sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

ハマの名画座 廃館危機!?

 

神奈川ネタです。

 

横浜でも鎌倉でもない神奈川県在住のわたくしにとって

ちょっと心配なニュースが・・・

というか記事が目に止まりました。

 

記事の出処はというと『神奈川新聞』、

正直わたし的には全国紙のほうがいいんですけど、

またはもう新聞なんていらねんじゃね?

くらいに思っているのですが、地域情報が充実

そして折り込み広告を見るのが好きな妻の要望もあり、

結婚してからずっと『神奈川新聞』を購読しています。

ちょくちょく偏った記事とか論説とか掲載されますが、

そういうのは基本スルーなんで、地域情報と時事情報しか

わたしは見ません!

 

と前置きが長くなりましたがタイトルの話です。

紙面をスキャンとか面倒なんで『カナコロ』さんをリンクします。

www.kanaloco.jp

 

ハマの名画座と称されるのは『ジャック&ベティ』

www.jackandbetty.net

 

わたしがこの映画館を知ったのは最近といえば最近です。

なんせ、この『ジャック&ベティ』のある界隈って昔は

横浜でもちょっと近寄りがたい地域にあったもんですから、

この地域に行ったことも少ないんですよね。

そんな地域的な問題は最近はクリアされてきて

ちょっと前に変わってきた様子を

出没!アド街ック天国』でも取り上げられました。

www.tv-tokyo.co.jp

 

そしてどうどう?の6位にランクインでした。

www.tv-tokyo.co.jp

 

けっこう好きな番組なんで、その取り上げられるテーマが

よほど興味がないかぎりは観ていますが、そもそも

ランキングは誰が決めているのか謎です、でも調べようとも

思わないですけど(笑)

 

話を戻して、私が『ジャック&ベティ』を知ったのは2013年、

おじさんてきには最近です、若い人にとっては昔ですけど(笑)

知ったきっかけとなったのは映画『チョコレートドーナツ』

www.bitters.co.jp

この映画を知るきっかけとなったのはご多分にもれず・・・

『王様のブランチ』の『LiLico』さんの映画コーナー、

www.tbs.co.jp

いつも以上に『LiLico』さんが絶賛していたんで、

とても気になり、これは観なくちゃとなったんですけど・・・

大手シネコンじゃどこもやってなくて、

映画『チョコレートドーナツ』の公式から公開している

映画館を調べると神奈川県内では『ジャック&ベティ』

という聞いたこともない、ましてや映画館とは

思えない名前のだった次第、しかも場所が

「マジか!?」と思わず絶句しちゃうところ、

で都内を確認すると『シネスイッチ銀座』だった気がします。

横浜でも鎌倉でもない神奈川県民、そして勤務地が

23区でない都内の私にとって仕事帰りに『銀座』は

遠過ぎです(涙)

 

けっきょく『ジャック&ベティ』に行ったのですが、

口コミで評判が広がった『チョコレートドーナツ』は

公開映画館が少ないこともあり仕事帰りの

遅い時間であってもかなりの人気でした。

そして何よりも驚いたのは『ジャック&ベティ』の

雰囲気です、1952年にオープンした映画館は私が

知る由もない昭和も昭和『古き良き時代』の映画館、

ニューシネマパラダイス』でしか知らない世界観が

そこには実際に存在していました。

ja.wikipedia.org

 

そして、そんな素晴らしい映画館で観た

『チョコレートドーナツ』は評判通りの素晴らしい映画でした。

そして、いつもどおり詳しくは語りません。

知りたい方はレビュー評価をご覧ください(汗)

eiga.com

movies.yahoo.co.jp

 

『チョコレートドーナツ』を観に行っていらい映画館には

行っていないのですが、『ジャック&ベティ』という

映画館はわたしのなかでリスペクトすべき場所になりました。

 

そんな『ジャック&ベティ』が『緊急事態宣言』をうけ

4月8日から営業自粛を決断し1か月の休館となった。

いちよ1か月の5月7日再開としているが、再開への

詳細についてはまだ決まっていないとのことだ。

 

そして、こういう状態に至った場合に

経営者が頭を悩ますのがスタッフへの給与問題だ。

そこで『ジャック&ベティ』が販売を開始したチケットが

素敵すぎるので紹介したい。

最近では何かと資金集めに使われるのが

クラウドファンディング』だが、

ja.wikipedia.org

もちろん『ジャック&ベティ』の試みを初見した時に

クラウドファンディング』を利用すればいいのにと

思ったものですが・・・

 

やっぱり『ジャック&ベティ』の試みは映画ファンに

とってはかけがえのない経験になると思います。

その試みとは・・・

<本商品の内容>

販売価格(税込):¥3,000
1)スクリーンにお名前を上映
2020年6/1以降の幕間の時間に、お客様のお名前を

上映させていただきます。
上映時期の詳細は、決定次第、メールなどでご案内します。
2)劇場鑑賞券×1枚
2020年6/1から1年間、当館でご使用いただだける鑑賞券です。
(特別料金の作品はご利用対象外となる場合がございます)
3)特製ポストカード
今回のためにスタッフがデザインしたポストカードに、
お礼メッセージを記載して進呈させていただきます。
(デザインは休館中に鋭意製作します!)

www.jackandbetty.net

 

特に『スクリーンにお名前を上映』なんて素敵すぎます。

 

『神奈川県』、『神奈川新聞』、『カナコロ』、

『ジャック&ベティ』という全国的に見れば狭い地域の情報ですが、

私のブログではとても拡散なんてレベルにはほど遠いですけど、

少しでも知らない人に知っていただければと記事にした次第です。

 

『ジャック&ベティ』に限った話ではありません、

そこに小さな映画館があるのには理由があるはずです。

 

(了)