まじか~!?
移籍発表
J1リーグ再開後も不安定極まりない戦いを続ける横浜Fマリノス(泣)
そんなマリノスにあって安定したパフォーマンスを維持していた『遠藤渓太』のドイツ・ブンデスリーガ1部のFCウニオン・ベルリンへの期限付き移籍が何の前触れもなく発表されました。
『遠藤渓太』にとってはまたとない機会なので、横浜Fマリノスサポとしては喜ぶべき話なのですけど、チーム状態があれなんで正直なところ手放しでは喜べません(汗)まぁ決まったことですし『2021年6月30日までの期限付き移籍』というこもあり経験とともに実力も身につけて戻ってきてほしいと活躍を祈るばかりですが、マリノス公式には記載がありませんがドイツのサッカー専門誌『Kicker』日本語版には『買い取りオプション付き』となっていますので活躍したら、たぶん戻ってきません、活躍出来なかったら戻ってきます(涙)
FCウニオン・ベルリンとは?
ところで『ウニオン・ベルリン』!?『ヘルタ・ベルリン』なら知ってますけど、そこそこ海外サッカーにも精通しているつもりでしたが初めて聞く名前です。
ヘルタ・ベルリンといえば日本人なら思い浮かべる名前はけっこうありますけどね、私の中で一番最初に思い浮かぶのは元イラン代表の『アリ・ダエイ』、『奥寺康彦』も1980-81シーズンの1年間在籍してたようですけど『ケルン』と『ブレーメン』のイメージしかなかったので意外です、40歳以下の世代だと『細貝萌』か『原口元気』になると思いますが、それは『ヘルタ・ベルリン』の話、『遠藤渓太』の移籍先は『ウニオン・ベルリン』です。
いつもように日英ウィキペディア比較です。
公式HPはこちら ⇒ https://www.fc-union-berlin.de/en/
当たり前ですが公式でも発表されています。
主な(歴代)所属選手
ヘルタ・ベルリンは前述した選手以外にも日本人でも知っている選手が多数在籍していますがウニオン・ベルリンは少ないですね、そもそも1部に昇格したのが2019-20シーズンで、それ以前は2部以下という具合ですから有名選手が在籍しているはずがありません。
そんなクラブですが歴代の在籍選手に知っている名前も少しだけいます、当たり前といえば当たり前なのですが、日本語版と英語版では異なっています。
日本語版では2017-2018シーズンに『内田篤人』がありますが、英語版にはその記載がありません(出場2試合だから止む無し)、また英語版では元ドイツ代表『ヨルグ・ハインリッヒ』の名前があるのですが、日本語版にはありません。日英両方に記載があるのが元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表『セルゲイ・バルバレス』、記載されている選手名も少ないのですが日本語版、英語版を通して私が知っているのは3名だけでした。
2019-20成績と2020-21展望
ブンデスリーガ1部に初めて昇格した2019-20シーズンの成績はというと、全18チームで11位、12勝17敗5分の勝点41は17位で降格した『フォルトナ・デュッセルドルフ』とは勝点で11、16位でプレーオフでの戦いを余儀なくされた『大迫勇也』が所属する『ブレーメン』とは勝点で10の差がありますから昇格年にしては上々の結果だったのではないでしょうか。
さてそんな『ウニオン・ベルリン』で『遠藤渓太』は活躍できるのでしょうか。
2019-20シーズンの基本フォーメーションは以下の通り4-2-3-1、2020-21シーズンも監督は変わらないのでフォーメーションも変わらないと思います、『遠藤渓太』のここまでの実績から考えると理想のポジションは左MF(左FW)になるのですが、
source : https://formation-y.com/en/formation/union_berlin.html
2019-20 ウニオン・ベルリンの得点ランキングは以下の通り
- Sebastain Andersson : 12点
- Marius Bulter : 7点
- Marcus Ingvartsen : 5点
2019-20 ウニオン・ベルリンの出場時間上位は以下の通り、遠藤渓太とポジションがかぶるMarius Bulter、Marcus Ingvartsenも載せています()内は出場試合数。
- Marvin Friedrich : 2881分(30)
- Sebastain Andersson : 2837分(30)
- Robert Andrich : 2738分(30)
- Marius Bulter : 2319分 (32)
- Marcus Ingvartsen : 1746分(29)
ポジション争い
Marius Bulter
ポジション的にもっともかぶる左MF(左FW)「Marius Bulter」は得点、出場時間(試合数)ともにまさに中心選手、どんな選手なんでしょう。日本語版ウィキペディアにリンクはありませんが英語版にはあります。
生年月日:1993/3/29 (age 27)
国籍:ドイツ
身長:188㎝
ドイツ代表には世代別を含めて1度も選ばれていないようです。
ウニオン・ベルリン公式での紹介はこちらです。
Marius Bulter(FC Union-Berlin)
Marcus Ingvartsen
では右MF(右FW)「Marcus Ingvartsen」はどんな選手でしょう。
日英ともにウィキペディア情報はありますが、こちらも英語版のリンクを載せます。
生年月日:1996/1/4 (age 24)
国籍:デンマーク
身長:187㎝
(ウィキペディアでは182cmですがウニオンベルリン公式では187cm)
デンマークA代表はありませんが、U-16~U-21までは常に選出され、U-21時代は28試合に出場し17得点ですから、U-21デンマーク代表の中心選手ですね。
ウニオン・ベルリン公式での紹介はこちらです。
Marcus Ingvartsen(FC Union-Berlin)
動画など
他にもFW登録されている選手だけで5人おり、数字だけ見ているとけっこうなチャレンジのようにも思えてきます。
日本人にも馴染みがある強豪2019-20ブンデスリーガ1部2位の『ボルシア・ドルトムント』に勝利した試合のハイライトが『Sports Navi』で見れます。しかも『Marius Bulter』大活躍です(汗)
遠藤渓太
最後に『遠藤渓太』選手についても・・・
生年月日:1997/11/22 (age 22)
国籍:日本(神奈川県)
身長:175㎝
代表歴はU-19からU-22まで世代別代表を経験、2019年にはA代表にも選ばれています。
マリノスでの成績はというと、リーグ戦、カップ戦を含めたトータルで139試合に出場して15得点、昨年の優勝にも大きく貢献した活躍ぶりはこちら。
生活環境や言葉などの変化による苦労の方が気になりますけど、実力に関していえば簡単なチャレンジではありませんけどスピード、テクニックでは劣るとは思えません。
『ウニオン・ベルリン』のブンデスリーガ1部2020-21シーズン開幕は現地時間9月20日にAWAYでの『カールスルーエ』戦、開幕までの時間はありませんが『遠藤渓太』の活躍にも注目です。