sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

大相撲春場所 無観客開催!?

 

やっと決定!?

 

3月1日の臨時理事会で大相撲春場所

無観客開催が決まりました。

www3.nhk.or.jp

 

多くのスポーツイベントが早々に延期、中止、

無観客開催と決定するなか煮え切らない相撲協会

ついてちょっと前に書きました。

www.sugarless-time.com

 

無観客開催の内容を上記NHKのリンクから

個人的に気になることだけおさらいすると・・・

現役時代は思い切りの良い相撲が印象に残っている「北勝海」ですが、

理事長になってからはマイナスイメージしかなくて

今回も月並みなコメントでした。

無観客であっても力士の白熱した取組を約束する

相撲を取るのは現役力士だし、観客の応援がなくなる状況で

白熱するような施策とか考えているとは思えないんですけど。

 

開催中に力士などに感染者が確認された時点で中止

ひっかかるのが「力士など」というくくり、

無観客であっても相撲関係者はもちろん、会場には

報道関係者の出入りもあるはずです、

どこまでが「など」なんですかね。

 

販売済みチケットの払い戻し

「満員札止め」の場合、7000人余りの観客となり、

15日間の入場料収入はおよそ10億円が見込まれていた

とのことですが、わたしてきには普通にニュースを

ウォッチしている限り「稀勢の里」引退以降は

人気も下降気味だと思っていたので、いまだに

「満員札止め」って意外な気がしますけど・・・

高齢化社会」加速中ってことですかね(笑)

 

相撲茶屋は大きな痛手

チケット販売の委託、お土産、お弁当の販売で期間中に

数千万円の売り上げを見込んでいたとのことだが、

お土産等の商品については発注はとっくに終わっていることは

容易に想像できるが、お弁当については「相撲協会」の

決定が早ければ最小限の損失で済んだ可能性もある。

リンクでは「相撲協会」と協議ということを伝えているが

ここでの「相撲協会」の対応にも注目したい。

 

懸賞はあり

もちろん、無観客でも勝負の世界ですから、

やるからには勝つほうが良いに決まってますが、

モチベーション高揚に「懸賞金」はかかせない気がします。 

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acworksさんによるイラストACからのイラスト 

 

そもそも懸賞(懸賞旗)って誰向けなんですかね?

  • 応援する力士
  • 観客への広告効果
  • 全国放送での広告効果

 

相撲協会に「懸賞について」の説明があります。

http://www.sumo.or.jp/IrohaOther/kensho/

 

広告媒体として全国放送で流されるわけですから

広告媒体としてはかなり格安ですよね。

令和元年6月に改訂し9月場所から以下の額になったようです。

1本:70,000円(税込)

1場所(15本):1,050,000円(税込)

※1日1本以上、1場所15本以上から申し込めるそうです。 

 

70,000円の内訳は

勝ち力士獲得金額:60,000円

手数料:10,000円

※勝ち力士獲得金額といっても全額もらえるわけでは

ないようです、30,000円が納税充当金として相撲協会

勝ち力士名義の預り金となり、手取りは30,000円です。

 

広告媒体といってもお目当ての力士の応援すると

いった意味合いも強いのでけっこう?もらえます??

人気力士となると片手で受け取れないくらいの時も

ありますからね。 

 

旗じたいは懸賞主の持ち込みのようです。

相撲協会のリンクには「旗の制作業者」が

掲載されています。

 

でもね・・・ 

最近では栃ノ心が けっこう好きでした。

しかし大関昇進するも怪我が原因で大関陥落、

大関復帰するも、怪我が原因で2度目の大関陥落

この春場所番付では西前頭九枚目まで落ちている。

 

そんなけっこう好きな「栃ノ心」のぐるぐるに

巻かれたテーピング姿を見るたび可哀そうになる。

痛々しい姿は「栃ノ心」に限った話ではないが、

とにかく多すぎる。

怪我に強いことも力士の強さなのかもしれないが、

近年では万全の体調で土俵にあがる力士のほうが稀だ。

 

興行である限り、商品である力士を

万全の体調で望ませるのも「相撲協会」の務めだと思う。

 

無観客開催などいわず中止でも

良かったのではないだろうか?

集中した治療が必要な力士はたくさんいるはずだ。

 

初日からテーピングをぐるぐる巻きにした力士が

土俵にあがる光景は異常だと思う。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

(了)