sugarless time

甘く切ない80年代、甘くない現在の興味のあること中心に綴ります。

横浜Fマリノス優勝

祝! 2019年J1リーグ 

マリノス優勝!!

 

まさか2019年優勝できると思わなかった!?

 

www.instagram.com

 

 

違うから

メディアはこぞって2013年最終節で逆転優勝をさらわれたことを

伝えるが2013年とは違うから安心してください。

 

中村俊輔も中澤祐二もいない、兵藤、中町、富澤、小林(祐)もいない

樋口監督もいないのだ、2013年のチームとは違う。

 

2013年の優勝争いは思い出せば、思いがけない一年だったのだ、

中村俊輔、中澤祐二という攻守の重鎮はいるものの、それだけだ。

とても優勝を狙えるチーム力ではなかった。

 

2013年

データから

まずは当時のデータを見てみよう!!

2013年の25節~34節の順位推移が以下の通り

f:id:sugarless_ice:20191205223749p:plain

 

 

マリノス25節~34節得失点

f:id:sugarless_ice:20191205224442p:plain

25節から34節での得失点は、得点6、失点6、そのうち31節から34節の4節で5失点で得点は2、グラフが立っていない27節、28節はAWAYながら仙台、甲府と続けて0-0、とにかく得点が取れていないのだ。

 

最終的な成績は以下のとおり

f:id:sugarless_ice:20191206204701p:plain

得点ランクは以下のとおり

f:id:sugarless_ice:20191206210017p:plain

チーム得点トップはマルキーニョスだが23節での得点を最後に最終節終了まで結局得点をあげていない、出場していないわけではない24節から最終節で出場していない試合は1試合のみ、23節までに16点をあげている選手が出場10試合で無得点、23節までの得点ペースを単純計算すれば7,8点は取っていなければならないのに(涙)

そんなゴール欠乏状態に陥ったままむかえた残り2節だが・・・

 

 

33節(vs新潟)

私的には2019年33節川崎F戦を2013年の雪辱とあおるマスコミに違和感を覚えた、実際に広島が優勝したのは34節だったわけだが、2013年34節に川崎Fに負けた試合の印象は薄い、33節新潟に負けたことのほうが色濃く鮮明に覚えている。

過去の対戦成績だけみれば圧倒的に有利なうえにホームでの試合、33節(vs新潟戦)だけに焦点を当てれば「マリノスホームで優勝!!」とメディアがこぞって報じるのも無理はないのだが、サポーターはどんな状況であっても、自分たちの愛したクラブを応援する、けど冷静に客観的な分析もできている。
マリノスが得点欠乏に至って勝点を思いのほか積み上げれない期間、上のグラフは25節からだが新潟は前半17節時点で勝点20で13位の状態から18節以降確変して結局最終的には勝点55の7位でシーズンを終えているのだ。
過去の対戦成績、現順位などあてになるわけもないほど歴然とした勢いの差があったのだ。それでも過去の対戦成績にいちるの望みをたくしたのに・・・


優勝に向けての戦略があっても良かったのではと切実に思った、残り2節で勝点2を加えれば下位チームは追いつけないのだ。新潟と引き分ければ、最終節で勝点1を加えれば優勝は決まるのに、普通に戦い、新潟の勢いにのまれ失点し、引き分け狙いで前のめりになった試合終盤に期待されながら結果を出せていなかったFW鈴木武蔵に止めをさされ0-2で敗戦。
優勝どころか勝点も加えることもできず、得点は奪えず、失点を2加えて得失点差は19になってしまっていた。
なんで、こんな結果になったのか勢いの差は歴然としているのに、堅守を軸に最初から引き分け狙いでも良かったのではないか。
試合終盤に前のめりになることなく0-1で負けても良かったのではないか、何がそうさせたのかホームの雰囲気の所為なのか、対戦成績という過去の甘い誘惑に勝てなかったのか、そもそも2試合で勝点2を加えるという戦略は立てれなかったのか、32節終了時点で新潟の勢い、川崎Fの勢いを跳ね返す力は客観的にみてなかったのに堅守を軸に引き分け狙い、あわよくばセットプレイを軸に得点をという戦いが出来なかったのか、今もなお私のなかでは謎です。

 

もっと素敵な総評は以下を参照

malicia.org


34節(vs川崎F)

33節の悪い負け方を引きずったまま勢いのある川崎Fに勝てるとは思えなかった、数字的には自力優勝の可能性があったが、それは数字的な話にすぎない、川崎Fに勝つ要素などないのだから、マリノスの戦いより鹿島vs広島戦のほうが気になってしかたがなかった。

鹿島が勝ってマリノスが負けると、勝点62でマリノスと並ぶことができる、しかし得失点差から鹿島が優勝するには非現実的な大勝をするしかない、優勝には届かなくても勝てばACLへの出場が得られるのだから、ホームで優勝の引き立て役、ACL出場を逃すような失態はないと信じていた。
しかし、広島が前半に得点をあげると、頼みにしていた覚醒し始めた大迫は前半で2枚目の警告を受け退場、負けているうえに一人少ない状況、期待するのは目の前で優勝をさせないという意地だけだったが後半にも失点、頼みとするいつも憎らしいくらいにしたたかで勝負強い鹿島は肝心なときにまったくといっていいほど頼りにならなかったし、この時の大迫はかなり半端だった。

 

マリノスのほうは予想通りだった。

 

もっと素敵な総評は以下を参照

malicia.org

 

振り返り終わり

本当であれば32節の時点、もしくはそれより前に優勝していてもおかしくなかった、外から観ていても樋口監督の采配次第で勝点を落とした試合が少なく見積もっても5試合はある。勝てる試合を引き分けたり、勝てる試合を負けたり、引き分けれる試合を負けたり、少なく見積もっても勝点を7,8点を失っているのだ。
その逆(分け⇒勝ち、負け⇒分け)はあったのかというとほぼないのでは?

最終節で優勝を逃したわけではなく、

最終節で広島が優勝を決めただけだ!


マリノスは最終節より前に優勝を逃していたのだ、それでも結局2位という結果を持って2014年も樋口監督が継続して指揮を執るも、2013年にチーム得点トップのマルキーニョスは年内に神戸移籍、フロントは2013年の雪辱という方向へは舵を取らなかった。

2位の樋口監督を解任するわけにもいかず、戦力をそぐことで一年かけて樋口監督を辞めさす方向へ舵を取ったように思える。

 

 

そして今がある。

 

ガスはすでにガス欠だ!!

 

 

twitter.com

 

(了)