、まったく異業種畑を歩んできた私には興味深く新鮮な内容でした。

 

出演されている方々もバラエティにとんでいて、かつ演技力には評判のある方ばかりなので観る価値はあると思います。

 

誰がもっとも騙したのか?騙されたのか?

 

それは観るあなた次第です。

 

まだまだ『新型コロナウイルス』感染については予断を許す状況ではありませんけど、事前に混み具合などをチェックのうえ興味のあるかたは劇場に足を運んでみてください。 

 

映画を観る前に原作が読みたかったら・・・

大泉洋』さんを当て書きしたという原作はこちら。 

騙し絵の牙 (角川文庫)

騙し絵の牙 (角川文庫)

 

 

原作レビューはこちらです。

原作のほうが『騙された』感はあるようです、読んでみたくなりますね。
なので、映画観てから原作読みのほうが良いかもしれません。

bookmeter.com

 

 

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