1月23日(土)~2月1日(月)に『上野の森美術館』で開催された『笹倉鉄平展』には行けませんでした。
その反動もあって自宅から比較的に近い神奈川県大和市にある『笹倉鉄平版画ミュージアム』に久しぶりに行ってきました。
こちらも展示作品は多くはありませんが、『笹倉鉄平 画業30周年 記念展』を1月20(水)~4月18日(日)まで開催中です。
多くはないといっても数えてきませんでしたが20作品以上は展示していますので、入館料300円ですから、1作品10円ちょっとで見れます(笑)
入館料300円と引き換えに『ラ・メゾン・ド・ノルマンディー』のポストカードをいただきましたので、1作品10円以下になりますね(笑笑)
展示作品についてです。
今回展示されている作品のなかで目を引いたのが、今までは『笹倉鉄平』さんといえば風景画ばかりに注目していたこともあって、あまり魅力を感じていなかった下画像の『ユトレヒト』。
目の前で見ると春が近づいてきていることを感じることができ、鬱屈とした気持ちを和らげてくれます。
出典:〜光と色彩が織りなす作品の数々を〜 - 笹倉鉄平ミュージアム・小田急桜ヶ丘
下は『ユトレヒトの花束』という最近の作品になります。
ブルーメンス
『ユトレヒト』とともに春を感じさせる作品、こちらは川でカヌー遊びする子供達も印象的です。
出典:【楽天市場】笹倉鉄平・ブルーメンス(アート・複製画):絵画生活
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他にも画業30周年ということもあり『笹倉鉄平版画ミュージアム』所有の『笹倉鉄平』さん初期作品から最近の作品まで見れます。
他にも多数展示はありますが、主な展示作品は以下の通りです。
ひと通り見終わったところで、館長さんに声をかけていただき短い時間ですがお話しすることができました。
ヨーロッパを中心とした作品、作風に魅了されて『笹倉鉄平』さんが好きになったんですけど、2015年に京都とフィレンツェの姉妹都市50周年を記念し開催された『京都フィレンツェ光の情景画展』で展示された作品も今までにない魅力があるので、こちらで展示することはないのかなどを中心にお聞きしました。
これも終わってから知ったんですけど昨年(2020年)9月に『大丸東京店』で『京都フィレンツェ光の情景画展』展示作品を含む『笹倉鉄平 原画展』が開催されてたんです(涙)
話を戻して、館長さんの話では『京都フィレンツェ光の情景画展』展示作品は『大丸』さんが版元になっているので、従来の『笹倉鉄平』さん作品購入ルートとは異なり、簡単に所蔵というわけにはいかないとのことでした。
それに、こちらは『版画ミュージアム』、『京都フィレンツェ光の情景画展』作品は『油彩』、『版画』ではないので考えてみれば妥当かもしれません(笑)
そんなシルクスクリーン作品とは趣が違う『京都フィレンツェ光の情景画展』作品の中でも特に好きなのがこちら『続いてゆく・・・』です。
コロナ禍で老舗といわれるお店でも経営状態が芳しくないところが多いと思いますが、10年先、20年先でもこの作品に描かれた続いてきたもの、続けていくもの、そんな情景がそのままに続いていって欲しい、そんなセンチメンタルな気持ちがこの作品が好きな理由かもしれないです。
絵柄サイズは縦20.6cm、横60.5cmと小さめの作品なので、お求めやすい価格、マジで考えています。
出典:https://item.rakuten.co.jp/grace-art/art-st093/
今回紹介した作品以外にも魅力的な作品が展示されています。
また『笹倉鉄平』作品を見た後は『版画ミュージアム』に隣接する『カフェ ジャルダン』は余韻に浸るにはうってつけの場所です。
出典:カフェ ジャルダン Cafe Jardin - 笹倉鉄平ミュージアム・小田急桜ヶ丘
神奈川県大和市までいくのが耐えられないほど苦痛でなかったら春の匂いを感じながら訪れてみてはいかがでしょうか(笑)
詳しくは以下のリンクでご確認ください。
アクセスはこちら、『もち吉』さんを目印にすると解り易いですよ。