2022-23WEリーグ移籍情報はちょっとお休みして今回は『中村俊輔』!!
私が『中村俊輔』を見たのは彼が『桐光学園』2年生時の冬の高校サッカー選手権神奈川予選、彼が17歳、1995年のことになります。
Jリーグはというと今年でスタートして30年ですから、スタートして3年まだまだJリーグバブルの余韻が色濃くある頃、私とJリーグはというと、日本サッカーリーグ時代から神奈川県民ゆえに子供の頃から身近な企業、所属する選手も魅力的であった『日産自動車FC』ファンであったこともあり、必然的に応援するのは『横浜マリノス』。
そして私のプライベートはというと社会人としてやっていける自信がつきはじめた頃になります。
余計な情報が多いですけど、初めて見た17歳の『中村俊輔』はというと、舞台は県予選準決勝だったと思うんですけど、一人だけ異次元のプレイに驚きもしたし、この子はただメディアにチヤホヤされるだけじゃなく、絶対に日本を代表するプレイヤーになると確信するほど、高校サッカーのピッチに立っているのに違和感を覚えました。
特に際立っていたのは綺麗な弾道で強度といい精度といい抜群のサイドチェンジ、相手選手を嘲笑うかのようなボールタッチとボールコントロールにうっとりしたものです。
高校卒業後は我らが『横浜マリノス』に入団、その後の活躍は多くの人が知るところです。
こちらも余計な情報ですけど、今年44歳となった『中村俊輔』ですが、Jリーグ創成期から活動している『横浜マリノス』を応援している『malicia』、今は掲示板はなくなりましたが、『malicia』の掲示板では『中村俊輔』入団当初から彼を呼ぶときに使っていた呼称が『坊ちゃん』、掲示板があったときは頻繁にR/Wもしてたので、44歳になっても私の中では『坊ちゃん』がしっくりします(笑)
現在の『malicia web』は以下リンクを参照。
『2階の目線』は面白いですよ!!
なぜ急に『中村俊輔』の話かというと、44歳の誕生日にイタリア・メディア『Il Fatto Quotidiano』が彼の特集記事を組んだことが『Yahoo!ニュース』で配信されました。
下は実際の『Il Fatto Quotidiano』記事リンク。
そして『スコットランド』の名門、今も日本人選手が4人在籍することで多くの人にも馴染みがある『セルティック』においても44歳のお祝いと『中村俊輔』在籍時のゴール集がTwitterにて発信されてます。
🎂 Happy birthday, Shunsuke Nakamura 🇯🇵
— Celtic Football Club (@CelticFC) 2022年6月24日
Enjoy ALL of his #CelticFC goals in 60 seconds! 🍀⚽️ pic.twitter.com/tGMXmtI3wd
どのゴールも美しい軌道で惚れ惚れするものばかり、『セルティック』で元スウェーデン代表の『ラーション』に次ぐレジエンドと言われ続けるのも納得ですし、現在日本選手が『セルティック』に受け入れられる土壌を作ってくれたという意味でも『ありがとう!』、そして『おめでとう!』という言葉が自然とでてきてしまいます。
ところがYahoo!ニュースで6月24日から25日にかけてこれらのニュースが数多配信されているのですが・・・
出典:「ナカムラを覚えているか」鮮烈なセリエAデビューから20年、44歳となった中村俊輔を伊メディアが特集!「優美な日本人だ」(SOCCER DIGEST Web)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
上は冒頭のヤフーニュースのコメントの一部ですけど、『中村俊輔』を賞賛するコメント書き込みの全てで赤ポチ(Good)に対して青ポチ(Bad)が2倍以上になっているんですよね。
リアルタイムで彼を見てきた私からすると、マリノスサポとして小さなことを言えば色々ありましたが、総合的なところでみたら賞賛の一択しかないように思うんですけどね、ましてイタリアとスコットランド(イギリス)が彼の誕生日を祝ってくれるなんて、同じ日本人として喜ぶ他に何があるのでしょう?
確かにアンチ『中村俊輔』は昔からいるのは解っていますが、それにしては賞賛するコメントに異常なほどに青ポチが多い、そして記事じたいが『中村俊輔』を賞賛するものなので記事に批判的なコメントは圧倒的に少ないんですけど、批判コメントには赤ポチが多い。
この現象にたいしてアンチ『中村俊輔』の仕業ではなく、現日本代表こそが歴代日本代表でもっとも強いと言っている人達の仕業ではないかというコメントがありましたけど、どうなんでしょうかね?
コメントの中では現日本代表にFK、CK、パサーのスペシャリトがいないことを指摘しているものもありましたけど、だからと言ってどうなのかと思います。
リアルタイムで『中村俊輔』のもっとも輝いていた『セルティック』時代を知らない人も多いとは思います。
コメント内容を見ると、リアルタイム世代と思われるのがほとんどなので、非リアルタイム世代がノスタルジーに浸る世代に対しての反発と考えるのが妥当なのかもしれない。
リアルタイムで『中村俊輔』を見た時代もすでにインターネットは普及してたけど、今ほど誰もが利用していたわけではない、これだけネットが身近になった時代に昔からあるヤフコメを非リアルタイム世代が利用しているかという疑問もあるのですが青ポチの多さの原因はそれくらいしか想像できないんですけどいかがなもんでしょうか?
妻にこのことを言ったら「病んでる人が多いんだよ」の一言でした。
リアルタイムで『中村俊輔』を見てきたし、応援してきたものとしては、純粋に異国の地でいまだに記憶に残る選手であるということは日本人として誇らしく思うし嬉しく思います。
振り返って現日本代表をみるにつれ、外国で活躍する選手が増えたのは確かなんだけど、クラブにとって、クラブサポーターにとって記憶に残るほどの活躍をしている選手がいるのだろうか?
もちろん、これからそういうふうになっていく選手はいるかもしれないけど、現時点ではいないことは紛れもない事実。
そう考えると昔に比べると選手個々の平均点は上がったけど、チームとしての平均点はそれほど上がってないように思えるんですよね。
監督ばかりが批判の対象になるのも解らなくはないんだけど、今回『中村俊輔』44歳の誕生日におけるイタリアメディアやセルティックのニュースを見て、あ~現日本代表選手でこんな扱いを受けてる選手はいないよな~と改めて考えさせられた次第です。
追伸
ヤフコメなどでは、カズ同様に「いい加減に引退しろ」みたいなことを言う人も多々いますけど、決めるのは本人だし、選手として需要がある限りは現役として頑張って欲しいと思ってます。
個人的には『マリノス』の先輩であり、その先輩の最後の所属クラブでもあり、今はJ3で戦う『松本山雅FC』を上のカテゴリに導き、自らの花道を飾ってくれたら、ドラマとしては綺麗に完結するのにと勝手に思い描いています。
以上