通夜・葬儀に限らず法事には供花がつきものです。
先日、亡き父の三回忌を行いました。
ちょうど一年前の一周忌は初めて私が中心になって
法要を営むこともあり、法要を開催する2ヶ月ほど前から
毎週慌ただしい週末を過ごしました。
地域や宗派によって差はあると思いますが、準備はこんなとこ。
箇条書きにするとこんなものですけど、
それぞれに相応の工数かかってます(笑)
上記したなかで一番悩んだのが『供花』です。
一昨年の通夜・葬儀、四十九日 は解らないこともあり、
業者さんにお任せしてしまいました。
その時もけっこうな値段するな~と思ったものですけど。
その他については今までの経験とか、
お寺に関係することなら住職さんに遠慮なく聞いてました。
その方が早いし確実ですしね。
繰り返しになりますが『供花』です。
一周忌は親戚からも花を供えたいという話もあり、
一年前にお世話になった葬儀社さんに
親戚から頼まれたもの、こちらから出すもの、
盛篭などなど一括してお願いしました。
で、気になるのはお値段ですよね。
参考までにこんな感じですね、
私はこの画像元にお願いしたわけではありませんが、
価格帯としてはおなじくらいです。
出典:https://www.moshimo.net/order.php
見たことがあると思いますが上記に名札(立札)が付いたり、
供花台に乗ったりします。
葬儀社さんで扱う花というのは通夜・葬儀、四十九日用といってもいいので、
一周忌以降の法事に供える花としては豪華過ぎるかもしれませんが、
見栄っ張りな親戚の皆々様はこのくらいが標準相場です。
宗派や地域、親戚関係によっても変わります(笑)
先日の三回忌は『新型コロナウイルス』の影響もあり
母と妹と私の三人だけで行いました。
そのため、一周忌ほど工数を割いていません。
本題の供花についてです。
母に相談したところ「葬儀社さんにお願いしたら」と即答でした。
お花くらいケチるなといわれそうですが、
一周忌は『名札(立札)』付きの供花を飾りたい親戚に
付き合ったというのが私の本音です。
母が亡き父を思って立派な花を飾りたいというのなら
こちらもそのように手配しますけど、
そうではないので即却下しました。
あらためてお馴染みの「フラワーギフト」サイトで調べると・・・
ちょっと立派になるとそれなりの値段になることに驚きました。
ちょっと立派になると葬儀社さんと変わりません(汗)
結局どうしたかというと、地元のよく利用する花屋さんに
『フジテレビフラワーネット』に掲載されている以下を参考に
同じ価格で白菊を黄菊にアレンジしてもらいました。
出典:https://www.fujitv-flower.net/99999999/877.html
三回忌当日に花屋さんに寄り、注文していた花を受取り、
法要開始30分前に本堂に飾らせていただきました。
花屋さんで当日にセッティング可能とのことでしたが、
自分たちで行いました。
盛篭(果物)は神奈川県内の青果店にネット注文。
悪くないですよね(笑)
自分が存在するのは先祖あってのことです。
昔からの慣習を全否定するつもりはありませんが、
生きている人に負担がかかるような行事を故人が
望んでいると私は考えたくありませんし、
やがて私が故人になった時それを望みません。
無理をせずにできる範囲でこれからも古き慣習を
繋げていきたいと私は思っていますが、
それを自分の子孫には無理強いはしません。
だって少子化ですし負担も大きいですから。
先祖は敬いたいけど考えてしまいますね。
いずれリアルに仏事費用についても書きたいと思います。