sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

アフターコロナ渦の『横浜中華街』と2022年末の『みなとみらい』

 

2022年12月に入ってすぐに久しぶりに家族で『横浜』に行ってきました。

家族では久しぶりですが、私はひとりでちょくちょく行ってたりします。

 

同じ神奈川県内に住んでいても、私は「どこにお住まいですか?」と聞かれて「横浜」とも言えないとこに住民票はあり年末といっても街並みに華やかさはないし、さらに私の単身赴任先の埼玉県のとある市はそれを超えて華やかさがないんで、年末の華やかさを味わいたくて「久しぶりに家族で横浜でも行かない?」との問いかけに妻は躊躇することなく行こうってことになった次第。

 

横浜といってもけっこう行くところはあるし、じゃあどこって話になって久しぶりだしベタで『横浜中華街』からの夜の『みなとみらい』というコースになりました。

 

『横浜中華街』といっても、たくさんある店のなかから、妻のリクエストにより台湾料理、なかでも『ルーローハン』が食べたいということで、食べログで調べてまあまあのスコアとなっている『秀味園』さんに行ってきました。

tabelog.com

 

当日は午前中に用事があったので、それを済ませてから車で横浜に向かいます。

山下公園駐車場』に車を停めて中華街に向かうんですけど、中華街に近づくにすれ違う人の多さにコロナ前の懐かしい中華街の賑わいを感じます。

 

ただ、久しぶりに来たということもあるんですけど、行きかう人々の年齢層が以前とはかなり違ってきてます。

 

まぁお腹も空いているので、そんなことはともかく目的の『秀味園』に向かいます。

店の前に着いたのは午後2時ちょっと前、『新型コロナウイルス』前の食べログの口コミではけっこう待つこともあるってことだったんだけど、列らしいものはありません。

 

店の扉を開けると待つことなく空いている席に案内される。

妻も私も頼むものは決まっているので、メニューを見るのが大好きな次男くん待ち。

足りないようだったら後から点心でも頼もうかということで、とりあえず私と妻は『ルーローハン・セット』、次男は『パイコー麺』を注文。

 

はい、こちらが『ルーローハン・セット』、次男の『パイコー麺』画像はありません。

『ルーローハン』と『ワンタンスープ』、これに『杏仁豆腐』がついて¥800(税込)。

 

『パイコー麺』画像は『秀味園』公式から拝借

出典:秀味園【公式】

 

公式の画像はいまひとつですが、実物はもっと美味しそうでしたよ(笑)

shuumien.owst.jp

出典:Google マップ

 

ちょっと量が足りないかなと注文時に思ったものの実際食べすすめるとアラフィフ夫婦は十分に満たされる量、味のほうですが¥800ということを考えたら文句なんて言えませんけど、ちゃんと食リポすると『ルーローハン』の角煮もそぼろも味付けの濃さで誤魔化すようなことはなく、ほどよい濃さが絶妙に白米に合います。

セットで頼んだ『ワンタンスープ』は塩味がほどよい加減で美味く、さらに口の中を清めてくれる感じなので『ルーローハン』全体の味はもう少し濃くてもいいような気もしますが、アラフィフには丁度いい感じです。

若い人はもう少し濃いほうがいいかもしれない気がしますが、そこは個々の味覚次第とう感じです。

ちなみにセットにした場合のスープは『ワンタンスープ』以外も可能ですが、他を食べてませんけど『ワンタンスープ』をお薦めしておきます。

 

繰り返しになりますが点心系も食べたかったんですけど、セットの『ワンタンスープ』が『ルーローハン』のおまけというボリュームじゃなくそこそこの量ということもあり、お腹は満たされまくったので追加注文することなく『秀味園』さんから出て中華街を散策。

 

昔の中華街といえば中高年の赤ら顔まじりツアーっぽい観光客がけっこうな数で闊歩していたものですが、前述したように以前『新型コロナウイルス前』よりは行きかう人々の年齢は相当若くなってます。

 

そんな中華街を歩く観光客の年齢層も然りですが、それを迎えるお店も変化してきているようです。

『秀味園』の『ルーローハン・セット』はかなりお値打ち価格だと思っていたんですけど、ランチタイムは多くの店で¥1000でおつりがくる価格設定、内容も¥1000でいいの?という感じ、これも以前とは変わってきている気がします。

 

聘珍樓が閉店というニュースもかなり驚きでもあったし悲しくもありました。

diamond.jp

 

その原因はというと・・・

我らが『秀味園』で待つことなく入れたように、ランチタイムの時間は過ぎてましたが、訪れる人々の年齢層もかなり影響していると思うんですけど、イートインするよりも手頃な価格で手頃な量を食べ歩きできる中華ファストフードが人気という流れになってきているようで、そういうお店はけっこうな列ができていました。

 

その一方で時間の影響もあるでしょうが昔ながらのイートインがメインという店の前に列はなく、垣間見る店内もけっこう空いてる感じ。

ゆえにランチメニューも低価格という流れになってるんでしょうけど、それでも中華ファストフードの店に客は持っていかれているようです。

 

お店のほうも経営が大変なのは解るもののとても残念だったのが、中華ファストフードならまだしもSNSで話題にもなってる『いちごの串刺し』系の『いちご飴』とかまったく『中華街』に相応しくないものを売る店も多々あり、さらにそこそこの列が出来ていたりして中華街の行く末が案じられてしまいます(涙)

 

お土産店、雑貨店、食材店などを巡り歩き続けると時間は午後4時を少し回り、そろその中華街から『みなとみらい』地区に行きたい時間になってきたので車を駐車している『山下公園駐車場』に向かう途中で、見つけたのが『北京ダック専門店 王朝』。

ocho.gorp.jp

『北京ダック巻』に私と次男は吸い寄せられます。

出典:北京ダック専門店 王朝 - 北京ダック専門店

 

まだまだお腹は減ってませんし、そこそこ列もできてますけど、これはゲットしたいと欲求のままに列に並びます。

並んでまでゲットしたので温かいうちに食べたかったですけど、気持ちは大丈夫でも体がダメと言ってるので家族分を購入して『山下公園駐車場』に向かいます。

 

さてハンドルを握ったら『みなとみらい』に向かいます。

目的は『みなとみらい』で年末の雰囲気を味わうということで、とりあえず『ランドマークタワー』へ。

ランドマークプラザ』で年末の雰囲気をそこそこ満喫したあとは歩いて『赤レンガ倉庫』方面に歩を進めます。

『みなとみらい』地区のライトアップされた景色と年末の雰囲気を楽しみながら『赤レンガ倉庫』まで散歩するのが目的だったんですけど、行く途中でさらに人工的な光に遭遇しました。

 

それが現在開催されている『ヨルノヨ』

yorunoyo.yokohama

 

11月24日~1月3日まで開催されているイベントは12月第一週末もけっこうな賑わい。

考えることはみな同じで『ヨルノヨ』経由して『赤レンガ倉庫』へ民衆大移動といった感じです(笑)

 

『ヨルノヨ』イベント会場から中央には私的には『みなとみらい』の建物で一番好きな『ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル

 

そして赤レンガ倉庫。

赤レンガ倉庫でも各種イベントを開催していましたが、景色だけで十分なので行きとは違う道で『ランドマークタワー』に戻ります。

 

寒くもなってきたこともあり『ランドマークタワー』がやたら遠く感じて、やっぱ『ワールドポーターズ』に駐車すればよかったです(笑)

 

短い時間でしたが、年末の『横浜中華街』と『みなとみらい』を満喫できました。

 

ただただ『横浜中華街』というエリアはこれからも人を惹きつけていくとは思うものの『中華街』であり続けられるのかが心配です。

 

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