sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

三浦知良(カズ) 契約更新-2020年

 

三浦知良 2020年シーズン契約更新

2020年1月11日(土)とうとう公式発表がありました。

www.yokohamafc.com

 

なんなんすかね~

「カズ」の最盛期を知っているだけに、

うまく表現できないですね~

選手として通用しないのに現役を続けるということに・・・

 「そこに愛はあるのかい?」

ja.wikipedia.org

 

2019年11月24日

 横浜FCがJ2リーグ2位を確定し、

13年ぶり2度目のJ1リーグ昇格を決めた。

www.yokohamafc.com

 

メディアの扱いはというと・・・

ほとんどの見出しは「カズ」or「俊輔」+「J1昇格」

全てのリンク掲載するわけにもいかないので日刊スポーツから

1部を掲載するとこんな感じですね。

www.nikkansports.com

www.nikkansports.com

www.nikkansports.com

www.nikkansports.com

仮に「中村俊輔」が途中加入しなかったらと思うとゾッとしますね。

 

そしてJ1昇格後も・・・

日刊スポーツサイトで横浜FCで絞り込むと・・・

 

www.nikkansports.com

 

ほぼ「カズ」です。

 

しかし、辛口でお馴染みの「セルジオ越後」さんはというと

予想通り手厳しい??

www.tv-tokyo.co.jp

 

が「セルジオ」さんの辛口なんて実際には辛くありません。

ネット上では更に辛辣なコメントが多く見られます。

リンクははりませんけど興味のある方はそういう

掲示板を覗いて見てください。

 

わたしは「カズ」の全盛期を見ていますけど、

フランスW杯予選あたりから選手としては下り坂で、

特別な存在という感じはしなくなりましたね。

「日本サッカー」、「Jリーグ」、「ヴェルディ川崎(当時)」、

そしてマスコミにとっては特別な存在だったんでしょうけど・・・

  

J1昇格に向けて

2019年シーズン終了後、Jリーグ各クラブは2020年チーム編成に

向けて動き始めます。ところが横浜FCの動きは他クラブにくらべると

遅い、ただでさえJ1で1シーズン戦える選手層とは言い難いのに・・・

 

カズ契約更新までに公式発表されたのは・・・ 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.yokohamafc.com

 

www.jleague.jp

横浜FCの公式が最近リニューアルされたようで、一月前以上の

公式発表は見れないもようです。

 

2020年1月11日現在までの選手の動き

OUT(移籍・退団)
ポジション 選手名 内容 所属
FW 山本 凌太郎 契約満了
MF 立花 歩夢 契約満了
GK 辻周吾 完全移籍 愛媛
FW 戸島章 期限付き移籍 大宮
GK 大内一生 期限付き移籍 YSCC横浜
MF 前嶋洋太 期限付き移籍 水戸
DF 北爪健吾 完全移籍
DF 渡邊一仁 完全移籍 愛媛
DF 乾大知 完全移籍 松本

 

IN(移籍・新加入)
ポジション 選手名 内容 所属
MF 熊川翔 完全移籍 いわきFC
MF 手塚康平 期限付き移籍
FW 一美和成 期限付き移籍 G大阪
DF マギーニョ 期限付き移籍 川崎F
DF 志知孝明 完全移籍 水戸
GK 六反勇治 期限付き移籍 清水
DF 小林友希 期限付き移籍 神戸
MF 安永玲央 期限付き移籍から復帰 金沢

 

う~ん知らない選手ばかり「六反」 しか知りません(汗)

 

2020年1月13日に新体制発表記者会見があるようですけど

www.yokohamafc.com

 

ここからが本題・・・ 

2018年度クラブ経営情報開示

Jリーグから発表のあった2018年度の横浜FC決算報告を見てみる。

www.jleague.jp

 

詳細はこちら ⇒ https://www.jleague.jp/docs/aboutj/club-h30kaiji_3.pdf

 

経営情報開示にある損益から一部を抜粋してみる。 

2018年度 J2営業収益 

f:id:sugarless_ice:20200111214906p:plain

横浜FCの営業収益は15億2200万円で10位 

 

2018年度  J2入場料収入

f:id:sugarless_ice:20200111215336p:plain

横浜FCの入場収入は1億6700万円で14位 
 

2018年度  J2スポンサー収入

 f:id:sugarless_ice:20200111215050p:plain

 横浜FCのスポンサー収入は9億2400万円で8位

 

大宮(NTT)、千葉(JR東日本)、京都(京セラ)、

徳島(大塚製薬)、松本(エプソン)など日本を代表する企業が

スポンサーになっているところが上位にいるなかで頑張ってますね。

 

ちょっともどって入場収入ですが、

こちらは14位、ホームとして使う「ニッパツ三ツ沢球技場」の

キャパシティが小さいわけではありません、J2所属クラブとしては

平均的な15,000人強です。

営業収益でほぼ同額の「甲府」が使用する「山梨中銀スタジアム」と

ほぼ同じキャパシティですが、入場料収入は14位。

J1で戦う2020年は人気チームをホームスタジアムに迎えることが

できるので入場料収入は格段にアップすると思いますけど。

 

ウィンウィン 

選手としてはもうとっくに引退するレベルであることは

周知の事実、21世紀になった頃には引き際に

美学を求めるような選手だったら引退してもいいくらいなわけ。

しかし、横浜FCにとっては特別な存在なわけですよ。

  

2005年に「ヴィッセル神戸」から「横浜FC」に移籍するわけですが、

ご存知のとおり横浜FCは「横浜フリューゲルス」消滅後に

フリューゲルス」存続を願う有志による立ち上げをを起源としますが

2005年の時点で組織としては別物になっています。

そうです2005年に実質「LEOC」が筆頭株主になってから、

ずっと現役生活を続けているわけですよね。

www.leoc-j.com

今では「LEOC」のグループ企業としてその名前があります。

LEOCグループ|給食委託会社:株式会社LEOC

 

広告媒体としての横浜FC

前述したグラフなどでも解るように、

横浜FCはスポンサー収入により成り立っているクラブなのです。

 

なぜスポンサー収入があるかといえば、

「カズ」がいることによる各種メディアへの露出頻度から

スポンサーが付き易いというのはごくごく自然な考え。

 

いっぽう「カズ」が在籍していても入場料収入は伸びません、

2005年当初の移籍時当時は「カズ」見たさに観戦に行ったかたも

いるかと思いますが、最近ではまず試合には出ません。

 

横浜FCというのは「カズ」という存在が在籍しているがうえに

広告媒体として多くの企業に利用されているわけです。

私的にはそれを批判するつもりは全然ありません、

それもクラブ運営のひとつの在り方だとも思っていますので・・・

 

2020年J1昇格にあたり「カズ」の去就について色々なところで

批判が繰り返されましたが「カズ」が辞めたらスポンサーは付くのか?

「カズ」が在籍しない横浜FCにメディアは見向きもしないでしょう。

ただ、昨年「中村俊輔」が加入してきたことにより、スポンサー離れの

加速は止めれるかもしれません、「中村俊輔」もメディアにとっては

価値のある存在ですからね。

 

話が前後しますが、「カズ」の去就しだいで2020年予算も大きく変動

した思われます、ゆえに有益な選手補強がなかなか進んでいないのでは

ないでしょうかね。

 

1月13日に新体制発表がありますが発表以降に積極的な選手補強が

始まる気がしますが、多くのクラブが2020年体制をすでに固めつつある

ので厳しいとは思いますが・・・

 

長々とお付き合いありがとうございます。

 

(了)