sugarless time

甘い80年代から甘くない現在を行き来します。

箱根駅伝 栄枯盛衰(順天堂大学)

今年96回目となった2020年箱根駅伝

総合優勝11回の「順天堂大学」は

いいところなく14位でシード権を得られませんでした。

 

いっぽう優勝はというと青山学院大学

2年ぶり5回目の総合優勝を勝ち取り、

2位には前年覇者の東海大学

3位に國學院大學

4位以下2021年のシード権を得た大学は下記の通り、

4位:帝京大学

5位:東京国際大学

6位:明治大学

7位:早稲田大学

8位:駒沢大学

9位:創価大学

10位:東洋大学

 

新春の幕開けをつげる箱根駅伝

学生時代陸上とは無関係の体育会系部活、

社会人になってからは草サッカーとスポーツ好きな

私としてはやはりプライベートで多忙を極めた独身時代の

年末・年始以外は常に興味深く観てきました。

といっても始めから終わりまでガッツリ観るほどではありませんけど、

 

そんな箱根駅伝も近年の上位入賞大学を見るにつけ

寂しい思いも世代毎にはあるのではないでしょうか。

 

わたしは生まれも育ちも横浜でも鎌倉でもない神奈川県、

子供の頃、父親に連れられて箱根駅伝を沿道まで観にいったときに

初めて聞いた大学名の響きがずっと忘れられません。

 

それは順天堂大学

普通そういう場合、その響きにあこがれて「順天堂大学」に行きたい

とかなるんだろうけど、大人になったわたしは「順天堂大学」とは

縁も縁もない仕事をしてますけど(笑)

 

順天堂大学箱根駅伝成績は以下の通り

出場回数:61回

総合優勝:11回

往路優勝:8回

復路優勝:9回

総合2位:9回

総合3位:9回

総合4位:5回

総合5位:7回

総合6位:3回

総合7位:1回

総合8位:2回

総合9位:2回

総合10位:2回

総合11位以下(棄権含む):10回

総合優勝11回は中央大学14回、早稲田大学13回、

日本大学12回に次ぐ優勝回数ですね。

総合優勝回数で上回る3大学の出場回数はそれぞれ、

93回、89回、89回で総合優勝率にすると、

中央大学:14/93=15.0%

早稲田大学:13/89=14.6%

日本大学:12/89=13.5%

順天堂大学:11/61=18.0%

上記にあげた大学の中では総合優勝率ではトップ。

尚、総合優勝回数率というとらえかたになると、

出場回数25回の青山学院大学が2020年優勝したことにより、

総合優勝回数率は5/25=20.0%で順天堂大学を上回る。

 

総合優勝には届かなかったものの総合2位、3位とそれぞれ

各9回、1位と合わせると29/61=47.5%となる。

 

そんな順天堂大学が最後に総合優勝したのは2007年、

21世紀に入っての総合成績は以下の通り

年度 回数 順位 年度 回数 順位
2001 77 1 2011 87 不出場
2002 78 2 2012 88 7
2003 79 8 2013 89 6
2004 80 5 2014 90 16
2005 81 5 2015 91 12
2006 82 4 2016 92 6
2007 83 1 2017 93 4
2008 84 棄権 2018 94 11
2009 85 19 2019 95 8
2010 86 不出場 2020 96 14

強かった頃を知るものとしては寂しい限りです。

 

21世紀に入ってからの優勝大学は以下の通り

年度 回数 優勝大学 - 年度 回数 優勝大学
2001 77 順天堂大学 - 2011 87 早稲田大学
2002 78 駒澤大学 - 2012 88 東洋大学
2003 79 駒澤大学 - 2013 89 日本体育大学
2004 80 駒澤大学 - 2014 90 東洋大学
2005 81 駒澤大学 - 2015 91 青山学院大学
2006 82 亜細亜大学 - 2016 92 青山学院大学
2007 83 順天堂大学 - 2017 93 青山学院大学
2008 84 駒澤大学 - 2018 94 青山学院大学
2009 85 東洋大学 - 2019 95 東海大学
2010 86 東洋大学 - 2020 96 青山学院大学

 

21世紀に入ってからの優勝大学で注目して欲しいのは、

2001年、2007年優勝の「順天堂大学」、

2013年優勝の「日本体育大学」の2大学。

いずれも「体育系」と「医学系」の学部構成です。

 

順天堂大学」については総合優勝回数については前述しましたが、

日本体育大学」も今までに10回の総合優勝があります。

両大学合わせると21/96=21.8%の優勝率になりますが、

20世紀に限った数値なら18/76=23.6%

21世紀に入ってからの数値は3/20=15.0%となり、

この数値は更に下がっていくことが予想されます。

 

総合大学を薦められる?

知り合いの息子さんが今年大学受験で、

息子さんご本人は「美術・芸術」系大学に進みたかったらしいのですが、

進路指導の先生は 「美術/芸術」学部のある総合大学を強く

薦められたそうです、もちろんご本人の考えにもよりますが、

就職することを前提にするのなら総合大学に進んだほうが良いと強く

念押しされたそうです。

 

そんな世の中ですから「体育系」、「医学系」の2学部からなる

両大学には有望な選手は集まり難くなっていると思います。

まして少子化社会ですから、よりいっそうその傾向は強くなることが

予想されますよね。

 

箱根駅伝に出場したいために〇〇大学に入学したという話をよく聞きます。

親の立場になると、やはり大学卒業後の長い人生のほうが気になります。

「若いときにしか出来ないことがある」なんて格好良い言葉がありますけど、

そんな格好良いこといっているのは、現在満たされている人達なんですよね。

実際は「若いときにちゃんとしてれば・・・」なんて人が圧倒的に多いと思う。

 

なんて思う親が多い世知辛い世の中ですから、

総合大学ではない大学、今となっては駅伝に関しては

古豪ではあっても強豪ではない大学には

有望な選手は集まり難くなっているんだと思います。

 

でも、子供の頃聞いた順天堂大学の響きが

忘れられず「順天堂大学」が気になりますし、

また優勝することを信じて応援していきます。

 

(了)