出典:https://www.youtube.com/watch?v=yWQItzu34jM
WEリーグ参入クラブ発表記者会見
2021年秋に開幕する『WEリーグ』に参入するクラブの公式発表、および記者会が2020年10月15日に行われました
それに先立つ2020年6月3日に名称となったWEリーグについての公式発表も日本サッカー協会公式ページに公開されています。
新リーグの名称は、「WEリーグ(Women Empowerment League)」。「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念としており、この名称にはWEリーグの誕生によってこれまでなかった“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す、という思いが込められています。
出典:日本初の女子プロサッカーリーグが2021年秋開幕 名称は『WEリーグ』に決定!|JFA|公益財団法人日本サッカー協会
下の動画も素敵です。
2020年時点での日本女子サッカーは「なでしこリーグ」がトップリーグとして位置づけられているが2021年からは以下の構成となります。
出典:日本女子プロサッカーリーグ設立について | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
なでしこリーグ
2020年現時点での『なでしこリーグ』は以下の構成
なでしこリーグ1部
「なでしこリーグ1部」所属クラブは以下の通り
- マイナビベガルタ仙台レディース
- 浦和レッドダイヤモンズレディース
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
- 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- ノジマステラ神奈川相模原
- アルビレックス新潟レディース
- 伊賀FCくノ一三重
- セレッソ大阪堺レディース
- INAC神戸レオネッサ
- 愛媛FCレディース
なでしこリーグ2部
「なでしこリーグ2部」所属クラブは以下の通り
- ちふれASエルフィン埼玉
- FC十文字VENTUS
- オルカ鴨川FC
- スフィーダ世田谷FC
- 日体大FIELDS横浜
- ニッパツ横浜FCシーガル
- 大和シルフィード
- AC長野パルセイロ・レディース
- バニーズ京都SC
- ASハリマアルビオン
チャレンジリーグ
「チャレンジリーグ」所属クラブは以下の通り
EAST
WEST
- スペランツァ大阪高槻
- セレッソ大阪堺ガールズ
- 岡山湯郷Belle
- 吉備国際大学Charme岡山高梁
- アンジュヴィオレ広島
- 福岡J・アンクラス
WEリーグ
WEリーグへ加入申請は2020年7月31日に締め切られ8月1日に17クラブからの加入申請があったことを公式発表されています。
そして10月15日に参入クラブが公式発表されました。参入クラブは以下の11クラブとなっています。
- マイナビ仙台レディース
- 浦和レッドダイヤモンズレディース
- 大宮アルディージャ
- ちふれASエルフィン埼玉
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
- 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- ノジマステラ神奈川相模原
- AC長野パルセイロ・レディース
- アルビレックス新潟レディース
- INAC神戸レオネッサ
- サンフレッチェ広島F.C
WEリーグ公式はこちらです。
17クラブからの申請があり11クラブ参入決定となりましが、参入を認められなかった6クラブについては公式発表されていませんが、現時点で4クラブについては判明しています。
サッカー女子「群馬ホワイトスター」 プロ「WEリーグ」に入会申請|群馬のスポーツ|上毛新聞ニュース
【伊賀FCくノ一三重】WEリーグ入会審査結果について – 伊賀FCくノ一三重
また2020年なでしこリーグ1部の「愛媛FCレディース」は参入申請を見送ったことも判明しています。
女子プロサッカー「WEリーグ」 愛媛FCLは申請せず|愛媛新聞ONLINE
参入クラブが11だったことも10月15日の記者会見で質問がされていましたが、偶数のほうがもちろん良いですけど、あまり拘る必要もないと思っています。
参入が決定している11クラブはいずれも比較的に経営母体やスポンサーがしっかりついています。今回の試みに投資する心意気にサッカーファンとしては感謝するしかないです。参入を見送られたクラブに関しても心意気は賞賛に値しますが、やはり運営面を考慮すると部外者ですけど、もし参入が決まっていてもという不安は拭えません。
はずれたクラブはどうなるのか?
なでしこ1部からは前述した通り『伊賀FC』参入見送り、『愛媛FC』申請見送りとなった一方で、なでしこ2部の『ちふれAS』、『AC長野』が参入となっていますが現時点で2021年「なでしこリーグ」組織は公式発表されていません。
「なでしこリーグ」は「ほっともっと」、「やよい軒」を運営する「Plenus」が冠スポンサーとなっており、『WEリーグ』設立によりスポンサーをいつまで継続するかも気になるところですが(案)としては以下となっています。
出典:日本女子プロサッカーリーグ設立について | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
これは創成期のJリーグにも言えたことですが、トップリーグだけでは盛り上がりません、今後の「なでしこリーグ」の運営にも注目です。
感想
『WEリーグ』についてですが、私個人としては現在女子のトップリーグである「なでしこリーグ」が昔風に例えるなら「実業団リーグ」に近いものであることは知っていましたしたが「なでしこJAPAN」ほどの人気があるわけもなく身の丈にあっていると思っていたので、プロリーグ設立には驚きました。
でも「Jリーグ」だって前身である「JSL:日本サッカーリーグ」を知っているものからしたら「大丈夫?????」ってリアルに懐疑的なところからスタートしているのをリアルタイムで知っています。ゆえに子育ても終わり、比較的に時間も自由になるので微力ですが、もう応援して止まなかった「田中陽子」選手は今は在籍していませんが地元神奈川の「ノジマステラ神奈川相模原」のゲームを観に行くことで力になりたいと思っています。
10月15日の記者会見でも岡島チェアマンも言ってましたが、現在「なでしこリーグ」の観客のほとんどが男性です。これはJリーグにも言えることですが「ノジマステラ神奈川相模原」の試合には何度も行っていますがJリーグ以上に男性比率が高いです。しかもアラフォー、アラフィフ、アラカンの男性が多い。そして女性比率、特に若い女性は凄く少ない。これは「ノジマステラ神奈川相模原」だけのような気もしていましたが、チェアマンの話を聞くと総じてそうだったのかと納得してしいました。
数は少ないですけど前述したようにコアなファンは存在しています。その一方でネット上では男子サッカーと比較してレベルが低くて見てられないなどの書き込みもよく見ます。けど、サッカーが好きなら好きな人達がこれからスタートする『WE』リーグをファンという立場から支えて、さらに発展に一役かっていかなければいけないと思います。だってJリーグだってそんなところからスタートしたんだから。
そして忘れちゃいけないのが2021年秋開幕ってことですね、どうなるか現時点では解りませんが2021年東京オリンピック直後に『WEリーグ』は開幕です。
最近『なでしこジャパン』の戦績は良いとは言えませんが『WEリーグ』開幕に弾みをつける意味でも、もちろん目指すは金メダルですけど多くの人達に感動を与えるプレイを期待して止みません。
2020年10月20日7か月ぶりに『なでしこジャパン』が始動しました。
現時点での『なでしこジャパン』候補メンバーはこちらで確認できます。
最後につまらない話ですけど、なんで『なでしこ』という名前からなぜ決別したんでしょうね、『なでしこリーグ』が存続するのなら『なでしこ』という世間に広く浸透していているものを継承しても良かったのではと思ってもしまいます。
『WEリーグ』という名称に込められた思いは大いに共感するし、素晴らしいんですけど私だったら『なでしこプレミアリーグ』とかが良いです(笑)
書き足りないことだらけなんで、今後も『WEリーグ』を追っていきます。