１０月９日朝いつも通り始業開始前ヤフーニュースを見ていると気になるニュースが・・・「ベルリンの少女像撤去」のニュースがひと際目を引いた。
以下はヤフーニュース（時事通信）からニュースの概要
在ドイツの韓国系市民団体「韓国協会」がベルリン市中心部ミッテ区に設置した従軍慰安婦を象徴する少女像について、同区は8日、設置許可を取り消し、14日までに撤去するよう同協会に指示したと発表した。 フォンダッセル区長は「政治的、歴史的に複雑な2国間対立をドイツで扱うのは不適切だ」としている。 区は声明で、像は設置承認の過程では「戦時中の性暴力に反対の意思を示すもの」と捉えられていたと説明。しかし実際は「第2次大戦中の日本軍のみを対象」にしており、日本やベルリンで「いら立ちを招いた」と指摘した。
出典：ベルリンの少女像、撤去指示 日韓対立、独で展開「不適切」（時事通信） - Yahoo!ニュース
ヤフーニュースに掲載されたのは「時事通信」社から、配信時間は１０月９日 ０６：０７、時事通信配信なのでニュース内容はともかく「撤去指示（設置許可取り消し）」は間違いなさそう。
始業開始の９：００までにざっと各社のニュースサイトを除いてみると・・
一番早かったのはヤフーニュースで「共同通信」配信で１０月８日 １９：２９？
続いて「産経新聞」が１０月８日 ２３：５３
次が「共同通信」と配信先である「東京新聞」が１０月９日 ００：３６、すでにヤフーニュースで配信先「共同通信」で１９時代に掲載しているのに自社は４時間遅れ？
続いて「日本経済新聞」が「共同通信」配信で１０月９日 ０１：００
毎日新聞が１０月９日 ０１：０８
しばらく時間をおいて１０月９日０６：０６に「時事通信」
始業開始の９時前にほとんどの全国紙および主要通信社がｗｅｂサイトで同ニュースを掲載、全国紙で未掲載なのは「読売新聞」と「朝日新聞」のみ。
業務開始時間になったので、そこで一旦新聞社のサイト巡りは中断、そして１２：００を過ぎて昼休み時間になったので再び「読売新聞」と「朝日新聞」のｗｅｂサイトを確認すると読売新聞が１０月９日 ０９：５６
「朝日新聞 デジタル」は昼休みが終了する１３：００になってもいまだ掲載されていない、ここまでくるとさずがに掲載しないでスルーを決め込んだほうが「朝日新聞」らしいので、このままかなと思っていたものの気にはなるので、業務終了時刻の１８：００を過ぎて改めて確認するも、いまだ掲載されていない。
まぁそれはそれで潔いんじゃないと思ってたんだけど。
夕食を食べてまったりして２１時過ぎに再び確認したら掲載されてました。
時間は１０月９日 １９：１１
地方新聞を除いて時系列で追うと上記のような結果でした。
それにしても「朝日新聞」なんで２４時間遅らせてまで掲載したんですかね。
今回のニュースは海外からなので新聞各社で時間がずれるのも仕方がないと思いますので、各社の海外ネットワークについても確認してみます。
以下の新聞社は「共同通信」からの配信を受けています、およびベルリンに支局を持っていません。
※産経新聞はヨーロッパではロンドン、パリに支局あり
以下はベルリンに支局があります（朝日新聞だけ画像貼り付け）。
共同通信にはベルリン支局があるので「共同通信」から配信を受けている新聞社がそれより遅れるのは解るんですけど「毎日新聞」はともかく「読売新聞」もそこそこ遅く、「朝日新聞」は先に記した通りです。
このニュースじたいは日本時間の９月２８日、翌２９日には加藤官房長官が記者会見で撤去にむけてアプローチしていくと言っている。
ですから新聞社の支局勤めの事情なんてまったく知らないけど、設置したで終わらないと思うし、引き続き注視していく事案だと思うんですけどね。
「朝日新聞」が２４時間も遅れたのは「朝日新聞」社内事情もありそうなんで解らなくもないんだけど、なんで「読売新聞」が１２時間以上遅れたのかも気になります。
ちなみに冒頭の引用にあるようにドイツからしたらドイツとは関係ない「２国間対立」なので、海外ではどう報じたか調べてみましたがAP通信は伝えているがロイターは伝えてませんし、ドイツの通信社、新聞もいちよ確認しましたが報じていないようです（見落としがあるかもしれませんけど）。
もちろん「韓国」大々的に伝えています（リンクは貼りませんけど）。でも、調べる限り「日本」と「韓国」で騒いでいるだけでした。もちろん当事者たる日本人なんで気にはなりますけど両国間で騒いでいるけど世界的には・・・でした。
２４時間遅れて掲載するのもなんだかなとも思いますが、世界的にはニュースにもなっていないことなんで「朝日新聞」の対応は世界基準？なんて考えたりしますが「朝日新聞」社は日本の新聞社なんだから社内事情があるにしても、こういう報道姿勢はいかがなもんかと思った次第です。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
