前説
コロナ禍で制約がまだまだ続いてますけど、メディアの情報を鵜呑みにすることなく情報を収集し正しい判断をしてください。
考えることは無駄になりませんから、後付けが酷い推理小説よりメディアが発する情報を分析すればその情報の真意なんて単純明快ですからある意味面白いですよ(笑)
メディア批判でもあり、そんなメディアに利用される人への批判でもあるのですが、今回紹介する『るろうに剣心 最終章 The Final』はメディアに乗っかって観にいったわけではありません(笑)
2020年公開予定だった『るろうに剣心 最終章』は『新型コロナウイルス』により公開延期、延期中には出演者『伊勢谷友介』逮捕などありましたが、2020年公開延期から早々に発表した予定通り2021年GW前に2部作となる1作目の『The Final』が公開されました。
GW真っただ中の5月3日(月)に『イオンシネマ』の『ハッピーマンデー』を利用して観に行ってきたのでネタバレしないようにレビューのようなものです(笑)
東京都緊急事態措置等
観に行ってきてから一週間を経過したのですが、その間に映画関係者を困らせるニュースも入ってきました。
5月7日に発表された東京都の2021年5月12日~5月31日までの期間に関する要請『新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等』。
詳細は以下のリンクを参照。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等
これに対して映画館などでくる『全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)』が5月11日に発表した声明が大手マスコミでも取り上げられました。
全興連の声明文全文は以下リンクを参照。
要請は東京都が対象なので『横浜』でも『鎌倉』でもない神奈川在住かつ在宅勤務中の身の上ゆえに都内の映画館の状況は解りませんが、神奈川県内でコロナ禍であっても何度か映画館に行ってますが『鬼滅の刃』は知りませんけど、鑑賞した席は全てひとつ飛ばしですし、入場の際の検温、半券もぎりなし、手の消毒、もちろんマスク着用、劇場内の座席等手に触れるものにたいしてのスタッフによる消毒作業など、出来る限りの対応は十分過ぎるほど実施しています。
私が思うに劇場内よりも劇場に向かうまでのほうが感染リスクが高いような気がするんですけどね。
他にも思うことはありますが、本編から脱却するのでここまでにしときます。
興行成績
まずは興行成績、楽しみにしていたし期待も大きかったのですけど公開前週に大人気アニメ『名探偵コナン』最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』公開されていたので1位は難しいなと思っていたのですが、その通りでした。
そりゃそうだよね、子供も楽しめる映画には勝てるわけありません。
このご時勢ですから、子供が観たいといえば親もセットですから、一家総出で『名探偵コナン』という光景を観に行った日も目のあたりにしまくりました。
5月11日発表のランキングでも『るろうに剣心』公開3週目、『名探偵コナン』公開4週目も状況は変わっていません。
但し、上記ランキングでは数値が解りませんが『映画.com』のランキングでは公開週の劇場館数(スクリーン数ではありません)が載っています。
参考までに他の作品も記載しました。
- 名探偵コナン 緋色の弾丸:372館
- るろうに剣心 最終章 The Final:251館
- シン・エヴァンゲリオン劇場版:346館
- 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編:365館
- ノマドランド:182館
- 劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班:315館
- 花束みたいな恋をした:350館
出典:国内映画ランキング(2021年5月8日~2021年5月9日) - 映画.com
注目された作品なのに『るろうに剣心』公開館が少なすぎます。
コロナ禍で満席に出来ないのですから公開館数で差が出てしまうのも必然ですね。
サイトレビュー
私のレビューと呼べないものの前に主要サイトの評価です。
※各サイトのレビュー数、評価は5月12日時点のものです。
Filmarks
レビュー数:9771
評価:4.0
Yahoo!映画
レビュー数:1788
評価:3.89
映画.com
レビュー数:342
評価:3.6
出典:映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』公式サイト
レビューのようなもの
アクション映画としてはこの『最終章 The Final』シリーズ最高傑作といっても過言ではありませんし、そのアクションシーンだけで若かったらご飯3杯はいけます。
加齢に伴い小食な今となっては3杯はいけませんけど、アクションシーンだけでも観る価値はあります。
というかこれは観たほうが絶対良いですよ!!
アクションシーンだけでお金払って観るに値します。
ハッピーマンデー利用して観たことが恥ずかしくさえ思えましたから。
原作との比較ということをいえば不満もありますけど、映画『るろうに剣心』としてはシリーズ最高傑作といって過言ではないし、是が非でも劇場でこそ観るべきと思える日本映画って個人的にはあまりないなかで、これこそ劇場で観て欲しいと思えます。
目と耳で観るのでなく体全体で感じることのできる映画になっていると思えますよ。
海外への配給も決まっているようなので、日本よりもさらに海外でのほうが高評価を得られるかもしれないという感じといえば解り易いかもしれません。
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開は6月4日(金)です。
6月4日までに『るろうに剣心 最終章 The Final』を観ておいたほうがいいですよ。
といっても6月4日以降は多くの劇場で両作品ともに観れると思いますけど、間違って先に『The Beginning』を観てしまうことがないようにという注意喚起です(笑)
また、東京都内の映画館が5月12日以降どうなるのか解りませんが、東京都内で鑑賞予定だった方は事前情報を入手したうえで鑑賞してください。
『るろうに剣心 最終章』は今までの作品を観ていなくても十分に楽しめる作品ですけど、『るろ剣』初心者で事前準備してから観たいという方は様々な方法で過去作品を観ることができますので、時間に余裕がある方はお試しください。
おまけ2つ
伊勢谷友介
公開が延びたこともあり、全編カットはしていないけど、そこそこ編集してるように感じました。
有村架純
台詞の少ない彼女は素敵です(笑)