プロローグ
2020年10月7日に作曲家「筒美京平」さんが亡くなったことが報じられました。
あらためてわたしの印象深い「筒美京平」さん作品を振り返り、少ないですけど10曲をセレクトしてみました。
1970年代、1980年代にテレビやラジオから流れていた曲、70年代は朧気な記憶とリアルタイムではなくても聴き覚えのあるもの、80年代は素直に受け入れられなかった曲も多々あり好き嫌いはありましたが今でも耳に残る曲ばかりです。
「筒美京平」さんが作った曲はたくさんあり過ぎるので、わたしの好きな曲をベスト10形式で70年代編、80年代編の2回に分けて書きます、各年代10曲でも足りないんですけど、多すぎて収拾がつかなくななるので10曲にしときます。なお、1960年代、1990年代以降はわたし的にはありませんでしたので70年代、80年代限定です。
あれが入ってないとかあり得んだろ!ってのも多々あると思いますが、わたしの好きな曲なんで、コメントいただければ嬉しいです。
手がけた作品が多すぎるので、これはウィキペデイアに丸投げです。
あらためて見ると本当に凄いんで普段は見なくても今回はウィキも見ましょう。
ベスト10とかいうと、いつも上からが良いのか下からが良いのか考えてしまいますね、見る側のことを考えたら1位からなのかなと思います。だって、とりあえず1位は知りたいでしょ。
記事が面白ければ10位から始まって、どんどん引きずり込まれて最後に1位でドーン!!が理想なんですけどね(笑)まぁ見ていただいた方のお好きにしてください、見にきてくれただけでリアルに嬉しく思っています。
1970年代 ベスト10
動画は重くなるのでトップ3しか貼りません。
10位:さらば恋人 ー 堺正章
リリース:1971年5月1日
作詞:北山修
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
「堺正章」さんのソロデビュー曲、1971年第13回日本レコード大賞・大衆賞、1971年のオリコン年間シングルチャート10位、最高順位は週間2位。
もうちょっと詳しくは ⇒ さらば恋人 - Wikipedia
9位:時代遅れの恋人たち ー 中村雅俊
リリース:1978年11月1日
作詞:山川啓介
作曲:筒美京平
編曲:大村雅朗
中村雅俊主演のテレビドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」の主題歌、オリコンの最高順位は週間18位。
もうちょっと詳しくは ⇒ 時代遅れの恋人たち - Wikipedia
8位:たそがれマイ・ラブ ー 大橋純子
リリース:1978年8月5日
作詞:阿久悠
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
1978年第20回日本レコード大賞ノミネート曲、オリコンの最高順位は週間2位、「徳永英明」さん他多くの方がカヴァーしています。
もうちょっと詳しくは ⇒ たそがれマイ・ラブ - Wikipedia
7位:私の彼は左利き ー 麻丘めぐみ
リリース:1973年7月5日
作詞:千家和也
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
1973年第15回日本レコード大賞・大衆賞、第4回日本歌謡大賞・放送音楽賞、1973年のオリコン年間シングルチャート11位、最高順位は週間1位。
全然リアルタイムではないんだけど、これを聴いたときに「左利き」にりたいと真面目に思ったものです。リアルタイムで聴いていた彼女と同世代はどう思っていたのでしょうね。
楽曲についてもうちょっと詳しくは ⇒ わたしの彼は左きき - Wikipedia
6位:ロマンス ー 岩崎宏美
リリース:1975年7月25日
作詞:阿久悠
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
1975年第17回日本レコード大賞・新人賞受賞、第6回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞、第8回日本有線大賞・優秀新人賞、1975年のオリコン年間シングルチャート6位、最高順位は週間1位。
「岩崎宏美」さんというと「コロッケ」さんの物真似を思い浮かべてしまうんだけど、それは「シンデレラ・ハネムーン」、「ロマンス」の物真似は見た記憶がありません。パロディにしちゃいけない雰囲気が漂う名曲です。
もうちょっと詳しくは ⇒ ロマンス (岩崎宏美の曲) - Wikipedia
5位:魅せられて ー ジュディ・オング
リリース:1979年2月25日
作詞:阿木燿子
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
1979年第21回日本レコード大賞・大賞、作曲賞(中山晋平賞)、第12回日本作詞大賞・大賞、第8回FNS歌謡祭・最優秀歌唱賞、第8回東京音楽祭国内大会・ゴールデンカナリー賞、第8回東京音楽祭・銅賞。1979年のオリコン年間シングルチャート2位、最高順位は週間1位(9週連続)。
9週連続で1位となりながら年間チャートでは2位、1位は「渥美二郎」さんの「夢追い酒」、こちらは年間1位ですが週間では2位が最高でした。
きっと多くの人は70年代で「筒美京平」さんの代表曲といえばこの曲になるんでしょうね、子供心にこれを見た時は見てはいけない大人の世界を見てしまったような気持ちになったことを覚えています。
アレンジも「筒美京平」さんが手がけてますが、凄過ぎて今聴いてもゾクッとします。
もうちょっと詳しくは ⇒ 魅せられて (ジュディ・オングの曲) - Wikipedia
4位:赤い風船 ー 浅田美代子
リリース:1973年4月21日
作詞:安井かずみ
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
1973年第15回日本レコード大賞・新人賞受賞、1973年のオリコン年間シングルチャート10位、最高順位は週間1位。
オリジナルの「浅田美代子」さんヴァージョンは誰もが知っている通りの出来栄えですけど(笑)
「森昌子」さんや「石川さゆり」さんのカヴァーヴァージョンを聴くと、月並みな表現ですけどホッコリします。
もうちょっと詳しくは ⇒ 赤い風船 (浅田美代子の曲) - Wikipedia
3位:17才 ー 南沙織
リリース:1971年6月1日
作詞:有馬美恵子
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平
「南沙織」さんのデビューシングル曲、1971年第13回日本レコード大賞・新人賞、第2回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞、第4回新宿音楽祭・金賞、1971年のオリコン年間シングルチャート11位、最高順位は週間2位。
これもリアルタイムでは聴いてません、「森高千里」さんのカヴァーヴァージョンから遡って「南沙織」オリジナルを聴いたのですが、それぞれに魅力があって優劣なんてつけれませんね、「森高」ヴァージョン込みでわたしとしては3位です。
それにしても改めて「南沙織」さんのデビュー当時とても17才には思えないですね、大人びた美しさが素敵で失礼ですけど27才に見えます(笑)
歌詞はこちら ⇒ 南沙織 17才 歌詞 - 歌ネット
もうちょっと詳しくは ⇒ 17才 (南沙織の曲) - Wikipedia
2位:芽ばえ ー 麻丘めぐみ
リリース:1972年6月5日
作詞:千家和也
作曲:筒美京平
編曲:高田弘
「麻丘めぐみ」さんのデビューシングル曲、1972年第14回日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞、1972年のオリコン年間シングルチャート17位、最高順位は週間3位。
もうとにかく好きです、清純派とは彼女のためにある言葉だと思えてしまいます。あ~本当にあと10年早く生まれてリアルタイムで彼女を見たかったですって曲の感想になってませんけど、彼女の魅力をまんべんなく引き出した作品だと思います。
♬もうあなたのそばを 離れないわ~♬言われたいです(笑)
歌詞はこちら ⇒ 麻丘めぐみ 芽ばえ 歌詞 - 歌ネット
もうちょっと詳しくは ⇒ 芽ばえ (曲) - Wikipedia
1位:木綿のハンカチーフ ー 太田裕美
リリース:1975年12月21日
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
1976年のオリコン年間シングルチャート6位、最高順位は週間2位、改めて確認すると賞レースに一切絡んでないことに驚くとともに、カヴァーしているアーティストの多さに驚きます。
4番まである歌詞をなぞるととても悲しくなるんですけど、その悲しさが「筒美京平」さんの曲、「筒美京平」さんと「萩田光雄」さんのアレンジ、そして「太田裕美」さんの歌声で悲しい歌詞を悲しくさせない。
ゆえに70年代の「筒美京平」さん作品としては最も好きな作品です。
歌詞はこちら ⇒ 太田裕美 木綿のハンカチーフ 歌詞 - 歌ネット
もうちょっと詳しくは ⇒ 木綿のハンカチーフ - Wikipedia
番外:
1960年代は筒美京平さんの作品もまだ少なく、そもそもリアルタイムで聴いたものがないので好きといえる作品がないのですが、少しだけでもセレクトしようと思ったのですがこれしかありませんでした(汗)
- ブルーライトヨコハマ:いしだあゆみ:1968年
- サザエさん:宇野ゆう子:1969年
- サザエさん一家:宇野ゆう子:1969年
まとめ
わたしの好みで70年代の「筒美京平」さんがてがけた作品10曲をセレクトしましたが、本当はもっともっと紹介したい曲もたくさんあります。
わたしはこっちのほうが好きとかありましらコメント、ブコメいただけたら嬉しいですし、わたしも聴いてみようと思いますのでコメください。
出典:筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967~1997 2013Edition | 筒美 京平 | ソニーミュージックオフィシャルサイト
近日中に80年代編もアップします。