10月5日スポーツニッポン新潟版
J2リーグ アルビレックス新潟に所属し、現在J2リーグ得点ランキングトップにたつFWレオナルド(レオナルド・ナスシメント・ロペス・デ・ソウザ)選手がスポーツニッポン新潟版で日本国籍取得を目指すという記事をtwitterで見つけた。
#アルビレックス新潟 の #レオナルド が将来的に日本国籍を取得する意向を明らかにしました。 #日本代表 入りを目指します!#スポニチ pic.twitter.com/p3Yv0qCvCN
— 福永 稔彦 (@toshifukunaga1) October 5, 2019
10月10日にサッカー日本代表は2022年ワールドカップ・カタール大会のアジア二次予選をホームで格下であるモンゴル(FIFAランキング183位)と戦い6-0で勝利したわけだが、怪我で不在の大迫の影響は大きく、前線でボールをおさめられず、6得点はしたものの単調な攻めに終始した。
大迫不在しいては現在29歳である彼の後継者たる人材が日本サッカー界にいるのかというと、同タイプの選手で代表レベルに値する選手がいない、そんなときに冒頭のニュースだ、信憑性は疑わしいものの、これからに注目したくなる。
レオナルド(レオナルド・ナスシメント・ロペス・デ・ソウザ)とは?
1997年5月28日生まれのブラジル出身の現在22歳、ブラジルの名門クラブであるサントスFCのユース出身、2017年にサントスFCのBチーム(U-23)でプレイし16試合で3ゴール。
2018年にJ3リーグ ガイナーレ鳥取の代表取締役GMの岡野雅行に目に止まり完全移籍すると24得点をあげ、J3リーグ得点王になるとともに、ガイナーレ鳥取のJ3最高順位となる3位進出原動力となる。
2019年にアルビレックス新潟に完全移籍し、現在J2リーグ得点ランキングトップ。
プレイの特徴としてはペナルティエリア内、ペナルティエリア付近でボールを受けると、しっかりコース狙ってゴールする。それほど上背は高くはないのだがフィジカルは強く、キープ力もあり前線で起点にもなれるし、周りをいかすプレイもできる、ただしスピード勝負するタイプではなくディフェンスラインの裏に抜けたり、ドリブルで局面を打開するプレイは期待できないといったところです。
過去のサッカー帰化選手は?
今日本列島を興奮させるラグビー日本代表、ほぼ半数が帰化選手ですが、サッカー選手で帰化して日本代表として活躍した選手はそれほどいません、個人的に活躍したと思われる選手を以下にあげます。
●田中マルクス闘莉王
●三都主アレサンドロ
●呂比須ワグナー
●ラモス瑠偉
●ハーフナー・マイク
●李忠成
他にも帰化した選手はいますが、国際Aマッチで日本代表として10試合以上出場した選手となると6名しかいません、調べてみると思っていた以上に少なくて驚いています。
今後どうなる?
過去にもブラジルから日本へ渡り、日本国籍取得が噂された選手は何名かいます、浦和レッズで活躍したエメルソン選手、川崎フロンターレで活躍したジュニーニョ選手などが有名ですが、前者はカタールのクラブチーム アル・サッドの高額オフォーを受け移籍、後者は年齢的な面やブラジル代表として親善試合に出場していたことなどから日本国籍取得にいたりませんでした。
レオナルド選手については、来期アルビレックス新潟がJ1リーグに昇格するかどうかにもよりますが、J1リーグのどこかに移籍すると思います、そして中東や中国のクラブチームからの高額オフォーを受けて移籍というのが悲観的な予想ですが、そうならずに日本代表としてプレイする日を観てみたいものです。