今週のお題「夏うた」
プロローグ
横浜でも鎌倉でもない神奈川生まれ、神奈川育ちですけど、『サザンオールスターズ』、『TUBE』いずれもアルバムは持っていません。
『サザンオールスターズ』は周りが聴いていたこともあり昔はダビングしてもらったテープは持っていた時期がありますが、『TUBE』に至っては自分の意志とは関係なく耳に入ってくるもの以外は聴きません。
なんだろ?夏ってもちろん暑くて熱いんですけど『サザンオールスターズ』とか『TUBE』はまさに暑くて熱くて特に『TUBE』は熱い、でもそんな暑い夏に私が求めるのは『熱さ』じゃなくて『涼しさ』であったり『風』であったりする、ゆえにちょっと好きになり切れない。
そんな私の偏った陳腐な講釈は置いときますけど『村田和人』が好きというのは、そういう私の偏った思考ゆえとは思いますけど。
村田和人
多くの人には馴染みのない名前だと思いますけど、オーバー40世代なら名前くらい聞いたことがある人もそこそこいる気がしますが、どうでしょう?
解らない人のためにいつものようにウィキペディアのリンク貼ります。
2016年に肝臓がんにより亡くなっています、享年62歳の若さでした。
私が『村田和人』を初めて耳にしたのは1983年に『マクセル』のCMソングとして使用された『1本の音楽』、オーバー40ギリギリだと厳しいですけど、アラフィフ以上の世代なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
お薦めの二枚
Boy' s Life
そして『村田和人』にハマったのは1987年にリリースされたアルバム『Boy's Life』、ジャケットで想像できるままの音楽がそこにはあります。
私の中では多数あるJ-POPアルバムにおいて外せない1枚、私以外にも同様に評価される方も多いので(アマゾンレビューも参照)、知らない人にはぜひとも手にとって欲しい1枚、夏のドライブに最適ですから!!
このアルバムには先行リリースされた『湾岸ウイング』がNHKの『趣味講座 ベストサウンド』の主題歌になったほか、アルバムと同時リリースの『Stay The Young』はパイオニア『カロッツェリア』のCMソングにもなっています。
けど私が『夏を感じる歌』は『天気雨を待ちながら』
『Boy's Life』でとことんハマりましたがウィキペディアを見ていただければ解るのですが『東芝EMI』に移籍以降のサウンドはいまひとつで村田サウンド復活は『ビクター』に移籍して1993年にリリースする『HELLO AGAIN』まで待つことになります。
evergreen
1994年にリリースした『evergreen』もお気に入りの一枚で今も大事に持っています。ジャケットもシンプルだけど素敵ですよね。
シングルカットはされませんでしたが、収録曲『TRUST』はフジテレビ『めざましテレビ』のお天気コーナーのBGMとして使われていたこともあり耳にしたかたもいるかと思います、しかもバックコーラスで『山下達郎』さんが参加しています。
リンクはライブヴァージョンですが良い感じですよ。
『めざましテレビ』をきっかけに本格的にブレイクするかと思いましたが、商業音楽の舞台からは徐々に遠のいていったようです。
でも私にとって村田サウンドは『evergreen』であることに変わりはありません、すでにこの世界に『村田和人』さんはいませんが、より多くの人に村田サウンドを聴いてもらえたら、そして気に入っていただけたらいちファンとして嬉しい限りです。
鈴木英人
冒頭の画像はやはりオーバー40世代にはお馴染みと思われる『鈴木英人』さんのイラストです。なぜ『鈴木英人』さんのイラストを持ってきたかというと『村田和人』さんの夏のサウンドにマッチすると勝手に思っているから。
昔ほどそのイラストを目にする機会はなくなりましたが、今でも現役で活動されています、興味のある方はリンクへどうぞ、作品を見ているだけで『夏』を感じれるかもしれませんよ。
また現在8/30まで大阪の天保山ギャラリーで展示会も開催されていますのでお近くの方は行ってみてイラストの中で『夏』を感じてみてはいかがでしょうか。
『村田和人』さんと『鈴木英人』さんで夏を感じていただけたら幸いです(笑)