sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

映画【フロントライン】レビュー

出典:映画『フロントライン』公式サイト|絶賛上映中

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

 

前説

観てからすでに3週以上経過して上映している映画館も週毎に減少して、【鬼滅の刃】の所為でさらに観る場所はなくなってきていると思いますが、そんな状況ですが、やっぱり書きたかったので今さらながらレビューです。

鑑賞した週には【国宝】も公開されており、今まで劇場で映画鑑賞をリピートしたことなどなかった妻が公開週、第二週と続けて観に行ってたこともあって、【フロントライン】より【国宝】推しの圧が凄かったのですが、初志貫徹で【フロントライン】を観てきました。

 

観に行った劇場は1日1回しか上映していなかったものの、すでに世の中は【国宝】祭りだったので、混んでるわけないだろうけど、予約もすることなく上映時間の1時間ほど前に劇場についてチケットを買おうとしたら、ほぼ満席状態でかろうじて前から3列目の端というバッドな席を確保できました。

 

入場が開始されると、あっという間に待ち行列が形成され、それに並ぶこともなく遠目で、どういう客層なのかと眺めていたら・・・

映画じたいドキュメンタリーということもあったし、出演俳優の年齢もミドル世代なので、客層も同じだとばっか勝手に思っていたんですけど・・・

まさに老若男女、小学生から80代と思われる高齢者の方々もチラホラという具合で、こんなバラエティにとんだ年齢構成のなかで映画を観るのは初めてかもしれないです。

 

概要

【フロントライン】というタイトルだけだと、なんなのか解らない人も少なからずいると思うので簡単に概要説明しますね。

覚えている人も多いと思いますが、2020年2月にコロナウイルス感染者が多数乗船したクルーズ客船【ダイヤモンドプリンセス】が横浜港に停泊したときの話です。

 

まぁ概要はいつも通りウィキペデイアでご確認ください。

ja.wikipedia.org

 

ランキング

週間ランキング、週末ランキングは以下になります。

いずれもTOP5までしか載せないので、6位以下はリンクをご確認ください。
フロントラインはいずれもTOP10圏外です(汗)

週間ランキング

出典:7月25日~7月31日 週間映画ランキング - CINEMAランキング通信

フロントライン週間ランキング

【フロントライン】はといいますと以下の通りです。

6月13日~6/19日:3位

6月20日~6/26日:3位

6月27日~7/3日:5位

7月4日~10日:6位

7月11日~17日:7位

7月18日~24日:9位

 

週末ランキング

出典:8月1日~8月3日 今週の映画ランキング - CINEMAランキング通信

 

フロントライン週末ランキング

【フロントライン】はといいますと以下の通りです。

6月13日~6/15日:3位

6月20日~6/22日:3位

6月27日~6/29日:6位

7月4日~6日:6位

7月11日~13日:8位

7月18日~20日:10位

 

レビュー

Filmarks

filmarks.com

評価:4.1

レビュー数:15,107件

 

映画.com

eiga.com

評価:4.2

レビュー数:579件

 

Filmarks、映画.comどちらもアップされているレビューはどれも素晴らしい、私の記事を読むよりも、映画を観に行かなくても、この映画の素晴らしさを伝えてくれます(笑)

既に観てしまった方、観に行く予定がない方は皆のレビューを読むだけで多くのことを学べるし、考える機会になると思いますけど、上映している映画館は減りまくってますけど、やっぱ観に行って欲しいですけどね。

 

Sugarless time

評価:4.5

不満はまったくないし、本当に良い作品です。

本当は5.0をつけたいんですけど、映画というコンテンツということを考えると、やっぱりエンターテインメント要素が欲しいし、それだけがマイナスです。

これだけのキャスティングを考えると映画でしか実現できなかった気もするんだけど、もっと多くの人が観れるコンテンツで制作すべきだったし、もっと多くの人に観て欲しい作品です。

 

ドキュメンタリー映画としても秀逸なんですけど、出演者された俳優さん達の演技も素晴らしかったです。

 

小栗旬】さん、【松坂桃李】さんは・・・まぁ安定の演技だったんですけど、観終わって時間が経過するにつれ2人の存在感が映画全体の安定感であったり、重厚感であったりに大きく影響していたように思えてきました。

 

観終わった直後では【窪塚洋介】さん、【森七菜】さん、【池松壮亮】さん、【滝藤賢一】、【桜井ユキ】さんが素晴らしかったです。

 

池松壮亮】さん、【滝藤賢一】さんは期待通りの安定感の演技で素晴らしかった。

 

桜井ユキ】さんは直近のNHKドラマ【しあわせは寝て食べて待て】の【麦巻】さん役が凄く良くて、私の中の彼女のイメージは【麦巻】さんになってしまっていたんですけど、過去の彼女のイメージ通りのキャラクターもやっぱ良かったです。

www.nhk.jp

 

窪塚洋介】さんについては、この映画を観た人の多くは彼の演技が一番熱くて格好良かったと言うと思うし、ドキュメンタリー映画なので彼が演じたモデルとなった医師にも胸が熱くなったと思います。

 

期待を上回る演技だったのが【森七菜】さん、数年前に大ブレイクしてから直後に事務所関係のトラブルで露出が減っていった彼女ですが、その後も私が観る作品には出演されていることが多くて、着実に演技が上手になっていると感じてはいたのですが、本作品でさらにジャンプアップした感があります。

彼女は【ダイヤモンドプリンセス】のクルーの役だったのですが、演技ももちろん良かったんですけど、よどみないネイティブばりの英会話が素晴らしい。

もともと出来たのか、この役のために学んだのかまでは解らないのですが、素晴らしくて、普通にハリウッド映画でも通用するレベルも圧巻でした。

というわけでSugarlessTimeさんの評価は4.5でした。

 

まとめ

前述しましたけど、映画というコンテンツではなく、もっと多くの人が観れるコンテンツでやって欲しかったというのが一番思ったことなのですが、それはそれだけ多くの人に観て欲しいということでもあります。

 

2000年2月のこの出来事から5年半も経過してしまいました。

 

あの当時、私が何を思い何を感じたのかを鮮明には覚えていません。

ただ、未知のウイルスと知りながらダイヤモンドプリンセスに乗船した医療従事者の勇気、未知のウィルスを国内に持ち込まないことに奔走した厚生労働省をはじめとする役人は心身ともに削りながらのことだろうなとは感じてました。

 

マスコミが何を伝えたかなんて覚えてませんが、きっと厚生労働省をはじめとする関係者の水際対策を批判したり、乗船者を半ば船に隔離するやり方を非人道的などと矛盾するようなことをセンセーショナルに報じていたんだろうと思います。

マスコミへの文句を言いだすと脱線しまくって長くなるので止めます(笑)

 

被災地支援に赴く人をマスコミも庶民も概ね賞賛するのに、何物なのかもわからない未知のウイルスから患者を助けるために医療従事者という使命感で人道的に立ち向かった人達、なのに残された家族にまで向けられる誹謗中傷、あの時は多くの人が非人道的になったことを思い出します。

 

この映画を観てあらためて考えてみることが大事だと思います。

同じことを繰り返さないために、マスコミに騙されないために。

 

出典:STORY|映画『フロントライン』公式サイト|絶賛上映中

 

最後に今年の夏休みは長いんですけど、遠くへ行く勇気がないので、妻の圧に屈して【国宝】を観に行ってきます(笑)

 

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