sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

石村嘉成展と横浜中華街に行ってきた

2025年のGWが終わって1ヵ月経とうとしていますが、2025年GW5月3日の話です。

 

タイトル通り【横浜赤レンガ倉庫】で開催していた【石村嘉成展】に行ってきました。

当ブログをよく見てくださっている方は知っているかもしれませんが、我が家の次男君は知的障害者です。

そんな次男君はサッカー(ベルマーレサポ)も好きなんですが、サッカー以外にも地域の小中学生向けの絵画教室に小学校入学とほぼ同時期から毎週通っております。

本当は中学卒業で絵画教室も卒業なのですが、教室の先生のご厚意もあって中学卒業しても成人しても現在進行形で絵画教室に行っております。

そんな先生から、最近の〇〇くんの絵はパソコンやスマホ画面から感じていることが表現されているみたいで驚くことがなくなってきましたと言われたのが、4月初旬で、そんなこともあって、最近家族で美術館も行ってないしということもあって、GWに向けて次男の創作意欲に刺激を与えるべく探していたら出会ったのが・・・

横浜赤レンガ倉庫】で開催する【石村嘉成展】

【石村嘉成】さんについて詳しく知りたい方は以下のリンクをみてください。

i-yoshinari.jp

リンク埋め込み文字からも確認できると思いますが、【石村嘉成】さんは自閉症です。

それゆえという部分もあると思いますが、【横浜赤レンガ倉庫】での個展ポスターを見た瞬間にとにかく彼の個展を見たい衝動にかられました。

もちろん、次男と重なる部分もあるし、次男の創作意欲アップということもあったのですが、純粋に見たいという衝動にかられました。

そのくせにブログはほぼ1ヵ月後の投稿ですけど(笑)

 

カレンダー通りだった2025年GWで3人ともに都合がつくのは5月3日しかなくて、その日はなんと【第73回ザよこはまパレード】、山下公園からみなとみらい地区一帯は交通規制が入っているし、どうしようかと思ったんですけど強行しました。

個展の開場は10:30amですが、山下公園から10:00amにスタートする【ザよこはまパレード】9:30amくらいに行けば赤レンガ倉庫の駐車場に入れれるだろうと思っていたのですが・・・・駐車場前に行くと空車表示、ヤッターと思ったら・・・

係員から「【ザよこはまパレード】が終了するまで出庫できませんけど、それでも構いませんか?」とのひとこと。

というわけで渋々【ワールドポーターズ】駐車場に入庫、赤レンガ倉庫会場に着いたのは開場15分くらい前だったんですけど、そこには・・・

【石村嘉成】さん本人がテンション爆上げで来場者に挨拶している姿が・・・

本人が来ていることも驚きましたが、作品を制作中の静止画しかみたことなかったので、そのテンションの高さに驚くばかり・・・次男は引き気味(笑)

そんなテンション高めのご本人を横目に倉庫内に入ると・・・

「えっ?マジ?」開場前から100人まではいってないと思いますが、すでに50人以上が列を作ってました。

自分らが並んだあともその後ろにつながる人の数にビックリ・・・

開場してからも、開場前からそんなんですから、写真撮影がフリーということもあって進路通りに進もうとしても人の列が動きません(笑)

 

たくさんの作品を撮影したのですが、ごくごく一部をアップします。

アクリル絵の具作品、版画が中心なのですが、とにかく作品数が所狭しとと展示されていました。

添付画像ではサイズ感は解らないと思いますが、キャンバスサイズは20号?25号?30号を中心に、しかも製作時期も提示されているのですが、1作品あたり2週間くらいで書き上げていることにも驚きます。

もちろん製作期間だけでなく、作品も魅力的なものばかりで刺激しかありません。

その他の作品もさきの【石村嘉成】さんの公式HPから見れますのでぜひ見てください。

 

そして【石村嘉成】さん作品ももちろん素晴らしいのですが、それをサポートするお父さん【石村和徳】さんの敏腕振りにも敬服するばかりです。

 

そして、そんな【石村嘉成】さんの亡きお母さん、家族を描いた映画【青いライオン】の紹介も心が震えました。

www.rsk.co.jp

ja.wikipedia.org

残念なことに関東地方での上映予定は今のところないのですが、関東地方で上映されたら絶対に観に行きたい。

配信でもいいんですけど、できれば劇場で観たいですね。

 

【石村嘉成】さんは愛媛県新居浜市を拠点に活動しています。

個展も愛媛県はもちろん瀬戸内海を挟んで山陽地方でも多く開催されています。

直近では7月19日から広島で開催されますので、お近くにお住いのかたはぜひとも彼の作品を体験して欲しいですね。

なお、とっくに横浜赤レンガ倉庫での展示会は終了しています。

rcc.jp

 

大満足の【石村嘉成展】の後は次の目的地である中華街です。

ワールドポーターズ駐車場から出ると・・・

【ザよこはまパレード】の交通規制にドはまりしますが、想定内なので車内で妻と【石村嘉成展】の感想を語りまくりなので苦にはなりませんですけど(笑)

 

目的の中華街といっても、目的の店も決まっています。

それは関帝廟通り沿いの【秀味園】。

2022年の12月にも行っており記事も書いてます。

www.sugarless-time.com

 

前回は山下公園駐車場に車を停めたのですが、今回は前述の通りのイベントもあって、

山下公園駐車場は使えないので、大渋滞を抜けたらJR石川町駅を超えて、【港の見える丘公園】駐車場を利用、ダメもとで行ったのですが、満車だったもののゲート前で待つ車はなく、係員のおじさんが「いつ空くか解らないけど、そこでなら待っていても良いですよ」と言ってくれたので、待つこと10分足らずで入場できました。

出典:Googleマップ

 

中華街のメインストリートを通らなかったのですが、GWでしかも【ザよこはまパレード】当日なので関帝廟通りも激混み、2年半前に行ったときは食べ歩き商品を扱っている店は混んでいたもののイートインできる店はそれほど混んでなかったんですけど、この日はイートインできる店も相応に混んでおり、【秀味園】も5組待ちでした。

前回同様に食べ歩きできる店は若い子達が長蛇の列を作ってますけど(笑)

 

【秀味園】でのオーダーは妻ともども前回と同じでルーローハンセット。

画像ですが、前回の使いまわしではなく、こちらは今回の画像です。

見比べるのは大変ですけど、暇があったら見比べてください。

前回¥800(税抜)だったルーローハンセット(ワンタンスープ)は・・・

¥1000(税抜)になったうえに角煮も気持ち小さめ、ご飯も気持ち少なめでした。

美味しさに変わりなく、このご時世ですから仕方ないですけど、前回がお値打ち過ぎでしたので¥1000でこれを食べれるんですから幸せです。

妻と私はルーローハンセットと決めていましたが、肉好きの次男はメニューとにらめっこすること5分、今回こそはルーローハンかと思いきや、今回も前回と同じでパイコー麺でした(笑)

パイコー麺を相当気に入っているようです。

 

本当なら食後は中華街を散策するつもりでしたが、関帝廟通りでさえも激混みなので、メインストリート(中華街大通り)なんぞは大変なことになってると思い、早々に中華街から撤収しました。

 

食後は車を停めている【港の見える丘公園】には直接向かわずに遠回りして、独身時代によく歩いた元町通りをまわります。

婚約指輪を買ったスタージュエリー元町本店もいまだ健在で、輝きを放っていて嬉しくなりました。

www.star-jewelry.com

 

こちらも当時よくお世話になったキタムラ、昔ほど名前を聞く機会がありませんが、ウインドウ越しに見たバッグは気品に溢れていて素敵でした。

www.motomachi-kitamura.com

 

両店舗ともに今となって用がないので、外から眺めるだけでしたけど(笑)

 

駐車場に戻る前に【港の見える丘公園】内を散策、薔薇の季節にはちょっと早かったですけど、こちらもけっこう混んでいました。

展望台から海を見ていたら、横浜開港した当時(江戸時代後期から明治時代)はどんな景色だったのかな~とノスタルジックな気持ちになりました。

www.welcome.city.yokohama.jp

 

最後に中華街は前述した通り関帝廟通りしか通らなかったので、中華街大通りは行ってません、それから2週間後に悲しいニュースが飛び込んできました。

www.jiji.com

お客様各位
謹啓 突然のご報告となりますことお詫び申し上げます。
当社は、昭和42年の創業以来、大変多くのお客様と従業員の皆様に支えられて、今日まで⾧きに渡って事業を行ってまいりました。
しかしながら、この度、当社は、当社のレストラン事業・百貨店事業・通販事業の全てを令和7年5月20日をもって廃止し、同月21日に東京地方裁判所に対して破産手続きの申立てを行いました。
当社をご愛顧いただいた皆様に対して、事前に周知することなく、突如としてこのような事態となってしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます。
当社事業は令和7年5月20日をもって廃止となりますが、横浜中華街を発祥の地として今日まで多くの皆様に愛されてきた『聘珍樓』が、皆様の心に一つの思い出として残っていただけましたら嬉しく思います。
突如としてこのような事態となってしまいましたことを重ねてお詫び申し上げるともに、皆さまのご健勝を祈念し、結びとさせていただきます。 謹白
令和7年5月22日
株式会社聘珍樓
株式会社香港聘珍樓ジャパン

出典:https://www.heichin.com/wp-content/uploads/2025/05/information.pdf

 

中華街の客層も変わってきてるし、中華街の利用の仕方もそれによって変わってきていますが、老舗がなくなるのはやっぱ悲しい気持ちになりました。

【聘珍樓】はなくなりましたが、他にも老舗は残っています。

食べ歩き店に負けずに頑張って欲しいと切実に思った次第です。

 

そして【石村嘉成】さんの作品を見る機会がありましたら、ぜひ行ってみてください。

 

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