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甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

映画【沈黙の艦隊 北極海大海戦】レビュー

出典:映画『沈黙の艦隊』北極海大海戦|公式サイト

silent-service.jp

 

前説

前回に続いて今回も映画観てきたので、そのレビューです。

直近で観たのが近い順に【ブラックショーマン】、【国宝】ということもあって、劇場内の女性比率は大雑把ですけど、7対3くらいで女性優位で歳を取っても男子である私にとっては居心地のいい時間でした(笑)

ところが、今回の【沈黙の艦隊 北極海大海戦】は遅い時間での鑑賞ということもありますけど、9対1くらいで男性ばっかでした(笑)

 

本題です。

映画【沈黙の艦隊】は2年前に公開され、その際もちゃんと劇場で観て投稿もしていますので、興味がありましたら見てみてください。

www.sugarless-time.com

 

沈黙の艦隊】は前作劇場公開後に昨年(2024年)【Prime Video】で劇場未公開シーンとその後のストーリーを追加して全8エピソードが配信されています。

沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜

www.amazon.co.jp

もちろん、こちらも視聴しています。

本作品はamazonグループのamazonスタジオが初めて製作した日本映画ということも付け加えておきます。

 

ランキング

週間、週末ともに【鬼滅の刃】、【国宝】は相変わらずランクイン維持していますが、【チェンソーマン】は週間、週末ともに連続1位、【8番出口】も引き続き検討しています。

沈黙の艦隊 北極海大海戦】は公開直後ということもあって、ランクインしていますけど、今後は厳しい気がします。

今後も頑張って欲しいんですけど・・・理由はレビューでお伝えします。

 

週間ランキング

出典:週間映画ランキング - CINEMAランキング通信



 

週末ランキング

出典:今週の映画ランキング - CINEMAランキング通信

 

レビュー

【Filmarks】、【映画.com】ともに評価4.0ですから、概ね高評価ですよ。

観に行かないなんてもったいない。

 

Filmarks

filmarks.com

評価:4.0

レビュー数:2,395件

 

映画.com

eiga.com

 

評価:4.0

レビュー数:266件

 

Sugarless Time

評価:4.5

CG、VFXと先端技術をふんだんに使った映像ですが、作り物と解っていても、久しぶりに観ていて力が入りまくります。

手に力が入るだけでなく、踏ん張る足、とくにふくらはぎがパンパンに張っているのを感じるほどです。

もちろん、最近の映画レビューで言ってきた大きなスクリーンで観る必然性はまちがいなくこの映画には存在します。

大きなスクリーンで観る戦闘シーンももちろん素晴らしいのですが、【沈黙の艦隊】の良さはこれに政治が絡んでくるところ、国内の陳腐なことを大仰に扱うオールドメディアには手が負えないほどの政争も展開されます。

 

戦闘シーンで中心となる【やまと】乗組員【大沢たかお】、【中村蒼】、【溝口拓男】などなどの面々の演技も素晴らしいんですけど、【笹野高史】、【江口洋介】、【風吹ジュン】、【津田健次郎】などが政治家として登場しており、こちらも熱いし力が入るし、みんな格好良いし、こんな政治家がいたら良いのにと痛感させられる。

また、それらを報じるメディアも【上戸彩】を中心に熱いです。

 

ネタバレになるので、これ以上は書きませんが、これだけ絶賛しながら5点満点にしなかった理由のひとつは専門用語がふんだんに使わるところ。

映画を観ていれば、それらのワードの意味はなんとなく理解できますけど、スクリーンの端っこで良いので説明テロップはあったほうがいいと思います。

自分的には、なんとなく理解できるので、テロップまでは不要ですけど、冒頭に書いた通りで、男性客が多いというのは、こういうところのような気がします。

男性ならなんとなく理解できる比率は高いと思うんですけど、女性がなんとなく理解できる比率は低いと思うんですよね。

女性客を取り込めないと集客に限界があるので、そこは考えて欲しいところです。

あと、もうひとつあるのですが、それは観た方が判断して欲しいので、是非劇場で鑑賞して欲しいです。

2つも注文つけて”4.5”評価というところがこの映画のすべてです。

 

まとめ

レビューでだいたい書きましたが、実際に日本の政治家のなかにはこんな人達もいるように思わせてくれます。

メディアが政治家の揚げ足を取ることに注力したり、片やお気に入りの政治家の不正を意図的に隠蔽したり、恥ずかしげもなく持ち上げたり、盛ったりする所為で、与党にせよ野党せよ本当の姿が見えなくなっているように感じてしまいます。

もちろん、全ての政治家がそんな熱い志を持っているなんて思いませんけどね(笑)

 

また、本映画の主役である原子力潜水艦【やまと】、そして【大沢たかお】が演じる【海江田四郎】を通して、平和とは戦争とはということも考える機会になると思いますし、それが大きなスクリーンで観れるなんて贅沢過ぎますよ。

 

最後に【上戸彩】についても、否応なく彼女が出演する作品は今まで多く目にしてきましたけど、今までは印象に残るようなものはありませんでした。

ただ、この作品の彼女は格好良いし、演技も素晴らしくて俳優【上戸彩】の見方を変えてくれました。

 

さらに・・・とにかく早めに観たかったこともあって、2Dでの鑑賞でしたが、3D、4Dで観たほうが絶対に良いです。

 

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