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甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

ノジマステラのWEリーグが心配になってきた(4)

 

WEリーグのプレシーズンマッチはマスメディアさんのコロナ特需による過剰報道の煽りを受けて・・・

ひっそりと始まりひっそりと終わりました。

 

そしてチームエンブレムもひっそりと代わっています。

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出典:新エンブレム・ロゴデザインのお知らせ of ノジマステラ 公式ホームページ

 

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画像小さいですけど、前のほうが良かったように思いますけど、慣れていくしかないです(笑)

 

テーマとして滞っていますが、ずっと心配しております。

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ひっそりと始まりひっそりと終わったプレシーズンマッチの結果は以下の通り。

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出典:PSM of ノジマステラ 公式ホームページ

 

WEリーグ開幕により参加クラブ編成も変わりましたし、各クラブもそれぞれに強化編成していますが、参考までに2020年のなでしこリーグ1部の最終結果は以下になります。

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出典:順位表 | 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト | なでしこリーグ

 

プレシーズンマッチで対戦した『浦和』、『新潟』については2020年のなでしこリーグ1部、浦和は優勝、新潟は5位でいずれも『ノジマステラ』より上位、『長野』はなでしこリーグ2部、『大宮』は新規参戦なのでスコアだけ見れば、『ノジマステラ』の戦力を考えるとこんなもんかなとも思うのですけど。

 

スコアだけじゃなく4戦のシュート数/被シュート数は以下の通り。

数値は公式記録から抽出⇒【公式】2021 WEリーグ プレシーズンマッチ:WEリーグ.jp

シュート 被シュート
新潟 1 13
浦和 3 23
長野 7 11
大宮 9 13
合計 20 60

 

ポジション別にみるとこんな感じ

ポジション シュート
DF 5
MF 9
FW 6

 

対戦相手の『ノジマステラ』戦でのシュートをポジション別に見るとこんな感じ

ポジション 浦和 新潟 長野 大宮
DF 2 3 1 6
MF 9 4 6 3
FW 12 6 4 4

 

そもそも『ノジマステラ』のシュート数が少ないのでなんとも言い難いのですが、『ノジマステラ』のFW登録選手のシュート数は1試合あたり1.5本ですから、どれだけFWがゴールから遠いところでプレイしているかが解ります。

 

そもそも過去のエントリーにも書きましたが、長年『ノジマステラ』で攻撃を担ってきた『南野亜里沙:現千葉』選手、『川島はるな:現広島』選手という二人が移籍したにも関わらずFW登録選手は4人となってますけど、登録上の話で純然たるFW選手はいません。

 

この状態は2021年1月22日の新加入のお知らせ以降から変わっておらず、チーム編成に疑問しかありません。

 

プレシーズンマッチについてはライブ放送もありましたし、現時点でもライブ配信(録画)映像を見ることができます。

weleague.jp

 

ノジマステラ』の試合は今でも3試合視聴可能なので、3試合をほぼ倍速で観たのですが、バタバタしているというのが率直な感想。

※倍速で観たからバタバタしているわけではありません(笑)

 

プレスをかけるにしても連動性を感じることは少なく、連動してボールを奪えたとしても、その先を考えているとは映像を見ている限りは思えなくて、パスの出し手と受け手の意志の疎通も微妙でスムーズなパス交換が出来ない、パスの精度も強度も微妙だし、相手にも何度も読まれるてカットされ守勢になるといった具合、攻撃に転じてもボールを収めることなく前へ前へという単調な攻撃なので、後方からの押し上げもなく分厚い攻撃にはならないからフォローもなく相手DFに潰されてお終いといった具合、収める収めないというところも観てる限り相手のプレッシャーもあって収めるに収められないから前へ前へという具合なんだけど、そこを収めれるようにならないとシュートすら打てないという状況は変わらないですね。

 

プレシーズンマッチ唯一の得点となった浦和戦の得点は素晴らしかったんですけど、何度も同じような攻撃が出来るもんじゃないんで、ゆえに4試合で1得点だったということです。

攻撃に関しては昨年見た数試合も上記と同じ具合で変わってないし、さらに前線の選手がスケールダウンしているのだから、期待のしようがありません(汗)

守備に関しては奪われ方が悪いので、どうしても受け身になってしまうし、相手に数的有利な状況も作られがちということもあるけど相手攻撃をディレイさせるような工夫も全体的に出来ていなくて、個々で頑張ってしまっているような印象でした。

 

プレシーズンマッチは前述のような内容でしたが、なでしこジャパン選出常連の『松原有沙』選手は全試合欠場、なでしこジャパン選出歴のある『大賀理紗子』選手は2020年の大怪我(全治約8カ月:前十字靭帯断裂)から復帰したばかりで出場時間も僅かという状況でしたから仕方ない面もありますけど・・・

 

ネガティブなことばかり書いてますけど、ポジティブな発見もあります。
最近では何度もなでしこジャパンのトレーニングキャンプに呼ばれている新加入の『脇阪麗奈』選手は存在感がありました。

ボールへの寄せ、読み、奪取、ボール保持者へのプレッシャー、パスなどのセンスも随所に感じましたし、なでしこジャパンのトレーニングキャンプに呼ばれるに相応しいプレイ振りでした。

ここに『松原』選手、『大賀』選手が加われば中盤から後方はそれなりに安定するように感じました。

 

さらに上を目指す(優勝ではない(汗))となると、中盤にもうひとり『脇阪麗奈』選手レベルの選手と繰り返しになりますが、前線の選手のグレードアップの必要性ですね。

 

その前線の選手ですが、新加入の『松本茉奈加』選手は縦に抜け出すスピードはなかなか良い印象でしたけど、繰り返しになりますけどひとりでやりきって得点できるほどサッカーは甘くないですからね(汗)

 

前回のエントリーで投稿直後に『田中陽子』選手のウエルバ退団の報を知り、すぐに追記しました。

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この記事を書いている時点で『田中陽子』選手の去就は決まっていないようです。

そう、『脇阪麗奈』選手のパートナーとして『田中陽子』選手が戻ってくるようなら最適だし最高なんですけどね。

 

ただそれだけでは、まだ足りません。

開幕まであと2カ月足らずどうなることやら・・・

 

7月11日に『日テレベレーザ』と45分×2のトレーニングマッチを行っています。

この試合のスコア及び得点者はチーム事情により非公開となっているのですが、どんなチーム事情なのか気になります。

www.verdy.co.jp

日テレベレーザ』の公式で掲載している画像では『ノジマステラ』の選手について確認し難いのですが、まだ発表できない新加入選手がいるような気もしています。

田中陽子』選手がスペイン女子リーグで最後にピッチに立ったのは6月6日ですから、既に帰国していて隔離期間も終えていてもおかしくないんですよね(笑)

 

おまけ

過去のエントリーで『北野誠』監督ってどうなの?ってことを書いてるんだけど、これも個人的な推測の域を出ませんけど、WEリーグ参戦条項にトップチーム監督条件に『S級ライセンス』所持ってのがあるんですよね、ゆえに『浦和』なんて昨期なでしこリーグ1部優勝監督の『森栄次』さんが監督就任出来ずに監督発表が遅れました。

 

この『S級ライセンス』が曲者で『浦和』に限らず他クラブも監督選びに苦労していました。

幸いなのか不幸なのか『北野誠』監督は『S級ライセンス』所持していますし、昨期も監督だったので『S級ライセンス』ありきだったじゃないかなと思っています。

 

 

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