神奈川ネタです。
横浜でも鎌倉でもない神奈川県在住のわたくしにとって
ちょっと心配なニュースが・・・
というか記事が目に止まりました。
記事の出処はというと『神奈川新聞』、
正直わたし的には全国紙のほうがいいんですけど、
またはもう新聞なんていらねんじゃね?
くらいに思っているのですが、地域情報が充実
そして折り込み広告を見るのが好きな妻の要望もあり、
結婚してからずっと『神奈川新聞』を購読しています。
ちょくちょく偏った記事とか論説とか掲載されますが、
そういうのは基本スルーなんで、地域情報と時事情報しか
わたしは見ません!
と前置きが長くなりましたがタイトルの話です。
紙面をスキャンとか面倒なんで『カナコロ』さんをリンクします。
ハマの名画座と称されるのは『ジャック&ベティ』
わたしがこの映画館を知ったのは最近といえば最近です。
なんせ、この『ジャック&ベティ』のある界隈って昔は
横浜でもちょっと近寄りがたい地域にあったもんですから、
この地域に行ったことも少ないんですよね。
そんな地域的な問題は最近はクリアされてきて
ちょっと前に変わってきた様子を
『出没!アド街ック天国』でも取り上げられました。
そしてどうどう?の6位にランクインでした。
けっこう好きな番組なんで、その取り上げられるテーマが
よほど興味がないかぎりは観ていますが、そもそも
ランキングは誰が決めているのか謎です、でも調べようとも
思わないですけど(笑)
話を戻して、私が『ジャック&ベティ』を知ったのは2013年、
おじさんてきには最近です、若い人にとっては昔ですけど(笑)
知ったきっかけとなったのは映画『チョコレートドーナツ』
この映画を知るきっかけとなったのはご多分にもれず・・・
『王様のブランチ』の『LiLico』さんの映画コーナー、
いつも以上に『LiLico』さんが絶賛していたんで、
とても気になり、これは観なくちゃとなったんですけど・・・
大手シネコンじゃどこもやってなくて、
映画『チョコレートドーナツ』の公式から公開している
映画館を調べると神奈川県内では『ジャック&ベティ』
という聞いたこともない、ましてや映画館とは
思えない名前のだった次第、しかも場所が
「マジか!?」と思わず絶句しちゃうところ、
で都内を確認すると『シネスイッチ銀座』だった気がします。
横浜でも鎌倉でもない神奈川県民、そして勤務地が
23区でない都内の私にとって仕事帰りに『銀座』は
遠過ぎです(涙)
けっきょく『ジャック&ベティ』に行ったのですが、
口コミで評判が広がった『チョコレートドーナツ』は
公開映画館が少ないこともあり仕事帰りの
遅い時間であってもかなりの人気でした。
そして何よりも驚いたのは『ジャック&ベティ』の
雰囲気です、1952年にオープンした映画館は私が
知る由もない昭和も昭和『古き良き時代』の映画館、
『ニューシネマパラダイス』でしか知らない世界観が
そこには実際に存在していました。
そして、そんな素晴らしい映画館で観た
『チョコレートドーナツ』は評判通りの素晴らしい映画でした。
そして、いつもどおり詳しくは語りません。
知りたい方はレビュー評価をご覧ください(汗)
『チョコレートドーナツ』を観に行っていらい映画館には
行っていないのですが、『ジャック&ベティ』という
映画館はわたしのなかでリスペクトすべき場所になりました。
そんな『ジャック&ベティ』が『緊急事態宣言』をうけ
4月8日から営業自粛を決断し1か月の休館となった。
いちよ1か月の5月7日再開としているが、再開への
詳細についてはまだ決まっていないとのことだ。
そして、こういう状態に至った場合に
経営者が頭を悩ますのがスタッフへの給与問題だ。
そこで『ジャック&ベティ』が販売を開始したチケットが
素敵すぎるので紹介したい。
最近では何かと資金集めに使われるのが
『クラウドファンディング』だが、
もちろん『ジャック&ベティ』の試みを初見した時に
『クラウドファンディング』を利用すればいいのにと
思ったものですが・・・
やっぱり『ジャック&ベティ』の試みは映画ファンに
とってはかけがえのない経験になると思います。
その試みとは・・・
<本商品の内容>
販売価格(税込):¥3,000
1)スクリーンにお名前を上映
2020年6/1以降の幕間の時間に、お客様のお名前を上映させていただきます。
上映時期の詳細は、決定次第、メールなどでご案内します。
2)劇場鑑賞券×1枚
2020年6/1から1年間、当館でご使用いただだける鑑賞券です。
(特別料金の作品はご利用対象外となる場合がございます)
3)特製ポストカード
今回のためにスタッフがデザインしたポストカードに、
お礼メッセージを記載して進呈させていただきます。
(デザインは休館中に鋭意製作します!)
特に『スクリーンにお名前を上映』なんて素敵すぎます。
『神奈川県』、『神奈川新聞』、『カナコロ』、
『ジャック&ベティ』という全国的に見れば狭い地域の情報ですが、
私のブログではとても拡散なんてレベルにはほど遠いですけど、
少しでも知らない人に知っていただければと記事にした次第です。
『ジャック&ベティ』に限った話ではありません、
そこに小さな映画館があるのには理由があるはずです。
(了)