4月から始まった在宅勤務なんですけど、今週9/14(月)から16(水)まで社用で23区内でない東京都内に5ヵ月ぶりに通勤してきたら、ちょっと疲れてしまった(笑)
チェコ・デザイン100年の旅
ここから本題、現在『神奈川県立近代美術館』『葉山館』では『チェコ・デザイン100年の旅』を開催中、あまり馴染みのない『チェコ・デザイン』とはどんなもんなのか開催期間が9月22日までということもあり行ってきました。
日本・チェコ交流100周年らしいですけどピンときませんね、日本・チェコ交流100周年の歴史にも興味がありますけど、今回の目的はあくまで『チェコ・デザイン』なので日本とチェコの交流の歴史については多くは語りません(笑)。
また『チェコ・デザイン100年の旅』のリンクも貼りません、だって2020年9月22日までなので(笑)
そういえば、こっちももうすぐ終わります。横浜開催は10/4(日)までです。
展示品は撮影できませんので、目を引いたものを貼り付けます。
アルフォンス・ミュシャ
アルフォン・マリア・ミュシャ(1860年7月24日-1939年7月14日)は、チェコの画家、イラストレーター、グラフィックデザイナー、アール・ヌーヴォーの代表的な画家としてして知られている。広告、ポストカード、ブックデザイン、ステンドグラスなど幅広いジャンルで活躍。
出典:【美術解説】アルフォンス・ミュシャ「アール・ヌーヴォーの旗手」 - Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典・データベース
まずは『アルフォンス・ミュシャ』ですね、名前も作品もよく見聞きするのですが、チェコ出身とは知りませんでした。
『ジスモンダ』をはじめ連作『四芸術』の『踊り』、『詩』、『絵画』、『音楽』や彼がデザインしたものが展示してありました。
出典:【作品解説】アルフォンス・ミュシャ「ジスモンダ」 - Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典・データベース
連作『四芸術』を見たい方はどうぞ ⇒ 連作「四芸術」:アルフォンス・ミュシャ
なかでもわたしは『詩』の構図とか表情が四作品の中では一番好き。
ミュシャ財団公式も、プラハ・ミュシャ美術館公式も素晴らしい、両方とも画面上さえけっこうな時間を費やしてしまいそうです。
プラハに行く機会はありませんが、行くチャンスがあったら行ってみたくなります。
チェコ
さて、そのプラハ、そもそもチェコはどこにあるのか、ピンときませんよね。わたしもドイツと接していることくらいしか解りません、以下の画像で確認しましょう。
出典:Google マップ
昭和世代なら『チェコ』といえば『チェコスロバキア』、いまだに『チェコ』=『チェコスロバキア』で『チェコ』は『チェコスロバキア』の短縮と思っている人も多いんじゃないでしょうか。正しくは1993年に分離・独立して『チェコ』と『スロバキア』は別の国になっていますよ。
詳しくはいつも通りウィキペディアへどうぞ。
話を展示会に戻しますと、まさに『チェコ・デザイン100年の旅』です。
凄い抽象的な言い回しですけど、100年という区切りのなかでチェコのデザイン(芸術も含む)は常に社会に振り回されてきたと思い知らされます。
そういうわけですから、初見で「わぉっ!!」という感じの展示はありません、展示品のひとつひとつを見て思うのは『ふむふむ』、その『ふむふむ』も『チェコ』の歴史を解らないと『ふむふむ』さえ感じることはできません。
展示品を見る上で前もって『チェコ』の歴史を勉強する必要はなく、展示会場に最低限の説明はあるので展示品だけでなく文字もちゃんと読むことをお薦めします。
Čezeta
『アルフォンス・ミシャ』の次に目を引いたのが『Čezeta』社のスクーター『501』格好良すぎです。
またがりたくなりますが、触ることも出来ないのが残念(涙)
画像は展示会のものではありませんが、同じ色のものが展示されています。
出典:CEZETA - MONTADAS D'OUTRORA
一旦生産は止めていたのですが、2017年に60周年アニバーサリー・モデルで生産を再開したみたいです。21世紀であっても色褪せていないですね。
その他
食器類も多く展示されています。それらの展示品が社会主義国家時代という背景もあると思うのですが、基本面白みのないデザインなのですが、その中にデザイナーの遊び心が垣間見えて興味深かったですね。
子供向けの玩具や社会主義国家時代のアニメも見ることが出来ます、これらも私達はなかなか見ることがなかった社会主義国家という時代背景が垣間見えるようでわたし的には興味を引きました。
アントニー・ゴームリー
神奈川県民なので『神奈川県立近代美術館・葉山館』は今までも数回来訪しているのですが、今までまったく気づかなかったうえに興奮したのでご紹介。
美術館は海沿いに建てられており、建物を出ると南には海、カフェもあるので海を見ながらまったりと時間を過ごすこともできます、行った日はあいにくの曇り空。
短いながら遊歩道もあり、海に向かって降りていくと、まっさきに目を引く屋外展示は『西雅秋 大地の雌型より』、なぜか毎回座ってしまいます。
出典:vol.28 葉山の光とアート|特集|葉山のアソビカタ - 葉山で過ごす上質で心地よい週末
そして、わたしも妻も今回の来訪で初めて気付いたのはこちら、遊歩道から美術館を見上げると目に入ってきます。
遊歩道からは見えにくいのですが、ちょっと近づくと・・・
ちゃんと例のものがあります。
もっと近くで撮った画像もありますが(横からの接写も)自主規制、希望があったら公開します、あくまで芸術作品なので。
もっとリアルな作品は世の中にたくさんあると思うのですが、例のものの息づかいを感じるというか、彫刻なのですが例のものから生命力が溢れてくるような魅力を感じます。
作者は『アントニー・ゴームリー』さん、作品名は『Insider Ⅶ』調べてみると日本語ウィキペデイアもあるほどの人でした。
その作品を調べてみるとけっこう見たことのある作品ばかり、わたしの感性もまんざらではないですね(笑)
日本料理はら田
1時間半ほど『神奈川県立近代美術館・葉山館』を楽しみ、お昼時間になったので葉山から離れて『逗子駅』近くでランチです。
店内も暗いしスマホのカメラもしょぼいし、撮影する私も適当なのでこんな画像ですが美味しかったですよ。
食べたのは『三品丼』ですけど、そもそも『三品』とはどれ?だって海の物が『三品』以上入っていたので想定外。
しらすは『生』か『釜揚げ』を選べますが『生』は当たり外れがあるので『釜揚げ』を選択しましたけど逗子だし外れはなかったかもしれないと後で後悔(笑)
たぶん三品とは『しらす』、『鯵』、『まぐろ』だと思いますけど、逗子という場所柄、観光地増し価格が多いなか写真の『三品丼』は¥1100、これが葉山あたりなら¥1500~¥2000はしそうなので味も価格も満足、しらすも良いけど、わたしはやっぱ『鯵』、フライも好きですけど刺身もやっぱ美味しいですね。
他にもメニューは豊富なのでお近くに行った際にお店選びに迷ったらいいかもしれません。但し、店内はかなり狭いのでガッチリランチタイムだと座れないかもしれません。
まとめ
『チェコ・デザイン100年の旅』が『神奈川県立近代美術館・葉山館』で見れるのはシルバーウィーク最終日の9月22日(火)までです、同展示は巡回展示でここまで岡崎市美術博物館、世田谷美術館、京都国立近代美術館などで開催されてきましたが、次の予定はざっくり調べた限りではなさそうです。
この機会に比較的に密ではない『葉山』にこちらなどを利用してミニ旅してみてはいかがでしょうか。
出典:観光もオフピーク 三浦半島で午後トク!キャンペーン | キャンペーン・おすすめ情報 | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
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出典:葉山女子旅きっぷ | おトクなきっぷ | 京浜急行電鉄(KEIKYU)