紫花豆が来たよ
昨年末に母の実家がある長野の叔父から紫花豆を送ってもらいました。
ど~ん、1Kあります。
大きさはというとバラつきもありますが40mm!?
ちまたでは大粒といわれるサイズは30mmといわれています。

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大粒になると末端価格100gあたり500円前後ですね。
とても高価な食材です、今回送っていただいたものは粒にバラツキはあるものの普通に買ったら5,000円です!?
元々は妻がリクエストして送ってもらったものですが、ちょっと調理してみたいことがあったので100gだけということで「紫花豆 グラッセ風」を作りました。
紫花豆 グラッセ風
グラッセとは・・・
グラッセといえばマロングラッセがまっさきに思い出されますね。
そもそもグラッセとはフランス語の料理用語で「バターなどでツヤをだすこと」、「砂糖などでツヤを出す」調理法を示します。
洋食の付け合わせに添えられるバター風味のニンジンもグラッセですよ。
下準備
母→妻→私への口伝をもとに調理しました。
今回使う量は100gです。
まずは紫花豆をもどします(十分に水を吸わせます)乾燥しているせいか最初はみな浮いてます。
上は2/1(土) 10:00頃
母(妻)いわく起きているあいだは3時間毎に水の入れ替え、豆の洗浄を繰り返します。
母(妻)いわく豆の大きさにもよるが2日前後はかかるそうです。
私は6時間おきくらいに水の入れ替えと豆の洗浄を繰り返しました。
けっきょくなかなかいい状態になるには時間がかかりました。
水を含んだあとに豆の皮のしわが伸びるくらいがよいそうです。
2/3(月)20:30
会社から帰宅後の状態です。
だいぶ水を含み沈む豆も増えてきました。
もうちょっと漬けておいてもいいくらいですが、私は普通にリーマンなんで、さらに24時間漬けると戻し過ぎるような気がしたので調理開始です。
調理開始
100gなので小鍋で煮ます。
その1
たっぷりめの水から中火で沸騰するまで煮た後に、弱火にし計30分ほど煮ます。
その2
下は最初の30分です、この後に豆を水で洗浄し、煮汁を捨て鍋も洗った後に新しい水で「その1」と同じ要領で再度煮ます。
その3
2回目が終わったあとに豆の柔らかさを確認し、まだ固いようでしたら「その1」を繰り返します。
その4
豆が柔らかくなったら煮汁は豆が半分ほど浸るていど残して砂糖を加えます。クックパッドなどを見ると豆と同じ容量の砂糖を加えますが、今回は80gほどに抑えます。
まずは40gの砂糖をくわえ弱火で30分ほど煮ます。
その5
「その4」の後に30分ほど放置して熱を取ります。
その6
残りの砂糖40gをくわえ弱火で30分ほど再び煮ます。
その7
ここでこれの登場です!?
年末に床下から発見された年代物の「CAMUS」です。
鍋がぐつぐつしだしたら、大さじ一杯の「CAMUS」をくわえます。
十分にアルコールがとぶまで煮込みました。
その8
こんな感じになりました、ブランデー効果でしょうかね画像が悪いですけどいいツヤが出ている気がします。
出来上がりました
熱が取れたら冷蔵庫でさらに味を浸み込ませ完成です。
まとめ
砂糖を少し控えめにしたこともあり甘さとブランデーの香りが絶妙、ねらったとおりマロングラッセ風の味わいで紫花豆のしっかりとした豆感も損なわない初めてにしては上出来すぎる仕上がりとなりました。
本当に美味しかったです、妻も驚きの出来栄えでした(笑)
(了)