sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

水沼宏太 29歳

令和元年も終わりに近づく2019年12月27日

 

J1リーグを15年振りに制したものの、

日産時代からのサポーターの中では「天皇杯」こそが本番

と言う人もいるなか、マリノスの話題と言えば

2020年に向けての契約くらいのものなのですが、

 

12月27日以前も嬉しい話は多々公式発表されてきましたが、

来ましたよ~わたしてきには待ち焦がれた選手が・・・

 

水沼宏太 横浜F・マリノス完全移籍!!

www.f-marinos.com

 

水沼宏太とは

お父さんは元日本代表の水沼貴史

日産黄金時代の主力というほうが古くからのマリノスサポには

馴染み深いですよね~

ja.wikipedia.org

 

宏太に戻ります。

生年月日:1990年2月22日

出身:神奈川県横浜市

身長:176cm

ポジション:MF/FW

 

所属クラブ

2007~2012:横浜Fマリノス

2010~2011:栃木SC期限付移籍

2012:サガン鳥栖期限付移籍

2013~2015:サガン鳥栖

2016~2017:FC東京

2017:セレッソ大阪期限付移籍

2018~1019:セレッソ大阪

 

代表歴

U-17日本代表(2005~2007)

U-20日本代表(2007~2008)

U-23日本代表(2010~2012)

ロンドンオリンピックは予備登録

 

2007~2012(横浜Fマリノス在籍時)

マリノス下部組織からの昇格、世代別代表、上記したように

お父さんが元日本代表選手ということで期待されたものの

マリノスでは思ったような結果を残せず2010年に

栃木SC期限付移籍、宏太の適正ポジションとしては

攻撃的なMFだったわけですが、マリノス在籍時の

同ポジションといえば山瀬功治兵藤慎剛狩野健太中村俊輔

守備的なMFとしては河合竜二長谷川アーリアジャスール

小椋祥平などなど・・・

2010年途中から加入した中村俊輔を除けば、

スペシャルな選手がいたわけではないのだが世代別代表では

存在感を示せるものの、世代別代表でチームを離れる

ことが多かったことも多少の影響はあったにせよ、

マリノスに戻ればレギュラーを驚かすほどの存在感を

アピール出来たかというとお世辞にもそうは思えなかったし、

悪意を持って見たらお父さん水沼貴史への配慮が

あるんじゃない?というような内容だったことを覚えています。

ただ、わたしの感覚的なものだが他のJクラブに比べて

マリノスというクラブは若手が台頭し難い状況であった気がしますね。

 

今となっては伝統はあるものの強豪クラブとは言い難いこと久しかった

わけですけどJリーグ創世記は優勝争いに(そこそこ)絡み、実際に

優勝もし2003年から岡田監督体制で2連覇したことにより

伝統という足枷もあり、どうしても保守的なチーム作りに終始した感がある。

 

宏太もそのような保守的なチーム作りの影響もあり、

マリノスでは出場機会をなかなか得られず2010年J2の「栃木SC

にレンタル移籍となるわけだが・・・

 

以下は水沼宏太の全成績

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出典:水沼 宏太, 最新ニュース & 選手プロフィール | Goal.com

 ※転記しましたけど誤記がありましたら申し訳ありません。

 

マリノスには4シーズンいたわけですけど得点はなし、

以下は出場試合における出場時間(分)をグラフ化したもの

※出場試合、出場時間はリーグ戦、リーグ杯、天皇杯の合計。

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グラフを見ていただければ一目瞭然ですが、マリノスには

4シーズンで合計41試合に出場しているのですが

1試合あたりの出場時間はご覧のとおり。

 

そして出場機会を求めて「栃木SC」にレンタル移籍、

栃木SC」ではプロ初得点、そして飛躍的に出場時間も伸びたものの

移籍期間満了により2011年で退団 。

⇒わたしてきには「栃木SC」在籍時は情報量が少なくて

Web等で結果を知るだけで活躍度については解らないんでけど、

出場時間を見ればチームに必要な存在だったような気がしますね。

 

2012年より「サガン鳥栖」にレンタル移籍、そして皮肉にも

J1初得点は2012年3月24日 第3節のマリノス戦・・・

2012年はカップ戦を含め合計7得点をあげ「サガン鳥栖」の

J1リーグ年間5位躍進に貢献。

⇒さすがにJ1にもなれば映像で見る機会も増えます、翌2013年に

マリノスは屈辱的なかたちで優勝を逃すわけですけど、マリノスじたい

控えを含めて選手層が厚かったわけではないんで、

(それが優勝を逃した要因のひとつでもあるわけだが)

2012年の「サガン鳥栖」での活躍をもって

マリノスに戻ると期待を膨らませたわけですが・・・

2013年「サガン鳥栖」への完全移籍(涙)

なんで完全移籍となってしまったかは解りませんが、

上記したようにマリノスは戻す交渉しなかったのか?

「宏太」が戻りたくなかったのかは解りませんけど、

2013年「宏太」がいたらという思いは凄くありましたね。 

 

2015年まで「サガン鳥栖」では中心選手として活躍したあと、

2016年に日本代表や元日本代表の収集マニアクラブ

「FC東京」に完全移籍するも、

思ったほど出場機会に恵まれず2017年「C大阪」にレンタル。

レンタル移籍期間中の2018年1月1日の天皇杯決勝では・・・

またも「マリノス」を相手にゴールを決め、これが「C大阪」に

初の天皇杯をもたらす決勝ゴールとなった。

そして2018年シーズンは「C大阪」に完全移籍、

2018年、2019年と安定したパフォーマンスを披露した。

 

そして2019年12月27日

待ち人来たる!!

 

そんな待ち人は2020年2月22日には30歳になりますけど、

豊富な運動量、的確なクロスでACLもある2020年、

2019年のマリノスJ1優勝がフロックではなく、

マリノス黄金時代の礎になるべく下部組織出身の「宏太」の

活躍を期待しています!

 

それにしてもACLの組み合わせはちょっと厳しい・・・

AFCチャンピオンズリーグ2020(グループH)

1.シドニーFC(オーストラリア)

2.横浜F・マリノス(日本)

3.全北現代(韓国)

4.プレーオフ勝者※

※上海上港(中国)vs(ブリーラム・ユナイテッド(タイ)vs

ホーチミン・シティ(ベトナム)の勝者)

 

厳しいけど大丈夫!!

 

(了)