前説
前回投稿した映画『ザリガニの鳴くところ』レビュー、11月23日に観てきたのですが、上映開始時刻はお昼ちょっと前から、実はその前に朝いちで『すずめの戸締り』も観ています。
アラフィフですけど、アニメも観るし(特に劇場版)、『新海誠』さん作品は『君の名は』からは劇場でも観てますし、それ以前の作品もすべて観ているので、最初から2本観るつもりでも本命はこちらの作品。
トレンドだからとか関係なくて普通に『新海誠』作品が好きだし、それになんと『新海誠』作品の多くに重要なスタッフとして高校3年生の時のクラスメイトが関わっているのもより身近に感じていることもあるかもしれません。
エンドロールに彼の名前を見つけるたびに毎度我がことのように興奮してます。
ちなみにクラスメイトだったけど、一度も話したことはありません(笑)
『新海誠』が注目されだしてから高校時代の友人からその話を聞いて、高校の卒業アルバムを引っ張り出してみたらクラス写真に彼がいたという具合(笑笑)
また同級生には彼よりも有名な女性アーティストもいました(汗)
けれど、私はアラフィフなのに今秋から2度目の単身赴任(泣)
ランキング
週間ランキングでは4週連続トップを維持しましたが、想定してたとはいえ週末ランキングではトップを譲ってしまいました。
出だしは過去最高だっただけに今後が気になるところです。
週間ランキング(11月26日~12月2日)
週末ランキング(12月3日~12月4日)
レビュー
いつもの通り主要サイトのレビューからです。
当ブログでは映画の内容については詳細は書かないので、より詳しい情報は以下のサイトでネタバレレビューを選んで見てください。
なお、数字は12月6日時点のものです。
Filmarks
評価:3.9
レビュー数:43,941件
Yahoo!映画
評価:3.9
レビュー数:5,734件
映画.com
評価:3.9
レビュー数:755件
主要サイトは軒並み3.9の評価、私的には4.0超えなかったったか~という感じもしますね。
ちなみにFilmarksでの『君の名は。』と『天気の子』はこんな感じでした。
あらためて確認すると前2作も4.0超えてなかったです(笑)
sugarless time
評価4.0
毎度毎度思うのですが、アニメって劇場でわざわざ観なくてもいいんじゃない?
2022年ナンバーワンヒットの『ONE PIECE FILM RED』も劇場で観ましたが、これもスクリーンじゃなくても良いです。
ただ『ONE PIECE FILM RED』に関しては音響だけは劇場のほうが絶対良いとは思いますけど・・・
『すずめの戸締り』に話を戻します。
『新海誠』作品は今回ものっけから劇場で観なきゃいけないというメッセージをスクリーンにぶちまけてきます。
そう、のっけからストーリーなんてどうでもいいと思うくらいの美しい映像が大画面に広がってくる。
もうこれだけで満足できちゃうんだから、ストーリーは美しい映像の邪魔をしないように、音楽も美しい映像の邪魔をしないようにしてくれれば良いんだけど、すべてがシンクロしてしまう。
『君の名は。』の時はどちらかというと音楽が前に出過ぎていて映像とストーリーが音楽を追っかけるような感じ、それが悪いわけではなく、そうであったとしても『君の名は。』という映画はとてつもないクオリティで完成されていた。
だけど『ONE PIECE FILM RED』を観て思ったのは、映像の美しさやストーリーは比べるまでもないんだけど、『ONE PIECE FILM RED』が『Ado』のための映画であったように『君の名は。』が『RADWIMPS』のための映画のようにあらためて思えてきてならなかった。
『すずめの戸締り』の音楽は今回も『RADWIMPS』、でも今回はというと、もっときてもいいんだよと言いたくなるくらい前に出てこない。
その代わりに随所に懐メロが散りばめられ、その冒頭を飾ったのは『ルージュの伝言』だったから『ジブリ』作品のオマージュ?かと思ったら、続く懐メロはバラエティにとんでいていいアクセントになっておりストーリーと映像と音楽が絶妙にシンクロしている感じですかね。
ストーリーについて詳細は控えますが、ちょっと中だるみ感があったし、クライマックスに至る落とし込みも強引だったかなという感じです。
クライマックスは悲しいし切ないんだけど、そういうところが気になったんでしょうね、涙するようなことはありませんでした。
あくまで私の感情なので人によっては号泣もするかもしれないです。
そこらへんが評価4.0たるゆえんになります。
まとめ
『君の名は。』以降、ファンだけではなく社会的にも有名になってしまい、送り出す作品には相応のクオリティが求められているにも関わらず、期待を裏切らない作品を世に送り出してきていることには驚きに値する。
クオリティの高い作品がもちろん魅力的で多くの人にも観て欲しいということに疑いはないんだけど、クオリティの高い作品を創り上げた彼らの素晴らしい仕事の成果ぶりというところも感じながら観て欲しい作品です。
なんか上から目線になってますけど(笑)
おまけ
カタールワールドカップ、日本はベスト8に進むことはできませんでした(負けたわけではありません)。
疲労もあったし、久保不在はここにきてとっても痛かったです。
それ以上のたらればはここでは書きません(笑)