7月17日から公開された又吉直樹さん原作による『劇場』、天邪鬼な私は原作のほうには見向きもしませんでしたが映画化のほうは興味はありました。
興味はあったんですけど、まだまだ予断を許さない状況において映画館に行くのはな~と思っていたらPrimeVideoで配信です!?
マジか!?絶対観るとPrimeVideo配信を知ったときに決心しました、もちろんその時点ではPrime会員であっても有料だと思っていました。
妻も同映画を観たいと言っていたので、PrimeVideoで観れると知るとけっこう喜んでいましたが「さすがに映画館で観るのと同価格だったら、ちょっと考えちゃうね」と釘をさされます、いやいやもっともでございます。
それから7月17日までにPrimeVideoでの価格を調べるもどこにも情報はありません、情報を得られぬまま7月17日朝、いつものようにPCを起動し在宅勤務用の出退勤アプリにログインする前にアマゾンさんを開き『PrimeVideo』で『劇場』を検索すると、そこには眩いばかりの検索結果が表示されました『Prime会員特典』まさかの(Prime会員なら)無料!!なお、下の画像は後日キャプチャしたものです。
出典:Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで | アマゾン
基本データ
原作:又吉直樹
監督:行定勲
いつも通りでネタバレするようなことは一切書かないので単なる感想ですが、事前に『王様のブランチ』の映画コーナーで最後にどんでん返しがあるというのを聞いてしまっていたので、どんでん返しを楽しみに120分余り楽しみました。
尚、先に妻が土曜日早々に観たあとに、私は日曜日に観ております。
妻:面白かったけどヒロインは『松岡茉優』じゃなくて、「もう少しマイナーな子の方が良かった気がする、映画は淡々と進むのだけど120分余は退屈ではなかった」。
私:『山崎賢人』はどちらかというと若手男優のなかでは好感を持っているし、悪くいうつもりもさらさらないんですけど、ただでさえ『松岡茉優』が気になっていたのに、妻に感想を聞いてしまったせいもありその傾向は増幅しまくりで視聴しました。
妻が言っていたもう少しマイナーの子がよかったとはまったく思えませんでした。私の中では『劇場』で『松岡茉優』が演じた『沙希』役は今の若手俳優のなかでは『松岡茉優』しか出来ないと断言できる。
『松岡茉優』をイメージして又吉直樹が書き、『松岡茉優』をイメージして行定勲が映像化したといってもいいくらいなのだ、ゆえにただでさえ若手女優の中で演技に定評がある『松岡茉優』が演じることで、『山崎賢人』が演じる『永田』のダメダメぶりが際立ってくる、『山崎賢人』の演技も悪くはないのだが、『松岡茉優』の所為でダメダメ男『永田』が立ってしまい、『山崎賢人』の演技が印象に残らない。
本来『劇場』の主人公は『山崎賢人』演じる『永田』であり、ヒロインは『松岡茉優』演じる『沙希』であるわけだが、途中から『沙希』を演じる『松岡茉優』へと自然に感情移入してしまい主人公『松岡茉優』という印象が強く残りました。
全体を通しては妻と同じで淡々と物語は進む、120分余の時間は私たち夫婦それぞれには退屈ではありませんでしたけど、淡々と120分余は耐えられないという人もいるとは思います、特にザ・ハリウッド的な映画を好みの人には退屈の極みかもしれません。なお、ここでは『どんでん返し』については何も語りません。
妻の感想を解析するとヒロイン『松岡茉優』の存在が立つことにより、本来主演である『山崎賢人』が演じたダメ男「永田」の粗さばかりが目についてしまい、私がかなり『松岡茉優』を好きだと知っているので彼女を褒めたくないというジェラシーから「もう少しマイナーな子の方が良かった気がする」になったのだ(大笑)
ちなみに『松岡茉優』についてだが出演作品についてのレビューなどでは概ね高評価なのだが、ヤフコメ民にはすこぶる評判が悪い、ヤフコメ民に評判が悪い理由がほとんど「あざとい」って感じなんですけど、それってバラエティだけの印象じゃん(笑)
でも、同性はたぶん『松岡茉優』って嫌いだろうなって思ってますけどね(汗)
絶対観た方が良いとまでは推せませんが、絶対観ない方が良いとは言えません、そこらへんは個々の感じる差がもちろんあるので保証はしませんが、お時間があったら観てみてください。なんせ『GoTo PrimeVideo』ですから!?