出典:映画『ザリガニの鳴くところ』 11月18日(金)全国の映画館で公開 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
前説
9月から埼玉での単身赴任生活が始まってから毎週末は帰っているし、リモートワークも可能なので、当初11月23日は神奈川の自宅に戻り、24日,25日はリモートワークにするつもりだったのですが、24日出社する用ができてしまい23日は埼玉の地で丸一日フリータイムとなってしまったので、映画を観に行ってきた。
もちろん、23日夜には大事な大事なワールドカップ2022カタール大会、日本代表にとってカタール大会が初戦で終了してしまうかもしれないドイツ戦が控えているので、休みといっても昼まで寝ているわけにはいきません。
観に行ったのはタイトルの通り『ザリガニの鳴くところ』、原題『Where the Crawdads Sing』、原題をそのまま和訳してます。
ミステリーは手にとることがないのだけど、原作は著者『ディーリア・オーエンズ』さん、同作品は全世界で累計1500万部突破、早川書房から出ている翻訳版は税込み¥2090だから印税を10%としたら印税額は日本円で30億円超え(年末ジャンボ×3)、しかも2019年、2020年でアメリカで最も売れた本、2021年本屋大賞翻訳小説部門1位、じゃあ本読む人なんだから、まずは本読めなんだけど、ミステリーはあまり好きじゃない、だけどタイトルが気になるし、映画予告でも気になっていたので観てきました。
ちなみに『ディーリア・オーエンズ』さんのウィキペデイアは以下、1949年生まれで本作品が処女作、本業は動物学の理学士号を持つ学者です。
ストーリー
ネタバレになるので多くは書きません。
物語は1969年のアメリカ・ノースカロライナの湿地帯で裕福な家庭で育ち将来を嘱望された青年の変死体が湿地帯で発見された。
容疑者として逮捕されたのは、家庭崩壊により6歳から湿地帯でひとり生きてきた『カイア』、その生い立ちから彼女の犯行と疑って止まない多くの人々、そしてその生い立ちから彼女を見守ってきた心優しい僅かな人・・・
彼女の犯行なのか?判決はその生い立ちから彼女の犯行と疑って止まない多くの陪審員に委ねられていた。
ランキング
週間ランキング(11月19日~25日)
最初の週間ランキングでは9位にランクイン。
週末ランキング(11月26日、27日)
2週目の週末はトップ10圏外になってます。
最初の週末は8位はランクイン。
出典:11月19日~11月20日 今週の映画ランキング - CINEMAランキング通信
レビュー
いつもの通り主要サイトのレビューからです。
当ブログでは映画の内容については詳細は書かないので、より詳しい情報は以下のサイトでネタバレレビューを選んで見てください。
なお、数字は11月28日時点のものです。
Filmarks
評価:3.8
レビュー数:3,971件
Yahoo!映画
評価:4.0
レビュー数:480件
映画.com
評価:3.8
レビュー数:220件
主要サイトは3.8~4.0と概ね高評価になってます。
sugarless time
評価3.9
4.0までは届かない感じです。
原作を読んでいれば評価は変わったかもしれません。
ミステリーというには物足りない感じがしたので、原作はもっと濃密なもののような気がしますね。
ただ美しいノースカロライナの湿地帯の風景は原作では想像するしかないし、想像するからこその風景があるのかもしれないけど、きっと目にした映像は日本人にとって想像できないもののように思えます。
主人公『カイア』を演じた『デイジー・エドガー=ジョーンズ』も湿地帯でひとり成長するとこういう風になるのかもしれないという想像をナチュラルに抱かせてくれます。
そして、忘れてはならないのが原作のファンでもある『テイラースウィフト』が映像化にあたり楽曲を書き下ろした『calorina』も映像をより美しくさせてくれてました。
まとめ
観終わって、ふだんはミステリーものは読みませんが、やっぱり読みたくなってきましたね。
ただ、いずれ文庫化もされると思うので時間を置いてから楽しみたいと思っています。
おまけ
ワールドカップのことも書こうと思っていた矢先にコスタリカに負けてしまうわ、ベルギーも負けるわで、頭の中が整理できない状態に陥っているので、ワールドカップ期間中は人様のものを拝見するだけにしときます。